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LOFT

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LOFT  黒沢清監督作品 2006年 日本映画

2011/07/27にDVD鑑賞

久しぶりに感想をアップ。先ほど自分メモで六月以降に見た映画にミニ感想をつけてたんですが、これは少し長くなったので(普通感想としては短いが……)、アップしてみます。


これは……。久しぶりにハズレ感を味わった作品。黒沢清監督作品は多少ヘンテコでわけがわからない作品も好きだったんですけど、この『LOFT』に関しては割と激怒しそうになりました。何とか怒りをねじ曲げてパロディとして自分の中では消化したけど。「なんじゃこりゃ!」を怒りじゃなく爆笑ポイントとして転換させたぎりぎり。最初の雰囲気はいつもながらの黒沢監督って感じでいいんですが、途中から小芝居が異常に目立って舞台劇みたいになるわけ。それも「アチャー!恥ずかしい!」って状態の小芝居なのよ。大芝居なのかもしれないが浅くて仰天。突っ込みどころ満載。ああすればいいのに…何でこの教授はこうしてるの?という疑問をねじ伏せさせるくらいヘンテコで突っ走ればいいんだけど、突っ走り方が中途半端。

主役の二人が急に愛し合うのも変。それと、これは以前、『回路』の感想でも書いたんですが(以前やってたサイトにて。まだログはとってあるから今度アップしておきます)、主役の男がヒロイン役の女性を呼ぶ時、今までは苗字で礼儀正しく呼んでいたのに、急激に下の名前で呼び始めるの。そこがいつも違和感ありまくり。これ黒沢流の親しみの表現なの? もちろんそれなりの仲になったなら(別にセックスしなくてもね)、その二人の過程が多少なりとも描かれていれば違和感ないんだけど、とにかく唐突なのよ。相手役が田中花子さんっていう名前だとするじゃない?主人公の男(豊川悦司なんだけど)は最初「田中さん……」って呼んでいるのに、突然、何故か「花子!」などと呼び捨てなのよ。

「えええええええええっ?」

て今回も叫んだ。『回路』の時と全く同じパターン。様式美なのかしら……。違和感ある様式美だわね。『回路』は作品としてすごく好きな作品なんですが、あれもぎりぎりヘンテコです。

今回のヒロインは中谷美紀さんでとーっても美しいんだけど、彼女の性格も途中で妙に変化するわけ……。大体、泥を吐いてたっていうのは何なのよ。それはまあ奇妙な出来事として忘れられるんだけど(奇妙だけど忘れられるというヘンテコ流れ)、急に人生に対して達観状態になるの。ヘンテコミイラを豊川さんが焼き捨てるのも達観して認めるの。

そのミイラって重要文化財なんじゃないの?

という私の疑問も一緒に焼き捨てられてしまった。

燃やす前にも唐突に(全てがとにかく唐突)、大切なはずのミイラに殴りかかったり切り刻みかけたりするのよ。無抵抗なミイラにどーしたこといったい。ミイラ取りがミイラになる……ということわざを映画にしたってことなのかしらね。

中谷さんに一時的にミイラを預けるのもヘンテコ。いくらいい男だからって「ミイラ預かってください」なんて家にやってきたら私は速攻で警察に電話するわ。とんでもないわ。

大体、いくら教授に権限があるからって、勝手に一人で研究してるっていうのも変な話なわけよ。ある程度のリアリティーは追求してほしいわけ。そのあたりの描き方は回路の時も変だったのよね。大学での研究ってそんなもんじゃねーだろ!と素人でも思うのでありました。

そして安達祐実ちゃんは上手だし可愛いし設定もいいんですが、やっぱり彼女は安達祐実なの。ジャック・ニコルソンがジャック・ニコルソンなように、安達祐実は固有名詞で安達祐実なのね。だから幽霊役で出ていても安達祐実なのよ……。安達祐実が屋敷に出てきたぞ!幽霊として!

みたいなね。そして怖くない。

『CURE』の時は得たいの知れない恐怖に震え上がったが、今回のこの作品では笑いで身体が震えた。全てがチンチクリンで。

ラストも別にあれでいいんだけど、その直前の小芝居が大笑いしか引き起こさないのよ!

豊川さんの苦悩も意味がわからないし……。格好はいい。顔だって当然最高なのよ。西島秀俊さんも素晴らしかったですよ。彼が怒り出す場面はとても良かったね。出てきた役者さんは全員素敵。中谷さんが借りる田舎のお家もすんごーく素敵。さすがにセンスはいい演出なんだけど、本当に大笑いなの。

中谷さんが主役かと思っていたら豊川さんが主役だったという軸の入れ替わりはいいんだけど、それも何だかうまく転換されてなかったような気はするわね……。っていうか急に舞台劇芝居なのが本当にヘンテコ。わざと狙ってやってるのかもしれないけど、何を狙ってるんじゃ!と叫びたくなるわい。最初から舞台劇っぽいならいいんだけど、最終章にあたる部分っぽいところが台詞から動作から舞台劇の状態。しかもちぐはぐ。頭がおかしくなった二人だからそういう芝居をしはじめたのか?と解釈すりゃよかったんですかしら。

罵倒ぎりぎりの作品です。

黒沢監督作品は公開されたら映画館に行かねば!というくらい好きだったんだけど、最近はこんな感じなのかしらね。『叫』(さけび)は役所さんが出るから平気かしらね……。


LOFT 予告トレイラー




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ロッキー・ホラー・ショー(白ブリーフ編)

ロッキー・ホラー・ショー (The Rocky Horror Picture Show)
1975年 イギリス映画



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完全に白ブリーフに焦点を当てているテキストなので、白ブリーフが苦手な方は回避準備OK?男性器の名称もバンバンポローンですので、18禁系かもしれません。ぽろーん。


この映画は私が語るまでもない、素晴らしきカルトムービー。中学三年か高校一年の頃、ビデオで観て一発で惚れ込みました。その頃はお金がなかったので映画ビデオテープなどは買えず(すんごい高かったですよね。映画のビデオテープ)、ひたすらレンタルを繰り返すしかなかった日々…。

今では携帯音楽プレイヤーに映画を落として、ビデオクリップのように楽しめる時代です。私も当然、プレイヤーに落としてふっと疲れた時に何度も何度も眺めてますよ!

