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NINE ナイン

NINE ナイン 2009年 アメリカ

2010 3/19 渋谷シネパレスにて鑑賞



シネマァアアア・イタリァアアアノォォォ!

ケイト・ハドソン最高っ!!



久しぶりの映画館です。ここ数年は体調崩したのもあって映画館は敬遠してました。家でぎりぎりDVDをたまに観てるくらいのもんでした。今年は徐々に無理しない程度に映画館に足を運べるといいなーと思ってます。その体調回復自分記念として公開初日の『NINE』を観てきました。『フィリップ 君を愛している』と迷ったのですが、上映時間の都合上、『NINE』が見やすい時間だったのでこちらをセレクト。内容は余り知らず、俳優と楽しそうな歌芝居だと思って安心して観に行ったのであります。OKOK最高でした。

シネパレスはそれほど大きい箱じゃなく、こぢんまりしている劇場ですが、チケット受付のお嬢さんがとびきり美人で鼻血を出しながら前売りを差し出しました。よし幸先OK!尿対策も準備万端。そう、トイレが近いので上映中に飲み物を飲むなどの行為は私にとってスーアサイド!そう自殺行為であります。

平日の昼下がりとはいえさすが、公開初日、適度に座席は埋まっていて中央から後ろの座席は満席状態。私は遠視傾向な視力なので後ろじゃないと辛いものがあるのですが、こればっかりは仕方ありません。早い者勝ちの席取り世界ですドスコイ。それは関取。

で、関取ばりに少し前の席を陣取って予告編などを楽しみつついよいよ本編突入。

ダニエル・デイ=ルイスを劇場で観るのは本当に久しぶり……。相変わらず知的で色っぽい。この役柄ぴったりだったのではないですか。でもまだ52歳なんだ。ダニエルは当然イギリス人ですが、この映画の中ではイタリア人の設定でしたよね。

そうこの『NINE』、フェデリコ・フェリーニ監督の有名な作品。監督自伝的映画『8 1/2(はっかにぶんのいち)』がベースになっています。まず、ブロード・ウェイで『NINE』として舞台化し、それを映画化したのが今回のこの映画。なるほどなのでイタリア。女性がたっぷり。苦悩する監督。OK理解しました。フェリーニの『8 1/2』は未見なのです。いずれチェックしなくては。家にレーザーディスクがあったよな…と思ったら同じ監督のですが『甘い生活』でした。これも名作ですよね。

さて、現代の映画に話は戻します。これ出演者全員、ご自身が歌っていると思うのですが、ダニエル上手だったなあ。声がはっきり出ていて素晴らしかった。そりゃダニエルは女にモテモテだろう…。私はダニエル好きですが、ゾッコンになった過去はないのです。母は確か熱烈なファンだったですよ。ダニエルといえば『存在の耐えられない軽さ』(The Unbearable Lightness of Being)ですかねやはり。にやり。今、観ればダニエルにゾッコンになるかもしれない!母は当時ゾッコンになっていたから!年齢によってはまる時期が違う場合ありますからね。

NINE で、ダニエルは主人公のグイドを演じるのですが、夜中でもサングラス、細いネクタイ…記号のような格好でいつもいるのです。地味に過ごしたいわりに、目立つでしょそれ…というアイコン状態。巨匠と崇められ、近年はよい作品に恵まれず、映画を出してもヒットしないが、久しぶりの大作ということで、マスコミの集まりっぷりも、周りの持ち上げっぷりもヒート気味。もちろん最近コケ続けているというのもチクチク言われるのですが、そこはマエストロ!基本的には偉大なる監督としてみんなに認知されているんです。

プロデューサーにせっつかれ、せっかくローマから逃げて、高級避暑地の素敵なホテルに宿をとっても、すぐに見つけ出され、スタッフ丸ごとローマから引っ越してきちゃうんですよ。ホテルの中に仕事場を設定するの。その大胆な映画作りっぷりは、昔、映画産業が華やかだったんだろうなというのを垣間見せてくれるんですけどね。そう、少し時代が昔設定なんですよ。華やかなスターで彩られていた時代。

グイドは逃げ出したくてたまらないんです。(だってアイデアが思い浮かばない!最初の出だしからして一ミリたりとも出てこない状態!)スタッフに事務所で(避暑地に行く前の段階)追っかけられて、やっと衣裳部屋に逃げ込むと、そこには昔から一緒に仕事をしていた映画衣裳デザイナーのリリー(ジュディ・デンチ)がいるんです。

