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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
(原題:Män som hatar kvinnor)2009 制作 スウェーデン、デンマーク、ドイツ
言語:スウェーデン語

映画の原作「ミレニアム」はスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説。

「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」から成る三部作。

映画予告トレイラー




私は小説未読です。

映画は153分、約二時間半の見応えたっぷりのムービーでした。ダレることなく、最後までぐいぐいと観られました。

感想では犯人についても、謎そのものについても今回は言及しません。何も知らないで観るのが楽しいでしょう。私も予備知識一切なく楽しみました。

それでも感想を書いていくうちに、知らず知らずに謎のヒントを与えてしまっているかもしれませんので、今回は感想を折り畳みます。

しかし私は謎についてあれこれ感想を言うつもりはなく、オヤジヌードに度肝を抜かれた話に特化しました。それと北欧ならではのインテリアやお茶セットみたいな部分に注目しましたよ。

というわけで、18禁&ガールが好きそうな北欧インテリアの話が混在した感想への扉はこちら↓
犯人が誰かは言ってませんが、前半のとあるストーリーは写真付きで全開なので、知りたくない方は注意してください。とあるストーリーは本筋とは関係ありません。それでも知りたくない人は気を付けて!!!










主人公のドラゴンタトゥーの女についてのストーリーを切り離し、謎の部分だけの感想は、ずばり

スウェーデン版横溝正史でした。

これだけでもう横溝ファンはおわかりでしょう。一族の因縁系です。これ以上は言及しません。是非、謎とそこに潜んでいる陰惨な事実は映画でチェックしてみてください。

一族の因縁だというのは、すぐにわかります。依頼人がそういう頼み方をしてくるのです。予告トレイラーにもしっかりその部分はアップされてました。

メインの話である40年前の少女失踪事件と、主役のドラゴンタトゥーをした女性、リスベットの話は、最初、接点がないのです。リスベットの過去についての話は二作目、三作目で明らかになるようで、一作目の映画では基本的に40年前の少女失踪事件が軸になってストーリーが展開します。その事件を解決する、本当の主役はミカエル・ブルムクヴィスであり、彼は雑誌『ミレニアム』のジャーナリスト兼発行責任者兼共同経営者なのであります。ジャーナリストの腕を買われて、とある富豪に未解決の事件を調べてくれと依頼されるのでありました。本来なら雑誌の発行で忙しいので、依頼は受けられないのでしょうが、ミカエルは以前、別の実業家の不正を暴く記事を書き、それで裁判沙汰になっていて、その裁判に負けた直後なんですよ。

それで、彼が本当にガセネタ記事を書いたのかどうかを…裏で調べている人物がいました。調べているのは弁護士なのですが、彼は失踪事件を依頼する富豪の友人なのです。で、調査会社で調査の仕事をしているのがドラゴンタトゥーを持ったリスベットなのでした。天才ハッカーの設定です。

最初は単純にミカエルの問題となった記事にまつわる調査をするために、彼のパソコンや全てのデーターをハッキングして、調査会社に届けるだけの仕事でした。そして、いろいろと総合した結果、ミカエルは決して嘘をでっち上げるタイプじゃないし、潔白だとクライアントの弁護士に告げます。その告げるのも、調査員の立場で「彼は~だ」といは言えないのですが、弁護士に個人的な意見として聴きたいと、しつこく訊ねられ、感想を述べるのです。

ここで、ミカエルを調査する仕事は終了します。

ミカエルは当然、自分が調査されてるのは知りません。なので、しばらく二人の接点はないのです。

ミカエルは少女失踪事件の話を引き受け、事件の調査に乗り出します。これは映画の本筋。

そしてドラゴンタトゥーの女、リスベットの話は本筋とは別に彼女の生活のイロハみたいなシーンを、しばらくスクリーンは映し出すのですが、描写は割とワイルドです。私は平気な描写だったけど、苦手な人もいるかな?

