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アイアンマン2

『アイアンマン2』(Iron Man 2) 2010年 アメリカ

渋東シネタワーにて鑑賞


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すぐに感想を書かなかったのは、物語が、さらさらしていたからかもしれません。

何も不満はないのです。とても面白かったし、迫力もあった。出演者全員のキャラ設定も問題ない。

だが、さらさらしていた。

さらさらさらさらさらさら…。

印象は全然悪くないけれど、心にそれほどマークを刻まれない映画ってありますよね。むしろ「何じゃこりゃ?」とヒョットコ出来上がりの映画が心に刻まれたり。

とにかく悪くはないのです。素晴らしいと言って全然いいのです。

それでも話がこぢんまりしてたのは何故なのでしょう。いろいろな要素を盛り込みすぎ…といっても、どれもこれも単純なエピソードなので、特に盛り込みすぎたわけではない。原因を突き止めました。

巨大ボスがいない。

これだ。私はそう思ったのですが、どうでしょうか。

サム・ロックウェルは素晴らしかった。キャラ設定以上の実力を発揮していた。彼は上手な俳優さんです。私も一時期、ファンサイトを途中まで作りかけたほど(実話)、好きな役者。

iron3.jpg

サム・ロックウェル演じるジャスティン・ハマーは軍需企業「ハマー・インダストリーズ」の社長なのですが、基本、セコイ小物なのです。どうしても、天才アンソニー・スタークには勝てない。人物的なカリスマ性も、企業としてもジャスティンはスタークに及ばないのであります。敵わないのです。その及ばないっぷりをサムは如実に表していた。素晴らしい。本当に素晴らしい演技だった。最後まで小物っぷりを演じきってました。全然ブレがない。華やかなステージで踊りを見せてくれましたが、サムは実際にダンスが得意なのです。『チャーリズ・エンジェル』でも見事な足捌きを披露するのでありました。

悪者だけれど、起業家としては当然小狡くやらないといけないのは当然ですし、けれど鬼のように悪くもないので、彼に憎しみは全然起きないのです。例えば、主役のスタークはカラダの調子が悪くなるのですが、それが別にハマー・インダストリーズの策略、ジャスティン・ハマーの策略じゃないのであります。これが、ハマー・インダストリーズの陰謀でスターク社長の身体が悪化していくのなら…

「この小悪党をどーにかしろよ!」と叫びたくなりますが、彼は自分の会社を大きくしたいだけの小手先野郎なので、そういう方向には憎しみは抱けないのです。

この手の小悪党で「こいつ…エイリアンに殺されてしまえばいいのに…」と憎しみを抱かせるのは、まさに『エイリアン2』でリプリーをチェックしにきて、エイリアンを地球に持ちだそうとした、ウェイランド社の社員、カーター・J・バークがその筆頭の一人ですよね。小物だけど非常に小狡い役をやった彼を覚えているでしょうか。営利目的で非情なのだけれど、妙に親切ぶって普通っぽい男。彼がエイリアンにやられたであろうシーンは胸がすくってやつですよね。

しかし、サム・ロックウェル演じる社長には、そこまでの感情は抱かせない。もちろん「死ねばいいのに!」とまではいかなくても、「くーーーーーーっ!!こ・い・つーーーーー!」と思わせる悪党っぷりじゃないんですよ。

だが、サム・ロックウェルの演技は秀逸だったのです。

なので、私は「もっと巨大ボスがいるんだろうな」とずっと思い込んで(重いコンダラ…)映画を見続けていました。カッカッカッと目を見開いて。

そしてミッキー・ロークが演じたウィップラッシュです。彼も巨大ボスじゃないんです。巨大ボスの前に立ちはだかる強い中ボスっぽいのです。へたなラスボスより魅力的な中ボスっていますよね。それです。彼は基本、個人的な因縁でアイアンマンをぶっつぶしたいだけ。もちろんそれだって巨大ボスの条件の一つではありますが、余りにも個人的すぎるとボスとしては小さい感じです。基本、巨大悪って自分の目的を妨げる奴は全員ぶっつぶす、因縁の相手もぶっつぶす、地球も破滅させてやる…じゃないですか。破滅じゃなくても支配でもいいけれど。

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しかしウィップラッシュは親父さんの敵を打ちたいだけ。敵討ちなの。そして逆恨みなんですよ?勘違いの敵討ちは大きい流れの中にある一つのエピソードとして美しいし、全然入っていてもおかしくない物語ではあるが、それにしては個人的すぎた。かといって、濃厚に個人の恨みを募らせるエピソードが厚く描かれているわけではないのでした。

