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映画『青い棘』のサントラ サントラシリーズその2

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CDジャケット表

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CDジャケット裏

青い棘』サントラの御紹介

先日、お話したように映画を観た方が当然サントラの効き目(?)は高まります。『青い棘』のサントラも当然そうなのですが、一つの単独のアルバムとしても聞き応えはありました。でも曲の良さをより理解するには映画を鑑賞しているのが前提かもしれません。映画を観ているときから「ああ、オリジナルスコアがとても好みの曲だなあ。他の歌手やグループが提供しているだろう音楽も、1920年代のドイツにマッチングしている」と音楽に心を奪われておりましたよ。蓄音機から流れるノイジー混じりの音楽もノスタルジー調で雰囲気あったし。でも、演奏してる人たちは当然現代の人で、監督が上手に選曲したのでありましょう。オリジナルスコアと既にある楽曲の混合系サントラだと思います。

ドイツのアマゾンでは試聴できますのだ。一曲につき30秒だけれども。→ 試聴ページ


Track Listings

1. Die Liebe in Gedanken - gelesen von Daniel Bruehl und Anna Maria Mühe
2. Was nützt die Liebe in Gedanken - Mardi Gras bb. feat. Daniel Bruehl & August Diehl
1. BBQ Stomp - Till Broenner
4. Im Feld
5. Mir ist so nach dir - M. Spoliansky Reinhören
6. Lady Lei - Thomas Feiner
7. Moka Efti Tango
8. free and easy (the railroad rag) - Mardi Gras.bb
9. Princess Crocodile - FM Einheit feat. Gry
10. Das Manifest
11. Feuertanz
12. you're in my heart (the gramophone song) - Mardi Gras bb.
13. Billy's Trip (Cinemix) - Till Broenner
14. Nacht im Garten
15. An die Liebe - gelesen von Anna Maria Mühe
16. For Now - Thomas Feiner & Anywhen
17. Irgendwo auf der Welt gibt's ein kleines bisschen Glueck - Werner Richard Heymann / Robert Gilbert


1曲目はヒルデ(アンナ・マリア・ミューエ. Anna Maria Muhe)とパウル(ダニエル・ブリュール♪)の劇中でのやりとりが入ってます。

そして2曲目。DVDをお持ちの方は是非チェックしてほしいのですが、本編中は流れないのです。エンディングロールで聞こえてくるよ。この曲、ダニエル・ブリュール君とアウグスト・ディールが歌ってるのですよー。おほほほ。おほほほほ。曲の題名が映画の題名と一緒です。映画のテーマは若さゆえの…といった感じで青い重さがありますけど、この曲は無邪気に二人の若者が放課後の教室や…自宅で議論をしてたついでにピアノを弾きながら…、夜、お酒を飲んだ後に…などのシーンで歌っているようなヤンチャな感じなんです。やんちゃ♪ やんちゃ♪ 

私、『青い棘』はDVDを購入してもすぐに鑑賞しなかったのね。日記を御覧になってくださっている方はご存じでしょうけれど、つい最近やっと観たわけです。でも、サントラはちょいとチェックしてたんですよ。リストなどは眺めていたの。そしたら二人が歌ってる曲があるじゃないですか。なので本編鑑賞に挑んだ時に「どこで二人が歌うのかしら……」とどきどきしながら身構えていたの。でも、本編では一緒に歌ってなかったですよね。ありゃ……見落とした?そんなバカな!と一人芝居をしながらエンドタイトルを見ていると…この曲が流れてきたのでした。

ああっ!本編で一緒に歌ったシーンは撮らなかったのかーーーーー!?

という残念な気持ちと「最初にサントラリストチェックしておいたから気づいたわ…」というほくそ笑む気持ち(邪悪)がミックスベジタブルでした。私は肉も野菜も好きです。

試聴では途中から聴けますが、既に二人目が歌っている場所から試聴は始まってます。その声は…多分なのですがダニエル君だと思う…自信はない。アウグスト・ディールの喋る声はそこそこ聞き分けられるようになったつもりですが、歌われると意外とわかりません。曲の構成としてはまず、一人がラフに歌い、一緒にハモり、そしてもう一人が歌い、そしてまた一緒にハモる…ってなってるのです。最初に一人で歌っているのがアウグスト君だと思うのですけどねえ。声が少し高いのです。ああ、でもわからない。だからこそビジュアルで歌っているシーンを観たいですわい。海外版のDVDだとメイキングが充実してたのでそこで歌ってるかなーとぎらぎらチェックしたけれど歌ってなかった。見落としていたらすみません。メイキングではアウグスト君が私服を着てギターならしてる場面はあるんですけどね。一瞬ですけれども。

