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インビジブル2

インビジブル2(Hollow Man II) 2006 アメリカ


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少し前に深夜テレビで字幕版を放映していました。録画しておいて先日観たのですが…。

さすが話題にならなかっただけあって、すごい勢いで薄いんです印象が。透明人間なだけに薄すぎる。

しかし前作『インビジブル』は透明人間でも濃いんですよやたら。存在感ありまくりの透明人間でした。透明なのに。

インビジブルはあの濃厚監督ポール・バーホーベンが監督したのだから当然です。パワーありまくり。

今回、ポール監督は制作総指揮にはなってますが、全然、総指揮しとらんだろうポール…というほどパワーがないんですよ。

ウィキを見ると→ 本作はOV(オリジナルビデオ)として製作されたため米国では劇場未公開。日本での初公開は2006年12月23日。

なるほど、劇場用じゃないなら薄くても…仕方ないかしらね。でも日本では劇場公開したのか!?

面白くない…わけじゃないんですよ。話はいきなり唐突なのですが、その謎もすぐにクリアーにはなるのです。それにしては余りにも唐突なので、映画の最初を録画ミスしたのかと思ったよ。

最初に透明人間ありき…なのはいいのです。でもその透明人間が全然ドラマティックじゃないの…。可哀想…な立場だったり(可哀想といえば可哀想だが…)、透明人間になるきっかけに引き込まれたり…するものがあればいいのけど、その部分がまず薄い。

そして透明人間の顔は途中でわかるのね。(透明じゃなかった時のエピソードがある)恐ろしいほど好みの顔じゃなかった!ドギャーン!この俳優さんの顔ラブの人には申し訳ない。どうせ殆ど透明なんだから…と、適当な配役だったのか?

全体的に予算のなさを伺わせる作り。透明人間に到る過程も驚愕のしょぼさ。「インビジブル」より年数経ってるのに、ショボクなってるってどうなの?予算がないからって、その透明になる過程を楽しみにしてるファンの気持ちはどうすればいいの!すごい勢いでショボイのです。

それでも面白ければいいじゃないですか。ショボイからこそ面白いB級C級映画だってあるのです。豪華じゃないのが逆に味がでていいと絶賛できる面白映画はたくさんありますよね…

けれどこれは薄い…。特に透明人間…。

透明人間はダレなんだ…?

と、ウィキで調べたら余りにも仰天してむせましたよ(実話)。


クリスチャン・スレーター が透明人間だったなんて!!


えええええええええええ。ものすごい悪人顔(それはいい)で、美しくなかったけど、いったいどうしたことなの…。スレーターには昔から全然思い入れはないけれども、それでもこの透明人間のスレーターには違和感を感じる。


スレーター何やってんのぉぉぉぉぉぉぉ!

(↑銀魂風、若しくはガンダムのブライト艦長風)

悪人面なのはいいのです。そういう役柄だから。前作のインビジブルでもケビン・ベーコンが悪人顔になっていくんですよ透明だけどね。それはそういう役だから悪っぽい顔なのはむしろ魅力的なのに…。

今回の透明人間は名もない役者しかもドイツ系…を使ったのかと思ってたよ偏見。

だってスレーターといえば、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でリバー・フェニックスの代役をやったほどなんだよ?美青年設定なんだよ基準は。日本女性の美青年設定とは違うかもしれないが、美青年を謳歌してきたんだよねこの人…。でもアメリカ人が選ぶアメリカ男優セクシー美青年ランキングと日本人が選ぶアメリカ男優セクシー美青年ランキングは違いますよね。あっちで「今年のベストセクシーガイ!」って発表されるのを見ると「まあ…確かに人気はあるし演技も悪くないが、アメリカ人のハンサム概念は我々とは違う!」と戦慄する場合も多々あります。もちろん人気俳優がベスト10入りする場合が多いので、何人かは当然かぶってるけれども。だとしても違う!