役者としてのミッキー・ロークは素晴らしかった。ロシア訛りの英語も完璧だったのでは?私はロシア語わかりませんが、先日アップした『Salt』のトレイラーで、やはりロシア人だけど英語がカタコトっぽく何とか喋れるという設定のスパイが、ミッキー・ロークと同じようなイントネーションで喋っていたから。なので、ロシア人が英語を喋ると、ああいうイントネーションになるんだなーというのは…英語もロシア語もわからない日本人にもわかりやすい感じでしたよね。

荒くれものだけどインテリというのも雰囲気出ていたし、サム・ロックウェルに対する最初っから信用してないけど、利用してやるっぽいオーラもぷんぷん臭ってきて上手でした。利用してやるというのも、サム・ロックウェルのような起業家が小狡くではなく、ワイルドな感じで相手にプレッシャーをかけつつ、ちょっとウスノロっぽい雰囲気も出して相手を天然で油断させる風合いもキッチリ出していた。

だけれど、基本的にアイアンマン最大の敵ではないんですよ。勝手にぶつかってくるだけの敵なのです。アイアンマンにそれほど思われない敵なんですよ二人とも。アイアンマンと相思相愛にならない可哀想な敵どもなのでした。

ジャスティン・ハマーはアイアンマンというよりは、スターク社をぶっつぶしたい。ウィップラッシューはもちろんスターク社も潰したいのだけれども、その象徴となっているアイアンマンをぶっつぶしたい。

二人悪役が合体して巨大ボスにならない不思議…。

なので、私は最後まで

「ガハハハハハ。アイアンマンよ。ウィップラッシュも息子のジャスティンも、私の駒にすぎんのだよ」

と、架空ですが、「ハマー・インダストリーズ」の会長、つまり、ジャスティンのお父さんが出てくるのかと思ってた。

それで、スターク社長が

「お前の会社が伸びない理由がわかったよ。父は俺を駒だなんて思って育てなかった。父の愛情は自分では感じてこないと思っていたが、父は俺を愛してたんだー!」

なんつって、親子の対比を見せるのかと完全に思い込んでいましたよ!!

ものすごーいステレオタイプでも構わないので、巨大ボスが出てくればピピピッと更に映画が引き締まったんじゃないのかなと思うのですが。どうかしらね…。このアイアンマンは原作に忠実に作られてるとしたら、それで人気があると思うので、私の勝手な妄想で申し訳ない。

それにしても巨大ボスがなかなか出てこないから「あっやっぱり、サミュエル・ホイ・ジャクソン(私はサミュエル・L・ジャクソンの名前を言おうとするたびに、サミュエル・ホイって言っちゃうんですよね。やはりミスター・ブー好きだから(香港映画ぁあああ)) そう、サミュエルが実は巨大ボス?」と思ってしまったもの。それしかもうボスがいない!

ボス関係はそう感じました。

後はスタークなのですが、彼はこの傲慢な性格が最高ですよね。さすがのロバート・ダウニー・Jr です。1作目と変わらず彼は一番魅力的でした。主役のオーラに輝いていた。

けれど、唐突に遅れてやってきた中二病患者みたいになってたのは何故なのだぜ。

そりゃ血中毒素が身体にまわって、死にそうになってるのだから自暴自虐になるのはおかしい展開じゃないのです。でも、想像以上に「どーうにでもなーれ☆」になったので仰天。今までの強気のカリスマがそんなに投げ遣りに?5分前までアイアンマンとしての活躍にも疑問は抱いてなかったのに。急激に中二病が進んでしまうのであった。

そして相談相手は人工知能のジャーヴィス(声:ポール・ベタニー)だけなの!なんてときめくの!それは非常にときめきポイントなのですが、ジャーヴィスラブなのを差し引くと「身体にへんてこな物体を埋め込んでるのだから、普通の医者に診せても駄目かもしれないが、とりあえず医者に行けばいいのでは?スターク社くらい巨大産業だったら病院だって巨大なの持ってるはず。ジャーヴィスと一緒に民間療法に勤しむってどんな展開なんだよ!」と突っ込みは心でいれておきました。

「ヨモギ汁(?)が一番今のところ効きますよねー。この前のハーブは駄目っしたね」(会話は私がねつ造してますが、こんな感じ…)