彼女の過去はまだ一作目では語られてないので、よくはわからないのです。(わからなくても一作目の筋には問題ないわからなさ加減)、どうやら一作目だけで明るみに出る話を拾うと彼女は施設(精神病棟?)みたいな場所にいて、幸せとはいえない少女時代を送っていたようなのです。で、社会に復帰しても、後見人がついて、彼女の生活をコントロールしています。この後見人システムは日本にもあるシステムなんでしょうかね?日本だと民生委員さんがそうなのかな。

彼女の今まで後ろ盾になってくれていた後見人はとても話がわかる人だったらしく、彼女の資産も彼女の自由に使って良かったみたいなのですよ。とても良好に関係を築いていたようです。しかし後見人が脳卒中で倒れ、新しい後見人ニルスがリスベットの管理をし始めるのですが、こいつが最悪ですぞー!いきなりセクハラモード全開だ。


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初めて会って何分も経たないうちに、この質問ですよ?久しぶりに胸くそ悪いオヤジを映画で観ましたよ。そういう意味じゃとっても上手。

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この台詞はもちろんリスベットが言っているのではなく、黙っているリスベットにオヤジが次々とセクハラ質問をするのです。

こういうオヤジって外見がゴスパンクみたいなリスベットは好みじゃないと思ったけど、違うのね。リスベットを身体で支配しようとするの。金を渡さないのだもの。自由に使えるはずのお金も渡してくれないし、言うこときかないと、報告書は悪いイメージを与えるように書くぞ?どうなるかわかるよな?と脅すのです。また施設に逆戻りだ…などと脅しまくるんですよ。

リスベットは途中、街のチンピラといざこざになって、商売道具のパソコンを落としちゃうのね。データーは平気だったのですが、パソコンは買い換えないといけない。後見人にお金を頼む。そういう必要経費は普通なら渡してもらえるのです。何たって彼女の資産なのですから。

だが、オヤジは渡してほしければ言うことをきけ…みたいになるの。ベタといえばベタだが、ベタベタして本当に気持ち悪いオヤジなんですよこの人。


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いきなりイラマチオです。フェラチオじゃないですよ?強引に咥えさせるの。イラマチオです。何このオヤジ。死ね。久しぶりに憎悪が湧いた。気持ち悪いのだもの…。「信じてるぞ」なんて言う台詞も吐き気がします!

この後、リスベットが洗面所で口を液体石鹸を使い、ごしごし洗う描写があるのですが、本当にあれくらい洗っても気持ち悪いと思う。リアルな描写ですぞ。

しかもこのクソオヤジはリスベットが我慢してセクハラに耐えたのに、希望の金額をくれないんですよ!なんてクソなの!

目眩がする。

リスベットは知り合いのハッカーに古いパソコンを借りて仕事をします。そしてミカエルのデーターをまだ覗いてしまうのです。ミカエルが新しい何かを始めたのに気付きます。そう、少女失踪事件の証拠写真やデーター、資料が増えていくのをチェックするのね。何か惹きつけられるのでしょうね。このあたりは小説を読むと彼女の心情がもっとよくわかるかもしれません。でも、映画でも違和感ないですよ。

ミカエルはミカエルで何かの暗号を解いたりし始めてるのね。その暗号もデーターとしてチェックできてしまうので、リスベットも気になるのよ。

で、やはりお金が欲しいと。パソコンが欲しい。もう一度、変態後見人にお金を頼みにいきます。

そこで完全にレイプされちゃうの。このレイプのされかたも酷い。まず、オヤジはリスベットをいきなり殴るの…。女性を殴るなんて最悪です。しかもレイプ目的で。逆らえないのを良いことに、オヤジはやりたい放題すぎなの…。

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何この白い物体は…。

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両手はベットのヘッドボードに手錠でくくりつけられるし、片足もそれ専用(?)の紐でベットの端にくくりつけられちゃうリスベット。オヤジの生尻が!変態!いきなりアナルを開発しているのです。変態です。ここのリスベットの絶叫はかなりキますよ。

しかし、リスベットはこの日、覚悟を決めていったようです。ある仕掛けをしておいた。アナルを開発されるとは思わなかったでしょうけれども、バッチリ証拠になる仕掛けをしていたのでした。

で、後日……当然復讐するは我にありですよ奥さん!


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オヤジのヌードが予想より艶めかしくて、違う方向に何かが発動しそうになりましたよわたしゃ…。意外にイケル!


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もちろん仕返しです!白いバナナを喰らえ!