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ほら、メイキングでの一幕。じゃかじゃかギターを鳴らして遊んでます。二枚目は誰かに呼ばれて「何?何?」みたいになっている場面なの。とっても可愛いのです。撮影時はギュンターになりきってるアウグスト君だけど、バックステージでは無邪気な青少年なのでした。むほむほ。むほむほ。 撮影の合間は現場の雰囲気にもよるかもしれないけど、この時はリラックスして楽しんでいたみたいですねー。他のメンツも遊んでいるの。


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撮影の合間に遊ぶダニエル・ブリュール♪ 

反対側にもしかしたらアウグスト君がいるかもしれません。ダニエル君側しかメイキングでは写ってなかったの。

そういえば、この映画ブログでは述べてきませんでしたが、アウグスト・ディールはバンドも組んでるんですよ。奥様もメンバーのはず。アウグスト君がリーダーじゃないようなのですけれど、音楽活動もしているの。ドイツにいれば見られる可能性大なのであります。今度ゆっくり御紹介しますけど、アウグスト君が所属してるだろうなーというのが一発でわかる、いい感じで地味なバンドなの。メンバーの人数は多いのに、華やかじゃないというドイツっぷり。もうね、曲の雰囲気と、バンドのメンツを見た瞬間に「ああ…アウグストさんが所属してそう……」って感じだわよ。いい感じでオタク度爆発です。文学青年音楽オタクって感じじゃないですかアウグストさん。全く本当にその通りな状態でありますのだ。好感好感。

話はそれましたが、そんなアウグストさんとダニエル君が歌っているこの曲は映画の題名と一緒なのです。

"Was nützt die Liebe in Gedanken♪" 最後の部分 「が(げ?)だーんけんっ♪」 での二人のヤンチャっぽい歌い方が最高です。 試聴でもその部分は聴けますので是非チェケナ。この曲を提供したMardi Gras bbというバンドは8曲目、12曲目でも提供してます。ノスタルジー社交界ジャズバンド…っぽい。ドイツの大所帯系のバンドだそうですぞ。ドイツのウィキペディアに詳しく載ってます→ Mardi Gras bb

8曲目の明るいブラス曲はダニエル君とアウグストが寄宿舎から別荘に向かう汽車シーンでかかりますよね。

そして私が気に入っている曲が

9曲目 Princess Crocodile - FM Einheit feat. Gry

なのです。題名からしてワニワニワー!わたしはとある理由でワニが好きなのです。ポケモンでもワニノコが好きですよ。ヒノアラシも好きだけど。ヒノヒノ。プリンセス・クロコダイル!王女クロコダイル!何て素敵な題名なの…。

ギュンター(アウグスト・ディール)の別荘で、夜、パーティーをやるじゃないですか。そこでヒルデとエリが踊るシーンでかかってましたよね。可愛い踊り。

↓ 30秒くらいから流れ出す音楽がそうです。40秒くらいで踊りのシーンも出てきますね。





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ヒルデもエリも可愛かったなー。体型も妙にむちむちして色っぽくてよかったであります♪

こちらの曲はFM Einheit さんがGryという女性ボーカルと組んで作った曲のようですな。FM Einheitさんは、ドイツの超有名バンド、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのメンバーだった人です。今でもメンバーなのかもしれないが。って、最近、ドイツ映画を観るようになってからノイバウテンがよく出てくるよ。ほら、ファティ・アキン監督作品『クロッシング・ザ・ブリッジ』はノイバウテンのアレキサンダー・ハッケが色濃い作品じゃないですか。あ、先日感想をアップした『愛より強く』の音楽もアレキサンダー・ハッケが担当してたんだ。

この歳になってノイバウテンの単語を連呼するとは思わなかったぜ。ドイツでは当然のように根強い人気があるんだろうなあ。前も言いましたが、学生時代、ノイズやメタル…でドイツ音楽はまってた人が周りに割といたのでね。私は好んで聴くタイプの楽曲ではなかったので、スルスルスルーとしてきましたよ。にょほほ。