というわけで何度も繰り返し観てる度…私の映画歴でベスト3に入るであろうこの映画。今日は映画の感想ではなく白ブリーフに焦点を当ててみました。

先日、二枚組の特別編DVDをやっとこさ手に入れて、リチャード・オブライエン(リフ・ラフ)&パトリシア・クイン(マジェンタ)の最強召使いコンビがコメンタリーしてるバージョンを観られて感無量です。色褪せない面白さ。どの時代に観ても楽しめるエンターテイメント!! データー関係は映画の題名をクリックするとウィキペディアに飛べるようにしておきました。もちろん御存じの方が多い映画だとは思いますが、お時間があればチェケラ。

全てのキャラが魅力的で目移りする映画です。真面目堅物正義感な男、ブラッド・メイジャースにはそれほど惚れなかった。私はリフ・ラフとマジェンタが好きだったので。もちろんティム・カリー演じるフランクン・フルター博士は超絶イカしてます。コロンビアも可愛いですよねー。コロンビアは脚がものすごく綺麗なの。

そしてヒロインであるジャネット・ワイスのキュートな可愛さといったら。スーザン・サランドンが演じてますが役にぴったり。個性のあるスーザン・サランドンの顔も、この映画の中では可憐に見えるから不思議ですよね。

ヒロインのジャネットと婚約者のブラッドの二人。友人の結婚敷に出席した二人、帰り道、車が故障し雨の中、不気味な城に迷い混み、そこから話が始まっていくのですが…

屋敷ではいきなりハイテンションでクレイジーでファンタスティックなミュージカルがオープン。ひとしきり二人以外の出演者が騒いだ後、ジャネットとブラッドは召し使い達に濡れてる服を無理矢理脱がされるのです。ジャネットはきゃーきゃー騒ぐのね。だって処女っていう設定なんですよ。異性に触られるのだってキャーみたいな、ねんねちゃんなの。そして悪い意味でズレてるダサイ真面目男ブラッドは「ここでの流儀なんだよ」みたいに虚勢(?)をはって、ブリーフ一枚にされても意外と堂々とするのだった。

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しかしこのブリーフ、前は開いてないですよね?私の見間違え?ビキニタイプだと前が開いてないのは普通かもしれないが、こんなに股上が深いブリーフなのに前が開いてないタイプなのね。

変ですよね…。

でもこのタイプ、他の映画でも見かけたような気がするので、後ほど全力でチェックします。あちらでは普通にあるタイプなの?それとも私が知らないだけで、日本でも白ブリーフ分野ではポピュラーなタイプなのかしら。見えない穴が開いてるの?

このタイプの白ブリーフはエロティックをそれほど感じないような気がするんだけど…。穿いている人にもよるのかしら。私は妙なカッティングが施されている、普通の前あきブリーフが好きかもしれない。これは好みはそれぞれでしょうな…。

つまり(つまり?)、このブリーフのウエストをガッと掴んで下に引きずりおろし、ぼよーん、ぺろーん、ぽよよよよーん…という行動をしたいかどうかでしょう?

この下着から出てくるペニスの飛び出し具合にハッとこないような気がするんです。

それは私のフェティシズムだけの問題でしょうか。

まあそうでしょうな…。

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リフ・ラフ(左)とフランクン・フルター博士(右)を目の前に、間抜けな格好で立つカップル。ジャネットも相当ダサイ設定なのです。あ、この写真はクリックすると巨大化するようにしておきました。股間が巨大化じゃないですよ。胸も巨乳化じゃないですよ。シンプルに写真が巨大化するだけですから。そういう部分的仕掛けができるようなスキルは持ってません。

やっぱり変なの。股間に視線はいってしまうけど、セクシーじゃないよね。脚はものすごく綺麗。クセのない素敵なライン。ブラッド役の人はバリー・ボストウィックさんという役者さん。スタイルは抜群ですよねー。この人はビキニタイプが似合うんじゃないかしら。白の!

白のビキニがいいと思います(投書箱に百通ほどねじ込む)。

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マジェンタ(左)とコロンビア(右)に囲まれてもダサイ二人…。誰もブラッドの股間くらいじゃ驚かない猛者ばっかりのお城なんですもの。


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ほら、メガネをとるとちょっと可愛いですよねブラッド。左はスコット博士。

フランクン・フルター博士はいきなり、ガーター娼婦姿で登場するし、後で全員がそのガーター姿になるし(車椅子に座ってるスコット博士もガーター姿になる)、ロッキーは金のパンツを穿いているわで、白ブリーフに目がいくのは難しい映画だとは思うのはありますが…

一番変なのはこの白ブリーフだと思います。股間の部分が変。ペニスをあの部分に無理にねじ込んでいるような気さえしちゃいますよ。

むっくりはしてるけど。してるからいいのかしらね。ジャネットのブラジャーはこれまたダサイんだけどエロティックなんですよ。タッチタッチタッチタッチミーなジャネットになるんですけどね。パンツもダサイ。でもそこがエロティック。

そういえばフランクン・フルター博士はガーターなだけに、ビキニの黒パンツなんですが、最初の登場シーンで、椅子に座る前ぐらいの時に、黒ビキニの中のペニスの具合がよくわかりますよね。でも私が言うまでもないのです。ここで彼は王座のような椅子に横座りするんですが、コロンビアが股間をもろ見して舌なめずりする場面があるから、このシーンではフランクン・フルターの股間に目がいっちゃうのは仕方ないんです!!

実際には最初、全体的な圧倒感に視神経も支配され股間には目がいきませんでした。股間に視線が集中するようになったのは最近ですよ。ええ、本当です。

それではもし何度もこの映画を堪能なさっている方がまた見るチャンスがございましたら、白ブリーフの形をよく堪能してみてください。

これからもブリーフや部分フェチに焦点を当ててがんばっていきたいと思います(所信表明)。

もちろん普通の感想がメインではありますけれども!フェチも昇華させていきたいです。ふふふんのふんっ(気合い)♪

レディ・イン・ザ・ウォーター

レディ・イン・ザ・ウォーター  Lady in the Water 2006年 アメリカ

監督:M・ナイト・シャマラン

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「レディ・イン・ザ・ウォーター」をDVDで観ました。スルスルと観られた。評判よろしくないみたいだが私はOK。確かに変な部分もあるしファンタジーならファンタジーでもっと何かパンチがあってもいいんじゃないかというところもたっぷりある。デビッド・リンチがこれ監督したらぜんぜん違うものになるだろうなーという考えも少しよぎった。


私はシャラマン監督の「サイン」も大好きなのでこの人のこういうヌルイ感じは平気です。ただ映画としては「サイン」のほうが面白い。私はですよ私は。どちらも評判悪いので好きな人少ないと思うけれど。


こうゆるいゆるいファンタジーが味なんだろうな。あとちょっと森の赤頭巾ちゃんぽさがあるところなんかね。「ヴィレッジ」もそういう感じだった。でもあれはある程度オチがあったからストーリー的には面白かったね。今回はそのまんまなんだよね。もうそのまんま御伽噺なの。こうひねりも何もない。多少、「どの人がどの役割か?」という部分で期待するところもあるにはあるのだが、それも割とこうヌルク、ユルク、気楽にあっさり解決していくのだよ。

