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ラン・ローラ・ラン

ラン・ローラ・ラン(原題:Lola Rent) 1998 ドイツ映画 81分
監督:トム・ティクヴァ(Tom Tykwer)
渋谷シネマライズにて鑑賞


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ローラ役のフランカ・ポテンテ(Franka Potente)がとにかく全てだ。脇役の人も全員素敵だ。ローラのこの走りっぷりといったらもう。おケツがとってもでかいんだけどこの爽快感のある走り。ブラジャーも肩のところから胸にかけてミエまくり、でもこの息が苦しくならない走りっぷりをみてると何も気にならん。そう、息が苦しくならないって別にかろやかに走っているとかじゃないのよ。場面だけガーッと走って繋いでいるから実際はそんなに走ってないんじゃないの?とかいうことはまったくない。とにかく走るのよ。こんなに人が走る映画は初めてみた。悲壮感がタダよってないのね。もちろん恋人を助けるためにランランランするわけだけど。アクティブシンキングすぎる走りとはこのことよ。私がこのローラの立場だったらすぐ諦めてしまうだろう。タクシーだろう。恋人死ぬだろう。

アニメもうまく使っている、MTVっぽいかな?と最初思ったけど何度もリプレイするうちにアニメが楽しみになってくるのよ。そんなには使われていないけどね。後、最初、脇役達が雑踏でワーってなっていて銀行警備員の人がサッカーボールを蹴ると…という場面がこうなんかグウウときたな。好きなオープニングだなこれ。

一回目、二回目、三回目と同じような場面が何度も出てくるのだけど(3段逆スライド方式ってこのことだったのか!<ハトヤ)微妙なズレがどんどん生じてきて(ズレというより軌道を修正してる感じかな)どの場面も前と同じなのだが、徐々に違う結果になってくるのね。そこが絶妙。どれも納得いくかんじ。お父さんの銀行の重役の人がこれまたいいのよ。この銀行の場面は一回目も二回目も見所のヒトツだよ。走る以外では。

最後の結末はね、ローラの走りっぷりがなんだったの?みたいな感じで(もちろんすごいオマケつきなんだけど)自分の走りのおかげで恋人が助かった結果じゃないのね。パッとみは恋人自身が自分の手で掴んだセーフ結末なのよ。でもね、実はローラの走りによってなわけよ。もちろん恋人にはローラがどれだけがんばったかわかってない結果なんだけどでもローラが何度もリプレイ(もしくは恋人が(でも実際はこれまたローラに走ってもらうわけだが))したおかげによる結果なのよ。ローラが誰かの近くを走り抜けただけでただの通行人の人生が変化してしまう。ローラがその通行人の人生を変えたことによって実はローラ自身の人生も微妙に変わっていての結果が、そのラストなわけ。だからその最後の走りも全然、無駄じゃないの。そうじゃなきゃ恋人は自分の手でカネを取り戻せなかったんだから。

おもしろいのは前に走った(前世の走りなのか?)ことは覚えてないのね。でも一回目には拳銃の扱い方がわからないはずのローラが(強盗するときに恋人に教えてもらう。)二回目に自分が銀行から金を出させるときに「?拳銃なんか使ったことないけどなんだかこの安全装置を外せばいいんだわ?」という台詞はないんだけど表情と行動でそれを表すのね。一回目の記憶(?)みたいなのが残っているのよ。そのあたりもすごく上手な演出だった。

あと ラストのローラの恋人が助かったのにローラが素直になんだか喜べない表情とかよかったな。わかるわかるそうだろうそうだろう!って感じなのよ。でも最後はなんだか前向きにニッコリなのです。(うがってみると、恋人が助かってという単純なニッコリじゃないともとれる。)

とにかくこの映画は観るとすこーんと気持ち良くスカッとすると思うな。しかも小学生とか中学生くらいに観てもらいたいねあたしゃ。女性が強いというのを描いているような映画なのだけれど、「女性に是非!ウーマンパワー!女性がいなけりゃこの世は闇!」って話じゃない。

オトコは泣き言をいい、オンナはいさぎいい、という図式は感じるのですが。屁理屈こねないで、ローラと一緒に走ろうぜって感じです。

この男性恋人は最初、何もかもをローラのせいにするわけ。いくらパニクっているからってそこまでローラを責めないでも?というくらい。でも最後はうまくいってケロケロしちゃってんの。これじゃローラに捨てられるよバカ!そう、きっとカレは捨てられるね。ローラは走りによって恋人を救ったけどたぶん違う何かに向かってくってかんじ。リセット技を繰り返して望む道に進んだけど、記憶がないにしろ、父親のこともう絶対に頼りにしないだろう。母親はローラが走ろうが何しようがまったく何も変わらないっていうのがおもしろかったなあ。

なんかとにかくスカーッとめちゃめちゃ楽しく観れてしまったのでもう一度観たいな。ビデヲ出たら絶対に再見。

そう、音楽もよかったぜ。サントラ購入予定です。


↑以前やっていた映画サイトでの感想(1998年当時)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓

そんなに前だったか。シネマライズで観たの覚えてます。平日の午前中に行ったような気がするよ。午前中か昼の一番目かもしれない。サントラは買ったはず…だけどどこにあるのかな…。「つもり貯金か!」

ひたすらいい映画だった。ビデヲでも再び観たし、母や友人もそれぞれ観に行った映画だったと思う。私は一人で行ったような…。

フランカは美人ではないのだけれど、ファニーで愛嬌があって野太くて最高。この前、『ボーン・アイディンティティー』でマット・デイモンの恋人役をやっている事実に気付いた。ちなみにマット・デイモンとマーク・ウォールバーグを私は常に混同してしまう。区別がつかない。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックにはお兄さんが加入してたんだ!<ウォールバーグ 私はつい一分前まで(ウィキでチェックするまで)マークがニュー・キッズ~の一員だとばかり思っていたよ。長年の誤解よさらば。新しいマークこんにちは。でも覚えられない。昨日、日曜洋画劇場に出ていたのはマーク・ウォールバーグだ。基本的にはいつの間にかマット・デイモンの映画を観てしまっているような気がする。不可抗力的な何かで。

ラン・ローラ~に話は戻るが、フランカの恋人役をやったモーリッツ・ブライプトロイは不思議な顔をしているのでインパクトがあり一発で覚えました。そしていつの間にか彼出演の映画を観ている状態に。『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』にも出ていた。『es[エス]』では主役もやってたね。でも名前を覚えられないの…好みの顔じゃないからかしら。でも顔は覚えている。ファニーフェイス。ドイツ人。『ノッキン~』は主役じゃないし、主役の二人は「男の世界を見せたるぜ』っていう男爆発の映画なんだけどお勧めです。ルトガー・ハウアーも出てくるし!ノッキンはイイ映画でした。ボーイズな何かが漂う…でも男臭い男の映画だった。いえーい。


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映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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