というようなのんびりした会話なの。ジャーヴィスもさすがに「ペッパー・ポッツにお話ししなくて、よろしいのでしょうか?」みたいにアドバイスするのだけれど、それも社長は拒否。幾ら好きな人に心配かけたくないからって、それはおかしいのではないかしらね。もちろん映画だからシナリオ的にその流れは全然OK。単純にスタークへの突っ込みです。

それと、突然スタークが「僕は親の愛を知らない…」と言うのも唐突。まさに遅れてやってきた思春期。だが、私は不覚にも、お父さんが昔のビデオで息子に愛を語る場面で涙した。本当に泣いたよ!あの時、私と一緒に映画を観ていた他のお客さんも証言してくれると思う。「ええ、あの席に座っていた人は、あの場面になったら急にズビズビ泣き出しちゃって、うるさくて仕方ありませんでしたよ」と。

とはいえ、お父さんと息子の関係の描き方は薄かったよね。基本、唐突。それにお父さんは素晴らしい理念の持ち主っぽい描かれ方をしていたように受け取ってしまったのですが、何だかんだいってお父さんは軍事産業エイエイオーしてきたんだよな?違うの?

それと気になったのは、アイアンマンがラスト方面に向かって闘ったりするのはお約束でいいのですが、エキスポ会場をもんのすごい破壊してたよね。不可抗力だし、アイアンマンだけが悪くはないが。これ、自分の会社が企画したイベントとはいえ、人的被害は、すごかったんじゃないですか?もちろんジャスティンの罪になるのだろうけれど。

人がたくさん死んでそうなくらい、リアルに破壊されてたよねエキスポ会場。

でも最後表彰されてたよね。ここも突き詰めると、途中でも映画の中で話題になっていたが、アイアンマンの技術は基本、他の人も完璧ではないかもしれないけど造れちゃうのでは?という危険な問題はうやむやになっていたような気がするんですが!

そんなこといったら、ウルトラマンや、普通のジャパン戦隊アクションで、ロボットが気楽にビルを倒すのはもっと酷いんですけどね。そういうのは普段、気にならないのだけれど、アイアンマンではその破壊が妙に気になったのは何故なのかしら。

スターク社長が自宅の自暴自虐パーティで酷かったのも、何だか仰天。お客さん怪我したのでは?そういうのは普通、全く気にならないのだけれど、彼の爆発っぷりの心情をトレースしてあげられなかった。それほど共感できなかったよスタークさんに。

「こんの野郎!」というように、一度は主人公に負の感情を抱かせる手もありじゃないですか。主人公の浅はかな行動に一度、観客の心を突き放させて、けれどグッとまた引き寄せる演出っていうの?そういうのを狙っていたと思うのだけど、社長業も投げ出して、苺もゴミ箱に捨てて…そんなスタークにそれほど同調できなかった。そう、彼自身が、自分に精一杯で、倒すべき敵がいなかったのも薄くなった原因かも。愛憎渦巻く敵がいないんですよ。だって自分の命が危なければそれはね。守りたいものも守れないので仕方ありません。それでもうまくもっていけば、命は後回しで、とりあえずあの敵を倒さないと!となるはず。で、ギリギリ危ないところでジャーヴィスが完成させた新型リアクターをドン・チードルが決死の覚悟で届ける…という展開はアリでしたよね。

ウィップラッシュも絶対にまた自分を倒しにやってくる…から気を付けないと…というのもなかったし、ジャスティン・ハマー小物社長は、もう最初っから最後まで相手にしてなかったよねスターク。自分が敵!というテーマだったのでしょうか。それも感じなかったんですけれども。私が薄い人間なのかしら…。


親友の軍人、ジェームズ・ローズとの魂の闘いも薄い(ソウルメイトォォォ)。それはドン・チードルになったせいなのか。ドン・チードルはいい役者です。カリスマだけど性格強引で軽薄なスタークの親友としては最適ですよね。やんちゃするスタークを抑える親友。でも1作目のテレンス・ハワードのキャラの洒脱した軽妙さが、実はとっても絶妙だったので、ドン・チードルに落ち度はこれっぽっちもないけれど、テレンス・ハワードだったらなあ…というのはありますね。ドン・チードルは真面目すぎる。