そういう意味じゃシンプルな御伽噺現代版だよね。本当にそのとおり。

モンスターの造型もそんなに悪くないのだがゲートキーパの役割の三匹が、どうしてギリギリまで現れてくれなかったのかといった説明はちょっと欲しかったなあ。説明というか「ああ、それですぐ来なかったんだ!」みたいなね。あと、そんなに悪い人でもないと思うが唯一殺されてしまうコラムニスト(?)な人物がいるのですが、最初、あのモンスターが主人公の管理人さんを襲おうとしていたときに、そんな事態になっているとは知らずに現れたときはコラムニストはモンスターに襲われなかったじゃない?じゃあ何故、後日襲われたのだ。

守護者が誰かというのもキーポイントのひとつだったと思うが、パーティの途中でそれっぽい描写があるのでわかっちゃうよね。わかっちゃうんだけど守護者はまったくあのヒロインと一度も絡んでないのにあいつでいいのか?という思いは確かにある。こう彼が守護者であるのはすごく納得みたいなエピソードがないんだよなあ。身体を奇妙に鍛えているってことが伏線になっていたのか?そういう感じじゃどうみてもないしなあ。管理人がヒーラーだったというのは元の職業から考えてすぐに納得できた。まあそのあたりはそんなに安っぽくは感じなかったんだけど。あの子供が通訳者というのも本当に急に気楽に決まったよなあ。あのマンション(団地?)の人たちの普段のつながりなども特にないみたいだしね。そう、仲悪いというのもないわけ。ドライってことでもないんだけど。不思議な映画だなこう書いてみると。


器である役割を担った人間を演じたのがシャラマン監督自身だったようだね!こんなに若いのかこの人。結構ハンサム。今までも映画にチラチラと出てはいたが。今回のシャラマンは、とっても若く感じだよ。役者として違和感はなかったと思う。観終わって「そういや、どの人がシャラマン!?」とハタと気づいたくらいだから。

主役の管理人もいい味だしてた。そう、役者はみんな良い味だしてた。きっと脚本が少しシンプルすぎたんだろうなあ。シンプルならシンプルでもうちょっとこう危機感があるメッセージを含ませてもよかったんじゃないかと思うズラ。ヒロインのナーフであるストーリーはヴィレッジで主役やっていた女優さん?こんなに個性的な顔だったかしら。結構クセがある顔だよね。素敵な雰囲気なんだけど。こう全体的にみんなダサイ味がでていた。それはそういう演出を狙ったんだろうな。

彼女が出て来るタイミングも運みたいなのが左右してたのかなー。

御伽噺は突然だものね。ある日ある日、あるところに…だから唐突なのはいいのですけれどもね。

ラストも間違ったボタン押したのかと思ったほどアッサリ。びっくりした。せめて彼女が行ったあとに住人たちのちょっとしたエピソードくらいのせてくれてもいいかなとも思った。細かいラストじゃなくてもいい。笑いあうだけでもいい。そういうの何にもなくて突然終るよね。まあ最大の目的を果たすわけだからそれでいいんだろうけど!!

かといってすごく不満があるわけじゃない。音楽の雰囲気も映画「ピアノレッスン」っぽくってすごく素敵なの。

韓国か中国の親娘のやりとりもよかったな。あの娘っ子よかったよね。

でも「秘密がない人」はまあわかるとして(この人の奥さんが来客者に色々とちょっとした秘密を話してたからね)「尊敬されている人」はあの人でいいのか。そりゃ尊敬されるような人なのかもしれないが管理人さん個人的にだよな?そのあたりもすごく急にあっさりなの。あのアパートで全てを完結しないといけないわけね。

最初は彼女を誰にも見られてはいけないという設定なのに彼女を守るための役割をもった人間ならいくらでも見られてもいいってことなのかしら。そのあたりも急にアバウトになったよな。

だが、人間がくると去るはずのモンスター狼、草タイプも人間襲うし、最後プールサイドにあんなに人がいても襲ってきたし、「たまにヤンチャなモンスターが出ることがある」のヤンチャさんだったのかしらね。

なんだかこう不思議。「アンブレイカブル」みたいな偶然の積み重ね(必然なのか結局)なのだがこう「え?こんなアバウトでいいの?」って感じつつラストに淡々と進んでいく映画だったよ。


ただ、御伽噺といっても子供はこれ理解できないんじゃないのか?これ何かの神話みたいなのがベースになってんの?北欧やらケルトやらそのあたりに何かあるんですか?

といいながらも気楽映画。たまたまテレビでやってたら見てもいいかもしれないが、ものすごくお勧めはしないかなあ。画像は綺麗だったし目には優しい映画だったよ。


*後日、疑問に思ったところを再び感想していたようです(二年前)。↓追加感想


疑問なのは彼女の住んでいたところですよ直前まで。どのくらいあそこにいたんでしょうか。海から直接来たんじゃないのか?まあそれはいいとして、主人公の管理人さんが彼女の傷だか疲労を治すために御伽噺を参考にプールのそこを探索するじゃないですか。そのときにまず「癒しの薬」をすぐ見つけますよね。わりとすぐ。あの鉱石みたいなやつ。なんであれだってすぐわかったのか?ただの勘ってことでいいの?直感でビンゴってことなの単純に?あと変な扉があるじゃないですか。あそこをこじ開けるよね?あそこに入っていったような気がしたんだけど、でも別に扉の中の描写はほとんどなかったよな?その手前のびんが棚みたいなのいっぱいならんでいるところで「癒しの鉱石」見つけてたよね?扉の奥関係なかったよね?わたしが見落としているのか?あそこわかんなかったなあ。

彼女が地上に現れて管理人さんに見つかったのも運が左右してるしあのタイミングで見つかったからこそ作家志望のあの鍵を握る青年(監督なわけだが)と会えたわけだし。すべてがこう偶然のようにみえて必然なんだということはよくわかります。わかるんだが、そのタイミングをプールの底でしばらく住まないとわからないってことなのか?

