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ファイヤーウォール

ファイヤーウォール(原題:Firewall)  2006年 アメリカ映画


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どうやら明日、テレビ東京で夜九時から「ファイヤーウォール」を放映するようなので、さくっと感想をアップしておこうかと。前に、「キューピーっぷりなポール♪」で一度この映画は取り上げてますが、感想は書いてなかったからね。

感想にいく前に、アメリカ映画なんだけど監督はイギリス人で、ポールもイギリス人だから脚本に加えたのかなーと思ったシーンを抜粋してみます。


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ポールがわざとらしくハリソンのオフィスを訪れるシーン。二度目の訪問だったかな…。

ハリソンの秘書に上のような台詞を言われるの。確かにアメリカのオフィスで(日本のオフィスでもそうだけど)、紅茶を所望する人は少ないよね。社員個人個人が自分のマイ紅茶を用意している場合はあるかもしれないけど、お客さん用に紅茶を用意してある会社は少ないのでは?


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英語だとこうなってました。

また日本語の台詞だと違う台詞だったよ。明日、吹き替え版が見られると思うのでチェケナですね。DVD版とテレビ版では吹き替えした声優さんが違うようだ。ポールの声はDVD版だと井上倫宏さん。俳優さんですが声優仕事だとERのグリーン先生が有名でしょうかしら。そしてテレビ版(テレビ朝日)だと津田健次郎!!ツダケンさんだ。遊戯王で海馬社長の豪快ボイスの人ですよ。優雅で豪快。明日はどちらかしらね。放映するのはテレビ東京なので、もしかしたらテレビ朝日版じゃなくソフト(DVD)版かもしれませんね。DVD版のポール声も素敵だよ!井上さん素敵な声なのでそんなに違和感はないですよ。もちろん本物ポール声の素敵っぷりはご承知のとおり♪それでも、たまには吹き替えでポールの声を堪能するのも新鮮でいいですよね。日本の声優さんは上手ですから♪ 

そうそう、特にポール・ベタニー演じる悪役がイギリス人設定という伏線はなかったと思うし、言及もされてませんでした。ふふーん?

さて、感想はネタバレなので明日の放映で初めて御覧になる方は…お気をつけて!

ネタバレ↓






ポールが唯一、役柄とは関係なく(と、思われる…以前の記事では役柄でぷくってるのかも…と書いたが)ぷにぷにぽにーん、キューピー・マヨネーズちゃん…になっている映画という認識なのですよ。日本未公開の『Creation』でダーウィンを演じた時は役柄で太ったとインタビューで答えていたけれど、『ファイヤーウォール』は単純に私生活でぷよよん中だったという個人的な疑惑を私は抱いています。じろじろ。


感想としては…

ハリソン・フォードはさすがに加齢を重ねたなあ…という印象。でも前の記事でプレミア写真をアップしたけれどプレミアでは若々しかったね。でも『ファイヤーウォール』スクリーン中のハリソンはすごく疲れて見えたよ。もちろん役柄的に切羽詰まるし脅迫されっぱなしなので疲れている雰囲気はあってたと思うが、それとは別の疲れを感じてしまったね。

でも、ものすごーーーーーーく安心感があるのね。何度も言いますがハリソン・フォードとジュディ・フォスターが主役で画面に出ている場合は、彼らにどんな困難が降りかかろうが全てクリアーになるという異常な安心感。弱々しくないんだもの……。

脚本がへたれで弱かったのだと思うけれど、ゆるゆるな緊張映画なの。緊張しないの全然。何か所かは多少緊張するけど、基本的にゆるふんふん。ゆるゆるふんふんゆるふんふん…なのね。

ポール・ベタニー演じるビル・コックスのキャラ設定が曖昧なのもよくなかった。悪いんだか、そうでもないんだかわからないのよ。もちろん悪人なんですよ?犯罪者で子供にも容赦ない設定だけど、基本的には「家族に手を出すなよ?」と仲間のワルどもを締め上げたりしてるのね。フレンドリーなの。拉致してるわりにはファミリーっぽいの。でも、唐突に子供に対してひどかったりするの…それは実は萌え部分でもあるんですが、ビル・コックスの曖昧さの象徴シーンとも言えましょう。そこは本当にワルなんですよ。アレルギー&クッキーシーンね。あそこのポールは優しさをこれでもかと醸しだしながら…実は…っていう演技が炸裂してましたね。鼻血ぶー!