それはアメリカのおもちゃでも感じますよね。すごく人気がでる人形の顔が怖い。「え、…何でこれが爆発的ヒットおもちゃ?これじゃチャッキーも多発するはずだぜ」って思いますよねー。それとゲーム。萌えゲームがないのはいいのですが、人物設定する時に「とことんバタ臭い……セクシーなボインパーツも選べるけど、不思議とセクシーじゃない!」みたいなポリゴン。今はCGなのかもしれないけれども。だとしても!

話はずれましたが、『インタビュー・ウィズ~』はキャスト設定でスレーターだけではなく他のキャスティングにおいても物議を醸してましたけどね。私、原作のファンだったんですよ。本の。それで原作者がもし映画化するならこの役者がいい…というのも何かのインタビューで読んで知っていたのですが、いざ、映画化されたら全然違うキャスティングで吐血した。みんな上手でしたけど…何かが違った!!!

今回観た映画『インビジブル2』でもスレーターは決して太って醜くなってる…わけじゃないんです。ほら、外人さんはあっという間に膨らんでしまうから…。でもスレーターはそうなってはいない。でも…何か別人だよこれ…。役柄でそうしてたの?全然わからない。私がしばらくクリスチャン・スレーターの映画を観てないせいで過去とのギャップがあるのかしら…。顔が全然違うんだもの!!私が誰かと勘違いしてるのかしら。

しかも、ケビン・ベーコンの役柄と違って、殆ど透明人間状態なんですよ今回のミスター・透明は…。ケビンは前半シーンでは見える人間として結構、動いてたじゃないですか。だから透明になっても彼を思い浮かべられるんです。実際に透明スーツを着て、ケビンがちゃんと動いていたみたいですしね透明シーンも。だから透明人間の視点で一緒に映画を楽しめた。ケビンという科学者がちゃんと印象づけられていて、彼の性格も把握できている状態で透明になるからね。

だが『2』では、既に透明人間になっちゃっていて…「これダレなの?」状態が続くから透明人間に我々は同化できないんですよ。得体の知れないゾンビが襲ってくる…くらいの気持ち?ゾンビならまだしも、ただの誘拐殺人犯人みたいな人ですよね。透明の怖さがないの。

そして主役の刑事男性がこれまたモケモケして頼りない。垂れ目君。

私、垂れ目が苦手なのかしら。男性の垂れ目…。あ、でもヒュー様は平気だわね。素敵だものねヒュー様(ヒュー・グラント)。

モケモケタイプの垂れ目ボーイ(外人)に珍しくイライラするのです。顔が丸いからかしら…<イライラ原因 プリズン・ブレイクでも囚人で一人、垂れ目のモケモケボーイがいるんですよ…。スリの達人なんですけどね。白人ヒップホップみたいな若い子なの。顔はファニーで好きな方はきっとたまらない可愛さなんだろうけど、バカっぽいのよとにかく。そういう役柄だから役者さんって上手だなーと感心するのですが、役者としてというより役柄でこっちは観ている場合…「何だかこの子はモケモケしすぎ!バカっぽすぎ!」と珍しくイライラ度が増す。

その垂れ目系列に属するのが今回、インビジブル2での主役の一人…男子刑事なの…。

垂れ目のせいだかどうだか、わからないけど、彼が幾ら一生懸命になっても、ダイハードな状態にならないのは何故?大学生っぽいんだよねこの男子刑事…。だからって「瑞々しい若々しい食べてしまいたいわかめもえ…」みたいな感情はわき起こらないの。警察で上司にくってかかる場面でも、全然刑事に見えないという始末。

演技はいいと思うのです。顔が垂れ目でモケモケしてるからなんだと思う。この刑事さん好きな人ごめんなさい。この刑事役じゃなければ私もきゅんって観られたと思う。しかし刑事は事件の真相(これまた大した真相じゃないのだが)を必要以上に知りたがりなのね。知りたがりが出しゃばって巻き込まれていくのは映画の基本なのでOK。しかしモケモケミスター・垂れ目…はその気概が空回りしてるのよ。何だかもけもけしてる。

そして女主人公は可愛い。好感がもてる可愛さだった。可愛いけれど、さっさと理由を言わないもどかしさ。最初の時点で「何故、自分が襲われているか…それは国家秘密なので…言えないの」というのはわかる。しかしモケモケ刑事と二人で逃避行し始めたらさっさと言っちゃえばいいのに!明らかにもう秘密にしておけねーだろ!