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真面目すぎるので、彼がアイアンマン初号機を勝手に持ち出すのもスタークの目を覚まさせようというよりは、スタークを見切った感じにさせるのです。実際、見切ったのかもしれないけれど。これがテレンス・ハワードだったら、逆にいつもラフっぽい(けれど苦言をきっちり呈している)テレンスが、本気でスタークをこらしめようとしてる…というのがより一層、際だったんだろうなと。愛の表現(親友にお灸を据える)としてはきっとテレンス軍人の方が、よりファニーにとらえられたと思うのですよね。まあ、このあたりは好みの差でしょうか。

親友とスーツ同士、パーティ会場で闘った時の手合わせビーム…。それはそのパーティ会場ではいいシーンだったのですが(迫力!)、最後、ウィップラッシュを倒すのもそれで。気楽に。千手観音のようにバリエーションが広がるわけではなく。私が見落としているのでなければ、手合わせであっさり倒してたよね。

「え?ウィップラッシュ弱い。っていうかウィップラッシュもどんだけ鞭が好きなんだ?鞭でもいいけど、改良してくればいいのに。改良してあるの?私がアーミーや武器関係に弱いからわからないだけ?それにアイアンマン同士の手合わせビームはさっきと何が違うの?ぱうわ(パワー)が違うの?」

新型アーク・リアクターの威力をもっと見せつけてよ!

とは思いました。まさかウィップラッシュをあっさり倒して終わりじゃないよね。ジャスティン・ハマーのお父さんが巨大化して出てくるんだよね。ある意味、アイアンマン1と同じ展開かもしれないけれど、ベタで構わないから、早く巨大敵を!

などと、思い込みながら画面を見ていたのだけど、敵は、あっさりいなくなるんですよ。

ブラック・ウィドーがウィップラッシュと闘うと思って待ち構えていたのも私の敗因でしょう。そんで、鞭でむっちりしたスカーレット・ヨハンソンのボディースーツがビリーッみたいなのも期待しちゃってました。テヘ☆ 

キューティー・ハニーにおける、空中元素固定装置みたいなものでしょ?リアクター。だったらお色気も!

監督のジョン・ファブローは上品な人なのかもしれない。

そのジョン・ファブローは御自身もハッピー・ホーガン役で出演。元々、役者さんでもあるので、彼の演技は全然違和感ありません。いいキャラだったよね。彼は前も書きましたがポール・ベタニー主演映画『ウィンブルドン』で役者としてポールと一緒に出ていたのです。それが縁で、ポールにジャーヴィスの声をあててもらったわけだ。

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監督が自分も出演しちゃうというと、古くではヒッチコック。最近だとシャラマン監督。シャラマンは役者なのかよ!と思うほど出てくる頻度が高くなってきて、『レディス・イン・ザ・ウォーター』では驚くほど重要人物設定で出演しちゃってたよね。『エアベンダー』では大丈夫なのかしら。監督の出演に関しては私は何とも思わないので、演技が上手でシナリオを破綻させたりしてなければOKです。

ただ、ハッピー役もこれがギリギリでしょうね。これ以上活躍しちゃうと鼻についたかもしれません。でも私はハッピーとブラック・ウィドーが恋仲になるんだと思ってそれも妄想しつつ観てました。後日談で二人は恋人になって…みたいなエピソードがあるのかと思ったよ。私の妄想失敗。

あ、もちろん、最初から監督・脚本・主演全てが一人の人という映画なら監督が出ずっぱりでもいいんですよ!そういう映画なのですから。チャウ・シンチーなどはそうですよね。それはいいんです。最初からそういう映画なのだから。カメオっぽい場合に監督が出しゃばりすぎるとちょいと妙な気持ちになる場合もあるという話です。私はジョン・ファブローはぎりぎり上品に抑えていたと感じました。ハッピーの役は、美味しい役所ですものね。なので、少し大目に出てきちゃうのはぎりぎり仕方ないでしょう。

脚本を書いたのはジャスティン・セローだと観終わった後で知り、仰天しました。少し脚本が弱かったんだろうなと思うので。ジャスティン・セローは役者さんですからね。もちろん脚本家としても才能があると認められたから執筆を任されたのだとは思うけれど。役者としてはデヴィッド・リンチ監督作品の常連さんだし、『チャーリズ・エンジェル・フルスロットル』でも小悪党として実力を発揮してました。彼の脚本だったのか。原案は監督のファヴローとロバート・ダウニー・Jr で、それを元にジャスティンが執筆したようです。