で、FM Einheitさんは日本のウィキペディアをチェックすると…

1981年、パーカッション担当のF.M.アインハイト(ハンブルクの"Abwärts" 元メンバー)がノイバウテンに参加し、ファーストLP 『コラプス(崩壊)』"Kollaps" をリリース。荒っぽいパンク・チューンとインダストリアル・ノイズを混ぜ合わせた未知のサウンドを生み出す。金属板や自作楽器といった機材と、様々な電子音が使われていた。F.M.アインハイトが参加していた80年代のライブ・パフォーマンスは、金属板の打ち鳴らしや機材破壊の大音量で伝説と化している。

だそうですよ。そうそう板を打ち鳴らしてたもの!破壊してたもの!この人がその一端を担っていたのかー!

でも、プリンセス・クロコダイルにはそういったパンキッシュなイメージは皆無ですよね。 Gry さんはFM Einheitのユニットの一人らしいですなあ。デンマークな方のようだ。ソロだったり違うバンドを組んでたり…といった感じ?ドイツ語なのでよくわかりません。でもプリンセス・クロコダイルはヒットした曲らしく、映画と関係なくユーなチューブに音楽だけアップされていたよ!二種類あったけれど、画像がノスタルジーモボモガ(モダンボーイ&モダンガール)風な方を選んでみました。





ね?いい曲ですよね。ドイツですが歌詞は英語です。

歌詞はシンプルでわかりやすく、

"Do do you believe you can hide?"

などの辺りは英語全然わからない私でもわかるのですが…

「アイシネロール」

としか聞こえない部分は何度聞いてもわかりませんでした…。うおう。

"I’ve seen it all."

って歌ってるのですけどね。まあ、言われてみればそうかもしれないけれど、「アイシネロール」と言われて「アイ・ハブ・シーン・イット・オール」に結びつくようになってない日本語英語教育の呪縛から逃れるには何か脳味噌手術が必要だと感じました。私の脳味噌に対してです。みなさんはきっと軽やかに聞こえるでしょう。私は聞こえないもの…。アイシネロールを聞き取れず寿命を全うするような気がします。百歳になっても聞き取れないってことですよ(ぎらつく)!

Princess Crocodile lyrics

でアンド検索すれば歌詞は出てきますので興味がある方はチェケナです。

16曲目  For Now - Thomas Feiner & Anywhen

青い棘』サントラを調べていたらこちらの曲を歌っているトーマス・フェイナーさんのアルバムレビューにたどり着きました。日本アマゾン。日本盤、海外輸入盤、どちらも日本アマゾンで取り扱っていたのでお安い方の海外輸入盤を購入してみたよ♪ そしたらレビューで書かれているとおり、『青い棘』に提供していた"For Now"も入っていました。

Opiates: Revised(ジ・オピエイツ・リヴァイズド)というアルバムです。大人の静かなムードがあるアルバムでございました。『青い棘』のサントラは現状だと日本では手に入りにくいので、もし"For Now"を気に入ったのならばこのアルバムを買うのも一つの手かもしれませぬ♪

日本のアマゾンでは試聴できませんが、アメリカアマゾンだと試聴できました♪ → 試聴ページ

↓こちらは日本アマゾンでの取り扱いページ(日本盤)


ジ・オピエイツ・リヴァイズドジ・オピエイツ・リヴァイズド
(2008/06/25)
トーマス・フェイナー&エニーウェン

商品詳細を見る


アメリカアマゾンでも好評レビューをもらってるアルバムですね。男性のファンが多いのかな。日本アマゾンレビューを拝読すると、ジャケットの写真はジョン・コクトー自身が写っている写真のようですね!それとデヴィッド・シルヴィアンについて皆さん語っているのでプロデュースを兼ねているのかしら。久しぶりに名前を聞いたわ…<デヴィッド・シルヴィアン  もちろんイギリス人。日本でものすごく人気があったイギリスバンド『ジャパン』の中心人物でした。人気あったよね。でも私の学生時代の時は既に違うイギリス旋風でしたな。なのでわたしはデヴィッド・シルヴィアンはかすってないよ!(いいわけ)

音楽の話は映画以上に歳がバレるよね。バレバレ。

『青い棘』サントラに話を戻します。リストには17曲までしか書かれてませんがボーナストラックが四曲も入っていました。オリジナルスコアのインストゥルメンタル系な感じ。