そういうのを全て説明するのはヤボなのかもしれないけどね。でも御伽噺と現実生活のミックスがあまりうまくいってないシナリオのような気がするなー。もっとファンタジーを強めてもよかったと思うし、逆に現実世界をもっとリアルにして御伽噺の変な要素を浮き立たせるっていうのもアリだったと思うのだが。中途半端だったような気がする。もったいない。

あと、草ポケモンモンスター(見かけは狼)が建物に侵入してうろつくじゃないですか。後半ですけど。海の妖精さんが本格的に怪我&仮死状態のようになっているところで。ドラム式洗濯機がグイングインとまわっているシーンで、草ポケモンの目がうつったりしますよね?あそこも「ああ、これはどこかのタイミングで海の妖精さんの部屋に入ってちょっとしたバトル?誰か人間でバトルする人が出てくる」のね!って考えますよね?あと、それにプラスして将来の作家である人が扉を確認するじゃないですか。ちょっと気配を感じたりするんですよ彼が。その映像をみて「ああ、そういえばこの作家は未来をもう妖精さんから聞いて知っている。(この時点で観ている観客にも彼の将来はわかっているわけです。命的な問題なんですが。)、小説はある意味(小説というか社会的論文といったほうがいいか)できあがっているみたいなので、そうかもうこのタイミングでこの作家はデス!?」といった不安も煽られるわけですよ。わたしはそう深読みしてしまったのだが。

で、もちろんあの唯一ガブっとやられちゃうコラムニストっぽい人のための伏線でもあったのでしょうが、わたしの勘違いでなければ彼がガブッとやられた後に確か「まだこの建物の中でうろついているとしかいいようがない描写」が出て来るのよねー。そのランドリーのところはまさにそれじゃなかった?ガブっとやられちゃう前だったかしら。もうビデヲは返してしまったので確認できないのですが。わたしの勘違いだったら申し訳ない。

と、このように何か不安をただ煽るためだけにしては中途半端でぬるいんだよなあ。ホラー映画じゃないからいいのだろうけど。

草ポケモンは人間が生んだ土地の呪わしいものから出来ている!みたいなエピソードもないんだよね。ほら人間が海の精と会話していた古い時代とさらばして大地の開拓にいってしまい、そこで戦争ばかりみたいなところから入るじゃないこの映画。で、海の精が人間に親切にまた忠告しにきてくれるっていう御伽噺なんだけど、そのときに海の精はモンスターに狙われるというのが設定ですでにあるわけです。ただ、そのモンスターはなんなんだ?といったところだ。まあそれも、こと細かく説明しなくてもいいんですけどね。人間と海の精のコンタクトを断ち切るためだけに存在するものといわれればまあそれでいいのだが。なぜ「草」がひっからまっているのか。緑にまぎれるからってことみたいですけれど。あれ鉄砲などで撃つことはできないものなのかしらね。あとゲートキーパーは猿に似たモンスターだったんだけど、草という素材は同じだったね。あれもまぎれているためなんだろうけれど、同じ種から生まれ出でたものなのか。海からの援護は来ないしな。マダム海の精。つまり海の女王であるヒロインはもうちょっとパワーがあってもいいのでは。女王なのに。

と、色々とこうあら捜しみたいで申し訳ない。でも嫌いじゃないのだこの映画。雰囲気はあるしもうちょっとのめりこめれば泣けてたと思う。こう泣くポイントは何度かあったよ。なので惜しいのだ脚本がたぶん。



それとミュージシャンとして入ってた人たちはあのザ・ミュージック?(というバンドいたよな?)意外と好きなんですどね。ボーカルの人が変な動きなんだよね。音楽が前に聞いたときによかった記憶が。違うかなあ?



↑以前やっていた映画ブログでの感想(2008年)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓


本日、家で観たターミネータ4でジョン・コナーの奥さん役やっていた人がこの主役の妖精さんだったー!

わたしはシャマラン監督の演技は好きであります♪設定はいいのに何かもったいないシナリオになってたなあ。雰囲気はいいのになあ。すんすん…。



リトル・ヴォイス

"リトル・ヴォイス" 原題:Little Voice  1998 / イギリス





ブラスのマーク・ハーマン監督の映画。ブラスに出てきた俳優も少し出てくる。そうこの映画出てくる俳優は全ていいのだ。みんなクセがある上手さなのだ。もちろん主演のジェイン・ホロックスも上手。思ったより出てこないのだが鳩を愛する青年ユアン・マクレイガー(最高にカワイイ)、そして強烈な母親役のブレンダ・ブレッシン、駄目押しマイケル・ケイン。全てが濃厚でいいのだが、脚本としてはそれほど上手にまとまってはいなかったんだと思う。それでも音楽がとても効果的に使われてるのと、家の周りの妙な雰囲気などの小道具設定はとても好感がもてます。そして観ているときは「おお、いい映画を体験している最中だなあ自分」と思ったし、観終わった後も大変に満足していたのだが、何故か「もう一回観よう!」とはそんなに思わない映画なのであった。ジェインが物真似ショウで素晴らしく歌うところだけは観たいかな。それとユアンとのホノボノ愛のところはもう一度観たい。濃厚さがちょっとキツイ場面もあるような気がするが基本的には好きな映画。でもマーク・ハーマン監督の映画として質を求めてしまうと『ブラス』にどうしても軍配をあげてしまうかもしれない。でも全然悪くないのです。素敵な作品ですぜ。


↑以前やっていた映画サイトでの感想(2000年)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓


映画館で友達と観た記憶。シネシャンテだったかな。シネシャンテ率が高いな…。綺麗にまとまっていた映画だっったのと、主役のヒロインが上手なのだけれども、そう美人タイプでもないし、カワイコちゃんタイプでもないのでそれほどときめかなかったのかなあ。設定的にダサイ女の子を求められていたのでそれを忠実に再現していたのだから上手なのだと思う。とても可愛い女優さんなのですけどね。そして上手なんですよ。でも「わあああさすが女優ってうおおおおお」といった派手さはない。派手じゃなくてもきゅんきゅんする場合はあるのだが。上手なのと惚れるのとはまた別なのだろうなあ。ユアンもすんごくキュートなのに、出演シーンが本当に多くないんですよ。それも期待しすぎたのがよくなかった。私のせい…。すんすん…。でも良い映画であります。脇役が本当に個性的だった。そう全員個性的。けれど『ブラス』ほどのインパクトがないのであった。それでも心地良い映画です。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

"ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ "
原題:Lock, Stock and Two Smoking Barrels  1998 / 英



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劇場でとにかく大爆笑した映画。ゲラゲラゲラと大笑い。音楽も場面にマッチングでグー。あのクリーニング屋(だったかしらね?)に扮装したときのユニフォームとかよかったよねえ…。イギリスのクリーニング屋ってこういう格好してるの?と単純に疑問に思いつつも、そのシーンのモンティ・パイソンっぷりに異常に大笑いをしていた我々であった。役者の顔もみんなヨシ。わたしゃ特に大麻を栽培してるボンボン大学生のリーダーみたいな人が好き。顔が好き。でもアメリカのボンボン学生と全然違ってビバリーヒルズっぽくない!(当たり前だが…。)この映画観た時、劇場の雰囲気がものすごくよくて劇場中が大爆笑してたね。他の映画館で観た人との話を後から聞いたけど、そんな熱気ムンムンじゃなかったみたいだから。最高の雰囲気で観れた。観る時のコンデションも映画って大事よね―な映画だったよ。客が最高だった。いいコンデションで鑑賞できて幸せ時間でした。