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オヤジは部屋に貼り付けられます。リスベットはすごい筋肉体型。ボクサーみたいな筋肉が本当についているの。この筋肉は女優さん本人が実際鍛えてつけたようです。ストイックな身体!!

ちなみにリスベットはバイセクシャルの設定ですよね?そういうシーンが出てくるのでわかります。それは映画でお確かめになってください。


ここはあくまでもリスベット本人の物語で、少女失踪事件とは関係ないのであります。でもちらっとウィキの人物紹介を読んだら、この変態後見人は二作目以降出てくるみたいですね。映画ではわからないけど小説では出てくるようです。


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主役の男性、ミカエル・ブルムクヴィストを演じたミカエル・ニクヴィストさん。クセがある顔だなあと思って観てたけど、彼、セクシーでとってもよかったです。彼が画面を引き締めてたって感じ。すごくいい役者さんでした。スウェーデン人。現在49歳。

リスベットを演じたのはノオミ・ラパスさん。彼女もスウェーデン人。現在30歳。彼女もすごーくクセがある顔で、ああ、美人系じゃないけどこの役にはぴったりの人だったんだなあ…と画面を眺めていたのね。で、終わった後に、メニューを見たら、レンタルで借りたDVDに珍しくインタビュー特典がついてたの。ほら、レンタルDVDって特典率が悪いじゃないですか。セルじゃないとついてない特典ってありますよね。

インタビューを受けてた素のノオミさんはものすごくキュートだった!!!!


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三週間で三冊分を一気に読んだという話をしているノオミさん。

普段は少女役や普通の女性の役を割り当てられちゃうタイプだったんですって。なので、オーデションでは自分の熱意を相当に伝えたみたい。刺青以外は、気合いの本気だったようですよ。身体改造もピアスも。だって、全然違うもの。別人みたい。喋りをずっと見ていると、確かに表情はリスベットっぽい時もあるんだけど、基本、キュート系で少女役っていうのもうなずけます。ああ、役者さんってすごいなあと思いました(作文)。


さて、映画を観ていて気になるのは、彼らが食べている食事、住まいのインテリア、使っているキッチン、食器、物品などです。

最近、ヨーロッパ映画を観ていると気付くのは

ヨーロッパの人は「マッキントッシュ」通称マック…がデフォルトなのか?と…。


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ほら、ミカエルさんもマックだし、キャプチャーはしなかったけれど、リスベットが使っていたパソコンもマックなのね。ノーパソ。

先日、チェックしたアウグスト・ディール出演映画でアウグスト君が使っていたパソコンもマックだった……。

欧州ではマック優勢なのでしょうか。

最初からマイクロソフトの奴隷な私にはその感覚がつかめない。私が使ったファースト・パソコン(初号機)はNECの98シリーズだもの。いいんだよね98シリーズで。そんなのあったよね…。その頃はマックってとにかく高くて、四角いホワイトグレーな弁当箱を縦型にしたのしかなかったよ。デザイナーさんが使っているようなマックは違ったけれど。一般市民が使うようなマックは小さくて高かった気がする。マックが一般市民の手に気楽に入る頃には、既に私はもうパソコンは何台目かだったもの…。マイクロなソフトから逃れられなくなってたのだもの…。憧れのマック!

今はiPodやiPad なら使ってますけどね。本機をマックにはしてないなあ。

すんすん……アウグスト君やポールもみんなマックな人なのかなー。プライベートでそうなんだろうな…。すんすん…すんすん…。

さて、気を取り直してインテリアチェック。

ミカエルさんが取材を通して知り合った、とある一族の家。依頼人の家は重厚なエレガント系でしたが、こちらの親戚は今風の家でした。


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高台にあるのだもの。下から見ても、窓の広さと大きさが何かを物語っている。


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スッキリして、いいダイニングです。見晴らし最高。北欧スタイリッシュインテリアシンプル。間接照明の鬼だよね。海外映画を観てると特に感じる。間接照明と蝋燭を上手に使ってるもの。日本は地震の国なので蝋燭を気楽に飾れないよ。あっちはじゃんじゃか燃やしてるよねキャンドル。部屋から離れられないもの日本であれやったら。揺れたら終わりだもの…。その差はあるよね!!