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パンケーキを朝食に作るポールさん。ハリソンの子供は喜んでるの。もちろんこの後、ハリソン父さんに「遊び友達じゃないんだぞ!」って怒られるんだけれどもね。


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優しさで我々をきゅーんとさせようとするポールさんと子役の子。でも酷いのね…この後…酷いポールさんなの…。子役の子はジミー・ベネット君。現在は14歳になってるようだ。割といい作品にたっぷり出ている売れっ子さんみたいだね♪ 彼はとってもキュートだった♪ きゅーんきゅーん。ポールになついちゃうんだもん。きゅーん。


そして『アイアンマン2』と一緒の感想になるんですが「で、大ボスは誰なの?」って感じ。私は最後まで大ボスがいると思って映画を観ていた。現場のリーダーはポール・ベタニーだけれど、犯罪組織なんだから裏でぐいぐいと太縄を引っ張っているボスが絶対にいるのだと思った。そしたらポールが大ボスだったんですよ。もちろんポールはその資格がある演技力なんだけど、脚本のせいでいまいちその迫力が全面に出てこないというお粗末監督手腕。どうしたことなの…。徹底的なワルでもないし、ものすごい知的犯罪者でもない…そしてそれほど肉体派でもないボス。どうしたこといったい。何をさせたかったのポールに…。

知能、肉体、思い切りのよさ…それは全てハリソン・フォードのものなのです。でも、ハリソンは銀行システムエンジニアなんですよ。理数系設定。肉体関係ない。もちろん画期的なセキュリティーシステムを構築した人だから頭がいいという設定はいい。でもそういう知的理系に見えないという罠。もちろん馬鹿っぽくはないですよ。しかし、ハリソンは文系の頭脳派って感じよね。わかりやすくいうと…歴史学、考古学の人だよね。インディ・ジョーンズ!? そう、それか経済学…法学…あたりの権威ならまだ納得いくかしら。理数系だとしても生物や…地質学ならありかもしれないが、数学系の人…それもコンピューターが得意な人には見えないのであった。これはハリソンの演技力というよりは、脚本&演出ミスだと思います。だってハン・ソロはエンジニアでもあったじゃない?当然、違和感なかったよね。ミレニアムなファルコンを操れるのですもの。整備だってしちゃってたもの。

映画の要であるはずのセキュリティーを解除する方法などもヌルヌルなの…。変な倉庫みたいな場所で解除させられるんだよね。備品室みたいな部屋で…。緊張感がないのよこれっぽっちも。

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ほら…。一応マザーコンピューター牧場っぽい部屋だけど、空いている部屋に無理やりコンピューターを押し込めたって様相なのよ。


家族を人質にとられてるのだけれど、当然、後半に向かって反撃していくわけハリソンが。そこで突然ハリソンは凶暴になる。もちろん相手は銃を持ってるし、犯罪者の方が圧倒的によろしくないんだけど、反撃=相手をぶっ殺す…なわけ。インディ・ジョーンズの時代じゃないんだから…。ただの銀行システムエンジニアがこんなに相手をバキバキ殺していっていいの…?そういう違和感を抱かせる脚本なんですよ。これが例えば一人でも家族が殺される…まではいかなくても重傷を負わされて、復讐に燃える正義のシステムエンジニアなら納得いくんだけど、ハリソンは、こちらが想像している以上に短絡的に殺人をしていく…。違和感!!

もちろんボスのポール・ベタニーをそうしちゃうのは当然なのかもしれないが、下っ端もバンバンやっつける。そこに迷いがないの…。普通のサラリーマン生活を送ってきた人が、幾ら、脅迫されていやな思いをさせられたからって殺人を気楽にしていけちゃうのかしら。もちろん正当防衛ではあるんですけどね。

ハリソンが強すぎる!老けてるのに!

ポール・ベタニーも見かけは頭脳派なんだけど、どのくらい頭脳派なのか、よくわからないのもよろしくない。最強のセキュリティーはそのシステムを作ったハリソン本人しか破れない…という設定なのはいいけれど、それ以外のコンピューター関係にまつわるいろいろに関してはすんごいエキスパート…という描写がないんですよポールに。多少はあるけど、印象に残らない。

かといってチンピラぽくもない…。

穏やかな犯罪映画なの…。ハリソンのおうちは素敵だったわ…。奥さんもお子さんもみんな上手だった。それと悪人チームで、なぜか奥さんに対して母性を感じる人がいたのね。その人の設定も不思議設定なの。何を脚本で表現したかったのかしら。なぜ、ハリソンの奥様役の人に…キューンってなるのか全くわからないのよ。男女としてラブっぽい気持ちというよりは…母性を求めてるっぽいんだよねえ。設定的にはいい感じなのに、上手にいかせてないのだよ。もったいない!悪人側のキャラ設定が不安定すぎ。


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写真だと切れちゃってるけど、一番右にいる人がいい人設定の犯罪者。とてもかわいかった。ちょっとバーナビー・メッチュラートっぽかったかも♪ 