↑以前やっていた映画サイトでの感想(2000年)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓


渋谷道玄坂にある劇場で観たのを今でも覚えているよ。友達五人くらいでいったかなあ。映画オフだったよねこの後。他のメンバーと飲み屋で合流した記憶。いや、この日はオースティンパワーズもはしごで観たんだよね。そこでまた他のメンツと合流したんだ。こっちのロックストック上映映画館にはどうやらイギリス人も結構いたようで、彼らの笑いが当然ながら我々ジャポネより一足先にほとばしるわけよ。英語の壁。それに引きずられたわけではないと思うのだが、起爆剤にはなっていただろう。でも純粋に私は爆笑した。

ガイ・リッチー監督とは相性悪い人はいるかもしれない。監督との相性ってありますからね。私にもそれはある。その後、映画好き好き集団の人達の話を眺めていたら(パソコン通信時代…文字的に)この映画どこがそんなに面白いのかわかりませんねん。千年女王。みたいな議論も勃発してたようだ。ユニークなことに、「どこが面白いのかわからない」という人に真剣に「ここが面白いんだよ!何故、君はそれが理解できない?」とおもしろさを噛みしめて伝え、わからせようとする行為が横行するのです。この「わからせてやる」行為が『北風と太陽』じゃないけれど、相手がますます意固地になっていく場合が多いのですよ。

面白いといっている人に「こんな映画のどこが面白いのか。面白くなさをお前に知らしめてやる!」というパターンは少数だったかなあ。まあ気持ちはどちらもわからないでもない。でもこれもお互い様で違う映画ではこの前「わからせてやるぜ行為」をしていた人が「わからないのかお前は!」と言われてたりするのでした。でもオフで会うと酒を酌み交わすわけ。文字だけでやりとりしてるとヒートアップしちゃうんですよね。こう言葉尻をとらえはじめる。会って喋ると熱はこもっていても喧嘩にはならないのに、文字は危険ですよね。取り扱い注意でありますよ。でも切磋琢磨しないと向上しないから修行の場でしたかしらね。とにかくみんな真剣なのね。それが面白かったですね。私はノンポリなのと、映画は娯楽だと思っているからそこまで真剣には!といいつつ、一度だけ違う映画ですが「おお、マドモアゼル!それは違うのです。あの映画のラストは愛なのです♪」とわからせようとした経験もありますが、それは理解してもらえた。わかりあえた。まあそのマドモアゼルはドラァグクイーンで知り合いだったのですが、基本的に彼女は激しい人なのでよく他の人と議論してましたけどね。私とは相性がよく「殿方の筋肉」の色気などを講義していただきました。

その頃の私は殿方の筋肉にはさほど興味がなかったので「ああ、マドモアゼルの好みは筋肉なのか」としか思わなかった記憶。今にすればもったいない。もっと真剣に講義に身を入れるべきでしたな。どははっ。私、殿方の身体は意外と貧弱タイプが好きだったのでね。二の腕が細ければ細いほど萌える。それは今でも意外とそうかもしれない。海外ドラマCSI:NY の検死医でシド(シーズン2から登場サブレギュラー)という人がいるのですが、その人の筋肉のない細腕に鼻血ドバドバです。でもルトガー・ハウワーは野太いですよね。しかし異常に好きだった。つまり筋肉関係なし。ハートが響く俳優になびく。矛盾。節操はない。でもシドの細腕には鼻血です。男性の二の腕細腕フェチ。だからポール・ベタニーの若い頃は二の腕がふにゃふにゃで頼りないから好きなのかもしれない(ギラリ)。


ロリータ

ロリータ/lolita  監督:エイドリアン・ライン 1997/アメリカ


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結論からいうと映画的には普通でした。特に感動とかもないが、だからといって別にアラも感じません。ノッケからジェレミーなのよとにかく。ジェレミーが主役じゃなかったらこんなに長くがつがつ感想アップすることはなかっただろう。

車をウネウネと運転しているジェレミー・アイアンズのあの瞳。もういきなり私の色気ボタンを押されました。ああ、この調子じゃずーっとジェレミーのことしか話しなさそう。仕方ないか素敵だから・・・。最初からググイとキたもんですぐのめりこめました。映画によっては、悪い意味ではなく、最初からスーッと溶けこめない映画もありますよのう。結構、意識しないと自分を飛ばせないタイプの。もちろん体調とか自分のバイオリズムのせいとかもあるけれど。そう、最初溶けこめないからといって映画的にはイマイチだったという結果になるかとそういうわけでもないんだよね。音楽の力が結構、今回大きかったと思う。最初の場面からもう音楽がワタシの脳髄を刺激し支配した。すぐに「あっ、こりゃー『ワンス・アポン~』のエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)ぽいよね!」と納得。かなり似てる音楽さ。だって作曲が同じエンニオ・モリコーネだもん。すごくこの『ロリータ』にはあってたのでは。ジェレミーにあってたのでは。いかにもといえばいかにもだけど、この場合はいかにもで大丈夫だろう。『ロリータ』の映画自身も解釈的にも突拍子もないモダーン最先端!ヒヤッホォォォイ!とかでもなかったし。

このノスタルジー風な音楽がワタシのこれまた脊髄を支配するー。うーん支配されてばっかりだ。いいじゃないかたまには。なんたってジェレミーなんだから。いいんだいいんだ。

そう、サントラ(輸入版)買って聴いているのですが、買ってよかった。グルグルとCDが回ってます。回れ回れ。ついでにワシも回してくれって感じさね。こう場面が頭に浮かびやすい音楽だ。ジェレミーが浮かびやすい音楽だ。素晴らしい。浮かんでくれプッカリと。ドンツクドンツク。もちろん、音楽はこのような拍子はないのであった。テケツクテケツク。

エンニオ・モリコーネというとやはり『荒野の用心棒』なのか?『ニュー・シネマパラダイス』もそうですね。『ミッション』もそうなのか。これも確かジェレミーが出演してたよなー。映画館に観に行ったよ。デ・ニーロ街道まっしぐらだったからなワシ。『遊星からの物体X』もそうなの??これも最高にいかした、そしてイカレた変な映画だよな。大好きです!!もちろんジョン・カーペンター監督のやつ。5回は見直しているだろう。だってスッゲー楽しいじゃん。<『遊星からの物体X』 

漫画で「宇宙家族カールビンソン」ってあさりよしとおの素敵漫画があるが、これのパロや、ジョン・ランディスのパロが最高に楽しい漫画なのよ!おもしろいのよおおおおおお!!