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残念ながら料理は見えなかったのですが、赤ワインを嗜んでいる。北欧ってワインは輸入物なのかな?北欧ワインってあるのかしら。おじさんが注いでいるのは、コーヒー?コーヒーカップに注いでいるの。グラスに隠れて見えないけれど。

で、この後、とっておきのシングルモルトがあるんだよ♪ってなるんです。21年もの♪

この台詞で何か思い出しません?そうですそうです。『イングロリアス・バスターズ』でイングロリアス地下酒場の会話ですよね。33年もののスコッチ!寝かせたものに価値があるんでしょうかしら。スコッチやウィスキー、ブランデー、こういった酒に詳しくなるのもいいですよね。私は違いがわからない。私の友人(女性)が若い頃からこの種の酒をかっくらってるので(でも私と違ってとても上品なレディーなの)、今度教えてもらえばいいんだな。味は平気です。飲めるけど、知らないから飲まなかっただけかもな。洋酒だとジンが好きなのです。ワイン以外だとそうですかね。


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こちらも事件を調査していて、ミカエルが訊ねた家。そこでケーキとお茶を振る舞われているシーン。

ケーキ美味しそうなんですよ。それに紅茶セットも素朴で可愛いですよね。紅茶だと思うのですが…。家庭的なセットで素敵。

最近観た映画だと、紅茶セットで素晴らしかったのは、それはイギリス。『ラヴェンダーの咲く庭で』に出てくる食事&お茶風景は溜息が出ましたよ。素朴なセットなんですけどね。お茶に関してはイギリスかなあ。でも北欧のお茶にも呼ばれたい!!

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これは…映画を観れば、誰の股間だかわかります。変態後見人オヤジじゃありません。性器は映ってませんのでセーフ。すごいもじゃもじゃっぷりですよね。胸毛もすごいのですが、胸毛から股間まで、もさもさもさもさもさもさもさもさ。自然発生絨毯のようです。性器もぼかす必要ないもの。見えないもの。勃起しても、見えないんじゃないのこれ…というくらいモサモサッ。モサモサッ。

という具合に裸とお茶セットというミックス技で攻めてみました。

謎の追い詰め方もよかったし、リスベットとミカエルの関係も雰囲気よかった。ラストも大変にグーですよ。小説は読まなくてもいいかなあ。二作目、三作目はテレビ映画にしたようですね。それも面白いよね。普通、逆ですよね。もう撮影終わって、本国じゃ既に放映も終わってるのかな。あ、ウィキを読んだら、テレビ用に撮影してたのだけど、一作目が人気出たので、映画用に編集しなして上映したらしいですね。で、テレビでも放映したってことか。

もちろん、この作品はハリウッドに目をつけられてます。

でもこれ…このままでいいのでは?特にハリウッドがリメイクせんでも、アメリカ人もこのオリジナルを見ればいいんじゃないの?どんだけオリジナル力が落ちてるんだハリウッドよ…。そりゃものすごーい過去の作品で、それも当時はそれほどヒットしなくて、でもそれなりに良くできた小作品…を、豪華にリメイクしなおす…というのなら、少しはわかる。過去のゴージャス名作をリメイクするのも……ギリギリだと思うけれどもね。過去の名作はそれでもう仕上がっているのだから。それでもまだ…五十年以上前の素敵な名作を現代の俳優と監督で再現してみたい…という欲望はわからんでもない。

だが、最近のリメイクって、現在上映中の映画を既にリメイクしちゃってまーす!みたいなノリだよね。こらえ性がなさすぎ。アジア映画を西洋人でやってみたい…というのだってギリギリだと思うけど(例:『インファナル・アフェア』(無間道) 私、オリジナル香港版の『インファナル・アフェア』(無間道)の大ファンなので、リメイク版『ディパーテッド』は見ていませんぞよ)。

スェーデン人と外見ほぼ同じのアメリカ人が、映画がまだ盛り上がっている途中で、リメイクし始めちゃうって、どーなのかしらね。オリジナルが素晴らしかったからこそ、リメイクをしたくなるんでしょうけれど、シンプルにオリジナルを上映すればいいんじゃないの?リメイクは誰が喜んでるのかしら。アメリカ人ってそんなに他国の言語で映画を観たくないのかしら。「オラが村の村人がスクリーンに出ていないとお尻が落ち着かないっちゃ♪」ってアメリカ人はむずむずしながら、リメイクしてるのかいな。