『青い棘』のサントラはここのところヘビーローテでとにかく聴いてますよ。日本にも秋がやっと訪れてニュアンス的にもあってる感じ。映画は夏の避暑地…で遊ぶ風景でしたけれど、日本の温度と照らし合わせると、初秋っぽい雰囲気でしたよね。ジャケット羽織ったり、長袖のシャツ一枚で過ごしてるシーンもあったから。日本の真夏よりも涼しいイメージだわ。初夏といえば初夏なのかもしれないけれど、秋のイメージもある映画だったなあ。


映画のDVDをお持ちの方は、是非また音楽にも耳を傾けてエンジョイしてみてください。
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Posted at 2013.06.14 (23:30) by () | [編集]
いらっしゃいませ☆
> *jonathan* さんへ

こんにちははじめまして! ようこそいらっしゃいませー。アウグストさんのファン様でいらっしゃるのですね。嬉しいでーす。しかも*jonathan* さんは、素晴らしいファービュラスなブログを所持なさっている模様!(後日、そちらにもちゃんとご挨拶に伺いますね♪)

私などよりもしっかりした正当派のザ・愛を感じる素晴らしいブログです!! 是非是非これからもアウグストさんの記事をたっぷりお願いします~。私は最近、映画そのものを鑑賞するのが疎かになっておりまして。どうしても生活のリズムが変化する時ありますよねー。もちろん映画は根源的趣味なので、また舞い戻ってくるつもりなのでブログもこのままにしているんですけどね♪

最近のアウグストさん情報など追っかけてなくて申し訳ないです。

是非、*jonathan* さんのブログを更に充実させていってください。楽しみにしてまーす!!ラブ!

あの歌いいですよねえ。劇中で歌う場面があればわかるのにー!とやきもきします。まだ正解はわかっておりませぬのだー。私は最初の歌声がアウグストさん……と思い込んで聴いてしまってるのですが、確かにダニエルの声にも聞こえますよね。喋る声は全然違うのに歌われると混乱しますなあ。いつか二人で歌ってるところみせてほしいですよねー。それかもうファンレターを書いて本人達に直接聞くしかありません!!(他力本願)

ユーロ高で特にドイツやフランスのAmazonでDVDなどを購入すると高い日々が続いてますよね。特に郵送料が高い!! 意外と最近はUKポンドがお安い感じ……というか値付けがUKだと安いのかなあ? 今日、久しぶりにUKAmazonしたんですが、配送料が安かったです。気のせいかもしれませんけれども。

高くなっても日本版で出て欲しいですよねえ。日本語字幕欲しいなあ。そういうDVDが多すぎますよね。ヨーロッパ系は。アメリカ俳優だって全ての作品が日本公開とはならないのですけれどもねー。ヨーロッパは更にならないですからなあ。

ノーマンさんは最近すごく人気が爆発してますよね。こんなにぶわっと人気が出るとは。昔からのコアファン様もみなさんお喜びなんじゃないかしら。来日もなさったし煌びやかな感じでいいですよねー。私も道ばたで会ってハグしてもらいたいです!!フレンドリーノーマンさん素敵です☆

アウグストさんもファンにはにこやかに対応なさってるみたいなので、それこそベルリンで出会ってみたいですーーーーーーー!!

今後ともよろしくです!!
Posted at 2013.06.16 (21:37) by ヨー (URL) | [編集]
お返事に軽くお返事を・・・
お返事ありがとうございました!
ブログは単なる自己紹介のつもりでしたので、どうぞお気遣いなく~。あ、でもダメ出しなどがございましたら、ご遠慮なくご指摘くださいませー^^

ファンレター、ご冗談でしたでしょうけれど、グッドアイディアじゃないですか(゚д゚)! 私、やってみちゃいますよ。まぁ、サインが返って来ればラッキーくらいでしょうけども^^;

それにしてもヨーロッパ、しかもドイツ映画・オーストリア映画などとなるとホントに日本には来ませんね~。英語字幕があるものはなんとか頑張って観ておりますが、英語字幕無しも多いですし・・・。ヨーさまは字幕無しのDVDも買ってらっしゃる所もスゴいですよね~!愛ですね~!私も気合でイッてみようかなーと考え中です。

では、こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いいたします☆
Posted at 2013.06.17 (01:58) by *jonathan* (URL) | [編集]
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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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