『シシリアン』もエンニオだったのか。映画、観に行ったよねこれも。確かクリストファー・ランバート?最後にワーッと男泣きした。女だけどね。気持ちとしては男泣きなのよ。ウエーン!


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さて、ロリータに話を戻そう。キューブリックの『ロリータ』は未見なんっすよ。学生時代にウラジミール・ナボコフ(Vladimir Nabokov)の原作は読んでました。映画(キューブリックの)を先に見たかったんだけど、当時、やっとレンタルビデヲ屋が多少出てきたくらいの時代?それと名画座でもあまりやってなかったんじゃなかったかな?やっていても私のタイミングとなかなか合わず観れなかった。『時計じかけのオレンジ』はよく観に行ったんだけど、それと同時上映はしてなかったなあ。ですので観たいんだけど、観れなく、小説は手元にある。じゃ、小説読んでしまえー。・・・。久しぶりにのんびりした小説……。当時は割と早読みの私でも、チンタラ読んだよこれ。今ならもっと違うのかな。途中がダレるんだよな。私の当時のリズムと合ってなかったのかもしれん。もう少し年齢を重ねてから読めばよかったのかもしれない。これと「ベティー・ブルー」の小説は結構、苦労して読んだ覚えがあるのよねーなぜか。映画は『ベティー・ブルー』はもちろん大好き。これも音楽がよかったねえ。でも小説はダラダラとした印象が。ダラダラダラダラ。

今回、この映画(エイドリアンのロリータ)を観てたら「お前がダラダラと読んだ小説をオレが忠実に気楽にお洒落に再現してやったぞ!」「オレのことを好きになれよ!ヘイ、ユー!カモーン!」と言われているような気がしてなりませんでした。それほど小説のような流れだった。ダラダラしてるとかはさすがに感じなかったけど、小説から抜け出てきたような設定だったような気がするな。ちなみに上の台詞はナボコフが言ってるというよりは監督のエイドリアン・ライン(Adrian Lyne)がワタシの胸をつかみながらつぶやいてるってイメージかな。

結構、好きな顔なのです。この監督の顔。この前、たまたまNHKのハリウッド映画番組にチョロッと出ていたがさすがに老けていた。でもどうやら広大な土地にある自宅前からのインタビーだったんだけど、あの家の素晴らしさよ。そう、この監督はね、女性が好きそうなインテリアを撮るのがウマイのだ。別に最先端とかじゃないんだけどさ。なんかね女子の好きそうなものをを配置する監督なのよ!(例:『ナインハーフ』におけるミッキー・ロークの部屋のオーディオとか、『危険な情事』のグレンの住む部屋とかお洋服など。)

案の定、監督本人も素敵な家に住んでいたか!エイドリアン!好きだエイドリアン!映画というかそのセンスが結構好きだ!お前の顔が好きだ!クロネンといい勝負だ!リンチの顔も好きだマクラクランに似てるところが好き…。<リンチ 

さあ、ロリータ役の子はこれがベストかどうかは難しいね。でも結構よかったんじゃないかな。誰がこの役をやっても全てのロリータ想像を満足させるのは難しいと思うよ。男性と女性じゃまた違うだろうしね。日本人と欧米人のロリータ意識も違うだろうから、

「このオナゴがロリータベストクイィィィィィーーーーーーン!」

ってみんな違うんじゃないかしらね。ワタシはもうちょっと色っぽい子でもよかったかなと思いつつ、いたずらっぽい笑みや、仕草、スラリとした脚、そういうのは結構イカしてたと思うのだよ。ただジェレミーを翻弄する天性の小悪魔っぽさはちょっと足りなかったかなあ?でも子供っぽいという点では最高だったなあ。難しいなあ。最初、観る前は「え!?このオナゴ、全然ワタシのロリータイメージじゃない!フガー!」と、ちょっとぷんぷんっとしてたんですが、観たらスンナリーと受け入れられました。

でも、私が男だったら翻弄されないタイプだなあ。でも意外によかったなあ。と、なんだかどっちつかづの感想なんですが、このイメージが固まらないところがロリータなのでしょう。成功成功。納得納得。ちょっと少年顔なんだよね。こういう子役の男の子っているよね。野球とかやってそうな感じの。でも別に中性的とかじゃないのよ。不思議不思議。

そのロリータのお母さん役のメラニー・グリフィス(Melanie Griffith)は当たり役だったかもねー。ケバイイモクサさがバッチリだったけど、イメージはもうちょっとケバクないイモッポイ母さんを小説からはイメージしてたんだけど、でもだいぶ前に読んだヤツだしな。このくらいケバイのかもしれないな。とにかくうまかったよねー。本当にジェレミーじゃなくてもブタだと思わせるこの演技。でもこの母にしてこの娘ありって感じで娘の洋服のセンスも母さんの血を絶対にひいていることが伺えたわよね。

このロリータ少女だから可愛く着こなしてるけど、1歩間違えるとトンチキすれすれよ。<ロリータ衣装 

母は娘に色々とうるさくレディーになれといってる風だったけど、自分がズボラで全然そうじゃないわけだからその辺りの部分がおもしろかったかな。よく日本じゃ嫁にもらうならその娘の母を見ろ!などというけど(そうだよな?)、ジェレミーはこの母が未来のロリータとは思わなかったのだろうか。下品なところなどクリソツじゃん。そのジェレミーのトラウマ初恋亡くなった恋人はかなり上品系の小悪魔だったよね?同じ人がやってたの?

や、わたしゃ下品系の小悪魔が悪いとかいってんじゃないですぜ。この躾がなってないところがまたエエんでしょう。しかし、先日、ヒッチコックの『マーニー』をやってたんですが、この主演女優は皆様もご存知の通り、メラニーの母親であるティッピー・ヘドレンなわけですが、やっぱり似ている!!お母様のほうが上品で皮膚感は薄いけど、基本的なとこがやっぱ似てるー。うおおおおおお。メラニーは皮膚厚いもんな。薄くはないだろう薄くは。

キルティ役のフランク・ランジェラ(Frank Langella)はズルイほど楽しい役だったねえ。このキルティって小説読んだときは全然、印象には残らなかったんだけど、こういう性格設定だったのかな?エイドリアンが唯一、遊んだ部分だったのかもね。<キルティ 

小説がナウ、手元にないので確認できないからアレなんだけど、最後の場面は、爆笑しちゃったよ。「なんでいきなりモンティ・パイソン?やっぱイギリス魂が最後に燃えたのか!エイドリアン!お前の顔はどうみてもイギリス人だ!イギリス人の皮膚のシワっぽさがもう溢れかえっているぞエイドリアン!」ってなわけでワタシ的にはもっと爆笑したかったんだけど、基本的にはシリアス場面だったので会場もどっちつかずの反応だ。でもアソコは爆笑するべきだろう。