監督はポール・ベタニー主演のロマンチックラブコメディ『ウィンブルドン』も撮ったリチャード・ロンクレイン。『ウィンブルドン』はとってもよかったの。ポール・ベタニーのファンじゃない人にもお薦めできる素敵なロマンチックラブコメディだったよね。ライト感覚にあふれていてファニーだったもの。この映画のキルスティン・ダンストはとっても美しくてかわいかったよ。映画によっちゃ、「え?美人設定なのは違和感…」って言われちゃいがちなキルスティンだけど、『ウィンブルドン』のキルスティンはナイスキャラ設定で彼女の演技があってたよね作品に。

基本的に緊迫サスペンス系は苦手なんじゃないかと思うよリチャード監督……。軽い仕上がりの作品に手腕を発揮するタイプなんじゃないかなあ。

でも、ひどい映画じゃないのです。『ファイヤーウォール』。普通に楽しめるのですよ。ハリソン・フォードが主役ってだけで安定して王道映画ですからね。つまらなくはないし、どうなるのかしら…という行く末は一応楽しめる映画ではある。でもセキュリティーをかいくぐって…ネット戦争をしかけて…というようなストーリーを想像していると肩透かし。基本的にインディ・ジョーンズ。ハリソンが肉体で全てを圧倒する映画なのでありました。

しょうがないか…ハリソン・フォードが主役だもの。という、妙な安堵感に包まれてそこそこ観れてしまう映画なのであった。『エアフォースワン』の緊張感は全くないのでそういうのを期待してはいけないんだけど、ハリソンは活躍します。パソコンはめったにいじらない…そんなシステムエンジニア…。


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ほらもう…これは物語始まって間もないシーンなんだけど、既にハリソンさんからはインディオーラが漂ってるもの。エンジニアオーラじゃないもの……。いつでも臨戦態勢みたいなね。

あ、それとせっかく曲者俳優ロバート・パトリックさんが出演しているのに彼の個性も生かしてなかったよね。彼が黒幕かと思わせる…シーンもなかったし。もったいない配役っぷりなのであった。

上の紅茶シーンで御紹介しましたが、ハリソン・フォードの秘書を演じた女優さんはとってもよかった。彼女は見せ場が結構ある。重要なポジションなの。常に変顔してる不思議ちゃんなんだけど、彼女の演技はとても上手だったわー。こういうファニーフェイスの女優を演出するのが長けている監督なんだと思うよ。女優さんを動かすのは上手な人なのかもしれない。緊迫サスペンスミステリーアクションにその手腕を発揮してはいけなかった。女優さんの名前はメアリー・リン・ライスカブ。コメディエンヌでもあるみたいだ。なるほど。だから変顔も板についてたんですね。誰かに似ているんだよな……。私は観てないので知らなかったけれど、大人気アメリカドラマ『24 -TWENTY FOUR-』シリーズのクロエ・オブライエン役で有名なんですって。御存じの方、多いのでは?


気楽にテレビ放映で観るにはうってつけかもしれません。ポールのキューピーっぷりを堪能してください。それとハリソンのタフっぷりを!老けてるのにすごいです。ちなみに私はハリソン・フォードに恋をしてたよ学生時代。すごーく好きだったもの…。感無量。いつまでもインディ・ジョーンズ&ハン・ソロっぷりを見せ付けて…。

予告トレイラー




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Comments

こんばんは、cueです。
明日の吹き替えですが、津田健次郎さんらしいですよ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/theater9/movie/index.html
私は声優さんはまったく分からないので、どういったお声なのかなーと思っていたのですが、豪快な感じなのですね。優雅で豪快って素敵。
とりあえず明日が楽しみ♪です。
そういえば水曜シアター9、今月いっぱいで終了してしまうみたいですね。深夜の映画番組も減ってきているし、さみしいなあ…。
Posted at 2010.09.14 (21:14) by cue (URL) | [編集]
ツダケン♪
> cue さん、こんにちはー

ツダケンですね!素晴らしい。とても上手な方なので楽しみだなー。今日はリアルタイムで全部は観られないかもしれませんが、録画はしておきます。ほっほっほ。テレビの映画劇場はそれはそれで独特の雰囲気ですからなくなると困りますよね。その昔、ビデヲがまだなかった時(レンタル屋もなかった時代…)洋画劇場は楽しみの一つでしたから…。解説者の人も素晴らしい人が多かったし…テレビ東京も以前は素敵な解説者の人がいたんですけどねえ…。最近はいらっしゃらないですよね。それにしても楽しみだな。何故、今、ファイヤーウォールをやるのかは謎ですね。何となくなんでしょうか。こういうのを決める人になってみたいものだ。
Posted at 2010.09.15 (13:22) by Jarvis (URL) | [編集]
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映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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