スタークが立ち直っていく姿も、前回、1作目で敵に捕らわれながらも、状況を打破する強い素晴らしいシーンにかぶってはいたと思うのですが、これもジャーヴィスと二人の作業なんですよね。もちろん一人で立ち直らないといけないのだから、これでいいのですが、自分が作った人工知能が最大の理解者って、ジャーヴィス萌の私にとっては、すんごいツボ萌なのだけれど、1作目の状況打破より弱いシーンになっていたと思います。それほど苦労感もなく(天才だからいいのだけれども)、ジャーヴィスと二人で新型を作ってました。もう二人だけで暮らしちゃいなYO。こんなにジャーヴィスが優秀なら、奥さんいらないかもな…って感じ。

「裸じゃないあなたを観るのは久しぶりでしたよ」

なんて、ジャーヴィスに最初のシーンで言われてたりね。そういう台詞を言うように仕向けたのはスターク、君だ。この変態☆さんめ!好き!

グウィネス・パルトロウは可愛い人ですね。私、それほど彼女にドハーッという魅力は感じてこなかったのですが(映画もそれほど彼女出演の観てないし)、この映画でのグウィネスは魅力的だった。会社がダメージを負った状態で社長に就任ですから、彼女の苦労は並大抵なものじゃなかったのでは。それを無責任に任せたスタークの甘えん坊にイライラとはしたかなあ。でも病気については言わない…。スターク貴様!

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母親、恋人、奥さん、友達、会社のパートナー、全てをペッパー・ポッツに委ねようとしてるのだもの。とんでもない甘えん坊さん。でもセックス的には色っぽいオナゴによろめきそうになるザ・人間スターク社長の魅力。不完全だからこそ美しい。完璧じゃないというのを打ち出しているのはヒーローものの王道といえましょう。

キャラは本当にみなさん魅力に満ちあふれていました。特殊機関S.H.I.E.L.D.の捜査官、最後に魅惑の地メキシコ(でしたかな?)に赴いていたフィル・コールソンもとてもよかった。

特殊機関S.H.I.E.L.D.の意味がまだよくわからないので、そこはもう少し、アメコミ素人には説明が欲しいところです。何かのメンバーを募集中ってわけなんですよね?特にアイアンマンが一番欲しいわけじゃない…というような台詞を何度か言ってましたものね。

と、いろいろと書いてはしまいましたが、基本、面白かったのです。見応えは十二分です。華やかで目に麗しいスクリーンビューでしたし。

音楽は1の方が記憶に残ったかなあ。場面と音楽は1の方がマッチングしていたような気はしますね。

一つだけ、私の勘違いか記憶違いか…でわからないのですが

予告だとペッパーがアイアンマンのマスクにキスして、飛行機の外にポーンと投げるシーンがありましたよね?

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これ↑

このシーン、予告の時も「わあ、いいシーンだなあ」と楽しみにしてたのですが、本編ではなかったよね?私が観た回だけ削られてたの?何故?最初、エキシビジョン会場に行く時、確かにスタークスは空から舞い降りてくるのだけれど、この時のシーン以外でありました?


それと、スカーレットが、スターク社長にビームを撃たせてもらうシーン…。これも劇場公開ではなかったよね?何故?

iron7.jpg

これです↑


多分これ、自暴自虐パーティしてたシーンだと思うのだが…。予告で見せておいて、本編で削るってたまにありますけど、マスクにキスしてポーンはいいシーンだし、削る必要なかったんじゃないのかしら。

って、私が見落としているだけかもしれません。勘違いでしたら申し訳ない。

頭や心の中にそれぞれのシーンは浮かび上がってるのですが、まるでスティール写真を見ているかのように、切り取られてしか覚えてないのですよ。だからといってぶつ切りの演出じゃないのです。ちゃんと繋がってるし滑らかに映像は進んでいってたのだが、滑らかすぎて薄い印象。

不思議な触感の映画でしたよ意外とね。うおおおおおおおよっしゃああああああ…とガッツポーズをしなかった映画ともいえましょう。でも迫力はあったし面白かった。ドン・チードルがラストの方で「これまだ返さなくていいかな」バビューンと飛んでいくシーンに笑えなかったのがよくなかったのかしら。真面目だから彼。

というわけで、基本的には映画館で観ると素晴らしい映像と迫力に圧倒されること受けあいです。

しかし私はアイアンマン1は家庭内DVD鑑賞したのですが、1の方が圧倒的迫力を感じ取ったのでした。

3を作るなら、是非ベタ巨大敵をどうか一つ。

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Author:ヨー


全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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