ジェレミーが唯一霞んだ場面だからな。ジェレミーはやっていて爆笑しなかったのかな。それが不思議だ。いくら役に溶け込みしてたとしてもあそこは爆笑だろう。「ウプププププ」と笑ったジェレミーのNG集がワタシの頭の中だけにこだましてます。ジェレミーは絶対にそんなNGはしないといっても無駄です。私の妄想内のジェレミーは吹き出して笑ってます。それでこそワタシのジェレミー。みんなのジェレミーはそのままNGもせずマジメに演技しつづけてください。私は自分の世界でジェレミーと遊んでます。
さようなら・・・・・・。

しかし殿(ふふふふ…)との違いはなにかというと、殿のコーナーは作るけどジェレミーのコーナーは作らないってことかな・・・。悪いねジェレミー。

ジェレミー「ひどいじゃないか君!」

管理人「いいじゃないかジェレミー!君はきっとたくさんの人に愛されているよ!」

謎の男「そうだぞ。宇宙人と共演してみろ!」

ジェレミー「ダレだお前!?」

謎の男「俺はモルダーだ!」

スカリー「モルダー!あなたこんなところにまで!いったいどこまで捜索したら気がすむの?」

モルダー「スカリー、それは愚問だな。ボクは宇宙人にコンニチハ!というまで続けるつもりだ!」

スカリー「嘘ばっかり。コンニチハといったら次は君のスキな果物は何?とかいう質問までしたいくせに」

モルダー「・・・」

スカリー「なによその沈黙は?図星だったからかしら!?」

モルダー「違うよ・・・。君が宇宙人だったらボクは世界一の幸せものだったのに」

いけいけモルスカ!とことんモルスカ!いかすぜモルスカ!

↑以前やっていた映画サイトでの感想(1997年…当時)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓


最後のパロはXファイルのモルスカパロにはまっていた名残が残っています。

ロリータは上にも書いているように音楽をかなり気に入って今でも覚えている。でも、何故、最後私は爆笑しそうになってるの?覚えてない……。爆笑するようなラストだった?最後だけサタデーナイトライブの面白場面がサブリミナルで入ってたんじゃないのかしら。あと、モンティ・パイソンの最高爆笑シーンが私にだけ写し出されていたんじゃなくって?だって…爆笑したという記憶がないの。

でも、ジェレミー・アイアンズは本当に素敵だから、ジェレミーのファンは必見だと思います。私これ…一人でいった?それも記憶にないけど勇んで劇場には行ったと思う。ふんふん鼻をふくらまして。銀座に行ったと思う。13年前の記憶…。女性は好きな雰囲気の映画でしょう。エイドリアンはそういう監督だから。私のまわりの男子でこの映画観た人いないんじゃないかな。特に日本の男子が想像するロリータじゃないよね。あとジェレミーが素晴らしすぎて男は観に行ったら辛いと思う。よくわからないけどそんな感じ…。

最近の若い女優さんだと誰がロリータに適しているかなあ。今のジョディ・フォスターは強すぎてアレですけど、『タクシー・ドライバー』の頃のジョディ・フォスターならアリじゃないかしら。十代前半のスカーレット・ヨハンソンなんかはどうなのかな…。

若竹のようなさっぱりしたエロスだったよ。このロリータ少女は。一番エロティックなのはジェレミー・アイアンズなのだもの。ジェレミーが全ての映画なの…。そうなの…。ジェレミーを堪能する映画だった。音楽は本当にグー。音楽とジェレミー。そんな記憶。

ウィキみたら原作は12歳の設定なのか。ロリータ。でもこれだけロリロリ文化が溢れていると12歳くらいじゃギョッとしないのかしら。もちろんぎょっとするけど。だってジェレミーが12歳と!!それはもう鼻血がブハアアアアアア!ドバドバ。鼻血ドバドバ。


ルート9

"ルート9"  原題:ROUTE 9 1998 アメリカ




東京国際ファンタスティック映画祭'99 でかかった映画。一人でいった記憶。さて、若い時にはちょっと熱入れたカイル・マクラクラン主演の映画だ。なかなか渋い映画だったぜ。破滅に向かっていく映画なんだけどカイルが…というよりはカイルと一緒に主演だったウェイド・ウィリアムズという人がより破滅っぽい。まあ二人とも破滅なんだけど。ってネタバレになるかもしれないな。しかし地味なのでカイルが大好き!ピーター・コヨーテが好き!という渋いコアファン以外はあまりこの映画を見たいと思わないのではないだろうか。基本的に話も別にこれといって目新しくない。だけどそんなクソ映画ではない。しかしそんなに薦めない。ってどんな映画だ。「クソだからて観てみてよ!すげえクソなんだからすげえクソで、もうみんなを苦しめたいよ!」という映画のほうが意外と薦めやすい。この映画のようにそんなに悪くもないが特別すごくよくもない場合は「まあ見なくてもいいかな…」になってしまうね。カイルはさすがに老けていたがでも老けていても美形。老けていても美形。老けていても美形。これにつきる。


↑以前やっていた映画サイトでの感想(1999年当時)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓


身も蓋もない感想をしてるようですが、私はカイル大好きなのでとても楽しめたのです。しかし地味な映画には変わりない。地味でもスルメのように味わいがあるのならばあれなのですが。だからといって浅い映画でもないんですよ。渋い映画だったなあ。この映画祭の時に一度観ただけなんですが、再見は…しないだろう。テレビでも見かけた時ないなあ。ケーブルテレビなどでは放映してたのだろうか。ザ・地味。もうね覚えてないほど地味です。印象が薄いっていうのとはまた違う地味さ…。ジミー映画です。ファンタスティック映画祭だから何かもんのすごいミステリーやエイリアンなのかと思ったら違う。ヒドゥンっぽいのかと思ったら全く違う。でも悪い映画じゃないんです。地味なんです。しつこい。でもね、老けていても美形。それはカイルです。それは間違いないです。今でも言い続ける。今でもきっと美しいに違いない!最近のカイルは見かけないようにしているのかしら…わなわなわな。最近のカイル…。

若い頃のカイルのキュートさっぷり。

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そしてカイル・マクラクランといえば『ヒドゥン』。美しきFBI捜査官(実は……×××…ふふふふふ~)。映画も最高です。<『ヒドゥン』 もちろんツインピークスでのFBIっぷりも最高です。

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エネマグラみたいな銃でしなやかに応戦中。ヒドゥンは本当にいい映画なのです。今からでも遅くない。チェケナ!