脚本や原作を書く能力が枯渇しすぎてんのだとは思うが、それにしてもリメイクに頼りすぎ。北欧吸血鬼映画も、間髪おかずにリメイクしてますよね。何故なのだぜ…。

私はそれほどリメイク反対派ではないけれど(でも、基本的にリメイクされた方の映画は自然と観てない…)、もうちょっと粋なリメイクをすればいいのに。そんなにリメイクしたいなら。たまにリメイクバージョンがオリジナルを凌駕している場合もあるんでしょうけどねえ…。アメリカ側にリメイクされると、基本的に大味になるよね…。「説明しすぎなんだよ!バカじゃないんだから!」と、思うほど、説明的な映画になって、わかりやすくなってるよね。ある意味すごいスキルだと思うけど。全世界の人にわかりやすいように作ってるんでしょハリウッドって。その基本精神は素晴らしいと思う。だが、オリジナルの脚本でヤレ。

でも全否定は当然しないですよ。リメイクに宝物が埋まってる場合も、あるかもしれませんからね。俳優さんも2パターンで観られて、美味しい部分もあると思うのです。ほら、オペラにしろ芝居にしろ、何度も上演されてるじゃないですか?同じ脚本を様々なパターンで上演してますものね。そう考えればいいのかなーとは思ってます。

同じモーツァルトのピアノ曲でもピアニストによって違うイメージを喚起させられますからね。

とはいっても、納得イカーンっていうのはありますよね。映画の場合は。何が違うんだろう…。何かが違うんでしょうなあ。オペラは違う演者でも気にならないのに、映画となると何故。

映画でも古典的題材を繰り返し映画化してる場合はそれに当てはまるのかもしれないが、それはオペラ的に解釈してこっちが挑んで観てるから違和感ないパターンなのかも。

ミレニアムタトゥーはスウェーデンで既に完成され出来上がっているのだから、それでいい…って思っちゃいますよねー。違う俳優で観てみたい…というのは…それほどないですよねえ?映画にもよるのだろうか…。

黒澤明監督を好きすぎて、黒澤の名作『隠し砦の三悪人』(本当に素晴らしい映画です大好き!)をリスペクトし、『スター・ウォーズ』の一部にした…みたいな話はいいんですよ。そういうのは嬉しいじゃないですか。それいったらブライアン・デ・パルマだって熱烈なヒッチ・コックマニアなわけですからね。そういうのは愛らしい。ファン熱が高じて作っちゃった-。おもらししちゃったー。みたいなのはファニー。ウィキペディアの黒澤明の項を閲覧すると、どれだけ黒澤が他の偉大なる監督達に愛されていたのかが、わかっていいですよ。黒澤明の作品をリメイクしようなんていう外人巨大監督はいないもの。みんなファニーに愛すべき練り込みですよ。黒澤明だって他の素晴らしい映画監督に影響されてるのです。

あ、でも日本人で黒澤の作品をリメイクした人達がいましたね。オリジナルを観て「よし、俺も!」って思えるその図太い神経がある意味、羨ましい。圧倒感が全然違うもの。無理する必要ないよ!黒澤明のオリジナルを観てればいいんだよ!

市川崑監督のセルフリメイクについては…ここでは言わないでおきましょう!おほほほほほほほほ!私、市川崑作品は大好きでありますぞ♪

最近のリメイクは、基本コンビニリメイク。ちょろっと他国で粋なヒットをした作品に目をつけるのが流行ってるのかしら。「これヒットしたみたいだし、アメリカ人もきっとサスペンスに仰天するから完璧リメイクしていい?リスベットの役をトム・クルーズにしちゃってさ。予算もオリジナルの百倍あるし♪」みたいなコンビニリメイクはどうなのか。そんなノリを想像しちゃいます。ファニーさがない!!情が感じられない!

あ、リスベットの役をトム・クルーズっていうのは私のねつ造です!

リメイクの話になってしまいましたが、オリジナルの作品は満足のいく仕上がりでした。謎もきっちり解明されますし。スウェーデン語の耳慣れないリズムも違和感なくすぐに溶け込んで物語を堪能できましたよ。

もし機会があったら是非。

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Author:ヨー


全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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