そして洋裁台の上にごろんと横たわり、巻いた生地の束を枕にして、リリーに甘えるわけ。煙草をくれと。コーヒーもお願いだと。年期の入ったリリーは軽くかわしますが、グイドを赤ちゃんみたいに扱って奮い立たせようと努力するんですよね。この場面大好き。この洋裁台の上でごろんは何度か出てくる定番のシーンになります。そう、避暑地先のホテルでもこの仕草をやるんです。

m34.jpg


それで、避暑地のホテル…にまず逃げたグイド。撮影隊に探される前に、ホテルについてまず彼がやったことといえば…女と連絡をとることなんですよ。ここからグイドの女性遍歴(もちろんリリーとのやりとりも含めて)が現在進行形と過去を織り交ぜながらミュージカル仕立てで華麗に描かれていきます。

最初にホテルで逢い引きしようとするのが、ばばーん!ペネロペ・クルス演じるカルラ。カルラは喜んでホテルに来ちゃうんですが、その頃はもうバレそうになってるわけね。監督の居場所。それにグイドは奥さんもいるので、腰が引けちゃって、せっかくカルラが楽しみにしていたホテルには案内せず、駅の近くにある、ひなびた宿をチェックインしておいたから…なんて言うの。グイドずるい!だけどカルラは言いくるめられてとりあえず、そのひなびた宿で男女関係きゅんきゅんするわけです。

あ、呼び出す時、まずカルラであるペネロペのミュージカルが色っぽく入っているんでした。そう、女優全員に、歌う場面があるんですよ。一人一曲フルコーラスで。

それがペネロペの最初のシーンになってます。(宿でにゃんころりんはその後)

久しぶりに最近のペネロペを観たけど…さすがに可愛いけど、全盛期のペネロペから観ていると「わ、貫禄ついたな……木の実ナナ化してる!」と動揺しました。肉もむっちり。もちろん太ったりなんかしてません。そりゃ女優さんですからね。でもむっちりですよね。むっちり!!もちろん海外女優さんはグラマラスがセクシーのステイタスですから、日本での美の基準とは違います。私はグラマラス大好きなので全然問題なし。むしろむっちむっちしてるとムハーとなります。でも痩せているのも好きですよ。ムハー。

私、ペネロペというとデビュー作品『ハモンハモン』を彼女の作品としては一番最初に観ているのですが、あの時のペネロペは「こんな色っぽい女がいるなんて。最高にくらくらする」と鼻血をダーダー流しながら観た記憶。映画そのものも男女のセクシー付き合いを題材にしていたので(エッチというわけではない。いや、エッチなんだけれども!)、もう映画そのものがフェロモーン。どの出演者もフェロモーーーン。ものすごいフェロモン映画です。大好き映画。スペイン映画です。そして『オープン・ユア・アイズ』ですからね。これまた清純だけど最高に愛らしい役柄で…たまらなかったなあ。最近の作品は観てなかったので突然あらわれた木の実ナナっぷりに動揺はしました。でもかわいい。加齢はかさねているけど、あんなコスチューム似合うのはあなただけよ…というくらい可愛いな。この役、ウィキみると最初はレネー・ゼルウィガーも候補だったようですね。シカゴに出演したからでしょうかな。監督が同じなんだよね?<シカゴと

ゼルウィガーも可愛いからデヘヘヘですが、このカルマ役はペネロペで大正解じゃないですかね。ラテン系の激しい感じと可愛らしく我が儘を言う表情、そして、後でがっくりくる疲れた表情なんか…ペネロペが年を重ねたからこそ出せた味わいだと思います。

そしてグイドには妻がいるんですが、妻も愛しているけど、それだけじゃ駄目なんです。妻は妻でいて欲しい。そう題材的には典型的な男子の欲望具現化状態。その妻は清純の中にも強い意志があり、これまた愛らしい。系列的にはお洋服やメイクをオードリー・ヘップバーン風にしてましたよね。少し癖のあるお顔してますね。私、今回この女優さんだけ知りませんでした。マリオン・コティヤールさん。ウィキで調べた…え…『Taxi』 に出ていたあの女性?わからなかったな。癖のある顔なのに!フランス人…アカデミー主演女優賞も受賞なさってるのか。知らなかったよ!彼女はヒロイン役なので唯一、二回歌うシーンがあります。一度目は妻としての貞淑な雰囲気で、二度目はワイルドに!このワイルドの時よかったですよね。ザ・ワイルドで。

しかし、ザ・ワイルドといえば…ファギー姐さんでしょうか。もう期待を裏切らないファギーっぷり。いつもより倍増して体つきもむっちりしてました。すんごいむっちりしてましたよね。どんだけむっちり祭なんだこの映画…と。むっちり愛好家にはたまらないムハムハ度。ムハメット度濃厚。