ラン・ローラ・ラン

ラン・ローラ・ラン(原題:Lola Rent) 1998 ドイツ映画 81分
監督:トム・ティクヴァ(Tom Tykwer)
渋谷シネマライズにて鑑賞


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ローラ役のフランカ・ポテンテ(Franka Potente)がとにかく全てだ。脇役の人も全員素敵だ。ローラのこの走りっぷりといったらもう。おケツがとってもでかいんだけどこの爽快感のある走り。ブラジャーも肩のところから胸にかけてミエまくり、でもこの息が苦しくならない走りっぷりをみてると何も気にならん。そう、息が苦しくならないって別にかろやかに走っているとかじゃないのよ。場面だけガーッと走って繋いでいるから実際はそんなに走ってないんじゃないの?とかいうことはまったくない。とにかく走るのよ。こんなに人が走る映画は初めてみた。悲壮感がタダよってないのね。もちろん恋人を助けるためにランランランするわけだけど。アクティブシンキングすぎる走りとはこのことよ。私がこのローラの立場だったらすぐ諦めてしまうだろう。タクシーだろう。恋人死ぬだろう。

アニメもうまく使っている、MTVっぽいかな?と最初思ったけど何度もリプレイするうちにアニメが楽しみになってくるのよ。そんなには使われていないけどね。後、最初、脇役達が雑踏でワーってなっていて銀行警備員の人がサッカーボールを蹴ると…という場面がこうなんかグウウときたな。好きなオープニングだなこれ。

一回目、二回目、三回目と同じような場面が何度も出てくるのだけど(3段逆スライド方式ってこのことだったのか!<ハトヤ)微妙なズレがどんどん生じてきて(ズレというより軌道を修正してる感じかな)どの場面も前と同じなのだが、徐々に違う結果になってくるのね。そこが絶妙。どれも納得いくかんじ。お父さんの銀行の重役の人がこれまたいいのよ。この銀行の場面は一回目も二回目も見所のヒトツだよ。走る以外では。

最後の結末はね、ローラの走りっぷりがなんだったの?みたいな感じで(もちろんすごいオマケつきなんだけど)自分の走りのおかげで恋人が助かった結果じゃないのね。パッとみは恋人自身が自分の手で掴んだセーフ結末なのよ。でもね、実はローラの走りによってなわけよ。もちろん恋人にはローラがどれだけがんばったかわかってない結果なんだけどでもローラが何度もリプレイ(もしくは恋人が(でも実際はこれまたローラに走ってもらうわけだが))したおかげによる結果なのよ。ローラが誰かの近くを走り抜けただけでただの通行人の人生が変化してしまう。ローラがその通行人の人生を変えたことによって実はローラ自身の人生も微妙に変わっていての結果が、そのラストなわけ。だからその最後の走りも全然、無駄じゃないの。そうじゃなきゃ恋人は自分の手でカネを取り戻せなかったんだから。

おもしろいのは前に走った(前世の走りなのか?)ことは覚えてないのね。でも一回目には拳銃の扱い方がわからないはずのローラが(強盗するときに恋人に教えてもらう。)二回目に自分が銀行から金を出させるときに「?拳銃なんか使ったことないけどなんだかこの安全装置を外せばいいんだわ?」という台詞はないんだけど表情と行動でそれを表すのね。一回目の記憶(?)みたいなのが残っているのよ。そのあたりもすごく上手な演出だった。

あと ラストのローラの恋人が助かったのにローラが素直になんだか喜べない表情とかよかったな。わかるわかるそうだろうそうだろう!って感じなのよ。でも最後はなんだか前向きにニッコリなのです。(うがってみると、恋人が助かってという単純なニッコリじゃないともとれる。)

とにかくこの映画は観るとすこーんと気持ち良くスカッとすると思うな。しかも小学生とか中学生くらいに観てもらいたいねあたしゃ。女性が強いというのを描いているような映画なのだけれど、「女性に是非!ウーマンパワー!女性がいなけりゃこの世は闇!」って話じゃない。

オトコは泣き言をいい、オンナはいさぎいい、という図式は感じるのですが。屁理屈こねないで、ローラと一緒に走ろうぜって感じです。

この男性恋人は最初、何もかもをローラのせいにするわけ。いくらパニクっているからってそこまでローラを責めないでも?というくらい。でも最後はうまくいってケロケロしちゃってんの。これじゃローラに捨てられるよバカ!そう、きっとカレは捨てられるね。ローラは走りによって恋人を救ったけどたぶん違う何かに向かってくってかんじ。リセット技を繰り返して望む道に進んだけど、記憶がないにしろ、父親のこともう絶対に頼りにしないだろう。母親はローラが走ろうが何しようがまったく何も変わらないっていうのがおもしろかったなあ。

なんかとにかくスカーッとめちゃめちゃ楽しく観れてしまったのでもう一度観たいな。ビデヲ出たら絶対に再見。

そう、音楽もよかったぜ。サントラ購入予定です。


↑以前やっていた映画サイトでの感想(1998年当時)↑


↓久しぶりに顧みて…2010↓

そんなに前だったか。シネマライズで観たの覚えてます。平日の午前中に行ったような気がするよ。午前中か昼の一番目かもしれない。サントラは買ったはず…だけどどこにあるのかな…。「つもり貯金か!」

ひたすらいい映画だった。ビデヲでも再び観たし、母や友人もそれぞれ観に行った映画だったと思う。私は一人で行ったような…。

フランカは美人ではないのだけれど、ファニーで愛嬌があって野太くて最高。この前、『ボーン・アイディンティティー』でマット・デイモンの恋人役をやっている事実に気付いた。ちなみにマット・デイモンとマーク・ウォールバーグを私は常に混同してしまう。区別がつかない。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックにはお兄さんが加入してたんだ!<ウォールバーグ 私はつい一分前まで(ウィキでチェックするまで)マークがニュー・キッズ~の一員だとばかり思っていたよ。長年の誤解よさらば。新しいマークこんにちは。でも覚えられない。昨日、日曜洋画劇場に出ていたのはマーク・ウォールバーグだ。基本的にはいつの間にかマット・デイモンの映画を観てしまっているような気がする。不可抗力的な何かで。

ラン・ローラ~に話は戻るが、フランカの恋人役をやったモーリッツ・ブライプトロイは不思議な顔をしているのでインパクトがあり一発で覚えました。そしていつの間にか彼出演の映画を観ている状態に。『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』にも出ていた。『es[エス]』では主役もやってたね。でも名前を覚えられないの…好みの顔じゃないからかしら。でも顔は覚えている。ファニーフェイス。ドイツ人。『ノッキン~』は主役じゃないし、主役の二人は「男の世界を見せたるぜ』っていう男爆発の映画なんだけどお勧めです。ルトガー・ハウアーも出てくるし!ノッキンはイイ映画でした。ボーイズな何かが漂う…でも男臭い男の映画だった。いえーい。


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ヨー

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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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