ファギーはグイドが小さい頃浜辺であった怪しい女性の役なんですが(教会から悪魔と言われている女性の役)、小さい子でも金を渡せばセクシーダンスを踊ってくれるんです。きっと個人的に恋のレッスンもしてくれたに違いありませんねん。まんねん。

で、もちろんファギー節全開。ビー・イタリァアアアノォォォ!とガサツに(ほめ言葉)歌い上げます。でもちょっとファギー姐さんのメイク怖かったですよね。もうちょっと美しい仕上げでもよかったのに。迫力はありましたが。

大御所の中の大御所、ソフィア・ローレン大女王はさすがの貫禄。立ってるだけで女優。グイドのお母さん役なんですが、もうお母さんじゃなくって女優。別格すぎですが、舞台映画なので違和感なし。違和感といったら全員が違和感なわけなのでミュージカルは違和感あるくらいで丁度いい。だって子供役のグイードの手を繋いでいる時も、子供と母には見えないし、大人になったグイードとダンスをするときはもう男女のそれなんですもの。大御所っぷり発揮しまくり。


私の中でのヨーロッパ系の大女優というとカトリーヌ・ドヌーブ、ソフィア・ローレン、二大巨頭を常にイメージ。その一人ですからね。ドバーーーーン(迫力寄り切り勝ち)。


そして私の愛するニコール・キッドマンのきゅいんきゅいんとした歌声。彼女の歌声は『ムーランルージュ』で死ぬほど聴いているので、今回も本人が歌っているとすぐにわかりました。ニコール・キッドマンはグイードのミューズ的な存在で大女優役なんですけど、もうそれはちゃんと再現されてます。本当に綺麗だなあ。私はニコールに弱いので評価が甘くなりがち…。この役もウィキによると、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが予定されていたようですね。それはそれで迫力美女。どちらも好きなのでキャサリンのクラウディア役も観たい気はしますね。今回、他の女優さんがむっちり系だったので少しモデル体型のニコールがミューズだったのはバランスがよかったかもしれません。キャサリン姐さんはもちろん最高のスタイルですが、色っぽい系ですからね。でもまあどちらにしろ眼福です。


そして…冒頭に叫んでしまいましたが、ケイト・ハドソンは最高にホットでクールだった!!彼女はファッション雑誌の記者役なんですが、グイドに対して粋に絡んでいきます。昔のモードっぽい衣裳で歌い上げるのですがすんごい迫力。下手な歌手の歌より聴き惚れたましたよ。この歌は家に帰っても頭の中でぐるんぐるんかかりっぱなしでした。

最初、ケイト・ハドソンじゃなくて、勘違いでケイト・ブランシェットが出演していると思い込んでいた私は、「どこ?どの役のどの女性がブランシェットォォォォ?」と画面をギラギラ見続けていました。全然わからないの。どこにもいないんです。だって出演していないから。終わり。

映画全体としては軽い仕上がりです。でもラスト最後の三分…グッときました。最後とってもよかったですね。最後の三分…ああ、映画っていいなと感じられました。それまでは単純にひゃっほー女優迫力ホーとか思っていただけだったのです。女優さんの歌のシーンはそれぞれ素晴らしかったのですが、その繋ぎ繋ぎがちょっと荒かったかなあと。どうしてもそうなっちゃうんでしょうけどね。メインは歌でしょうから。グイドの駄目っぷりも良く出ていました。奥さんに甘えて我が儘を言いっぱなしなのも、どの女性にもついつい優しくしちゃうのもさすがダニエル。煌びやかな部分はキラビヤかを繋げていただけに感じたのですが、最後の三分で映画っぽさをぐいっと出してきたので満足しました。

特に女優さんに好みの人が多く出ているなら、彼女たちのショーを観に行くつもりで行くと楽しいと思います。若い子よりも少し年を重ねている人に好かれている女優さんたちだと思うので、そのあたりの年代の人が楽しめるかもしれません。

大御所年齢重ねた女優対決としてもソフィアは女優としているだけで圧倒感でしたが、ジュディ・デンチの丁寧な演技は目をみはります。彼女が要所要所ぎゅっと場面をしめていたと思いますよ。グイドの奥さんとの信頼関係もちょっとした仕草でお互いよく出ていたし、最後、ラストにかかるまえ、落ちぶれたグイドと再開したジュディ・デンチの包み込むような演技は観ていて安心しますよね。

というわけで、ケイト・ハドソンの歌い上げっぷりを脳味噌に刻み込むには映画館へGOでしょうか。お時間がなくご覧になれなかった場合はDVDになったらチェケラであります。

トレイラー





これはフルコーラスでケイト・ハドソンが歌を収録した時のメイキング付きプロモビデオ。ファギー姐さんもメイキングに出演。



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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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