脚本がきっと悪かったのね。俳優さんに罪はない。

女主人公の人はすごく可愛かったよー。唯一の目の保養。主人公の妹役も悪くはなかった。姉妹の軋轢を感じさせる伏線シーンもあるのね。でも、気楽に仲直りなの。何が軋轢の元なのかも、よくわからなかったけどね。ここもまた厚みがなく薄いシーンなのだ。妹も透明人間に拉致られちゃって利用されるのだが、それもそんなに切迫シーンにならないわけ。どういうことなわけ。

前のインビジブルも国の思惑絡みがあったりするけど、今回も単純にそうなのよ。政治絡みで…宿敵の政治家や目の上のタンコブ官僚などを殺すためだけのプロジェクト…みたいな。それに使われた兵士(スレーター)…って構図。

そんなぬるい設定だって構わない。ぬるい設定なのはどの映画も殆ど同じだ。そのぬるさを楽しく魅せてくれればいい。だが、ぬるいまま映像化したのであった…。

エッチシーンも物足りない!バーホーベンがいつも選ぶようなエロティックボディな御姉様が全然出てこないのも不満!!それが楽しみの一つなのに!

ミステリー要素的にも全然ワクワクしない。

男刑事も当然のように透明化するんだけど、それの後処理が変!!

ラストに言及しちゃいますが、確かに刑事はいろいろと突っ走ったけれど、正当防衛の場面だってあるんだし、逃げ回る必要はないよね?罪はそれなりにあるかもしれないが、それほどの罪じゃない。一人はちょっとワナにはめて殺したっていう場面あるけど、あいつ悪人だしな。それいったら、ダイハードなブルースは何十人爆発させていてもまだ刑事やれてるもの。

で、女主人公博士は最後、病院で入院してるのね。最後の方、それぞれ死闘があるのですよ。お約束の闘いがね。それ終わってのラストなんだけど…。

妹「あの男刑事さん…どうなったかしら」

女主人公「彼はきっと戻ってくるわ…きっと」

正確な台詞は忘れたが、こういうノリなんです。

それで、その病室を見上げるフードをかぶった男……そしてその男は病院の建物を背に立ち去る…カメラは正面からその男を捕らえる…フードの中身はない。あ、透明男刑事!!



なのでありました。いいんですよ。そういうオチは予測できますが、別に立ち去らなくてもいいのです。女主人公は透明人間→人間に戻せる薬を作れるんだから、彼女の元にいって…作ってもらえばいいだけの話なの。でも何故か消え失せている設定になってるのだ…。消え失せているって透明じゃなくって…所在を女主人公にも知らせないっていう意味。意味がわからん。

男刑事が透明になったことにより凶暴性が湧き出て人殺しをやたらしたくなる(前回、インビジブルの設定ではそういう設定があった。人殺しをしたくなる…というわけではないが、性格が凶暴化してしまうので結果そうなっちゃうんですよ。理性がきかなくなって、めっちゃ短気になっちゃうんです)

そう、男刑事がそういった凶暴性で、何人か無実の人を殺しちゃって…ああ…どうしよう…俺はもう人間には戻れない…みたいな悩みを抱えているのなら、わかるんですが、基本的に透明になったのも悪い奴らをぶっつぶすためだったので…その凶暴性は見ているこちら側には伝わらないのね。なので女主人公を助けたら、自分も一緒に助かればいいのに…。

何故、放浪の旅に出るっぽいシーンでラスト?

ただの普通の刑事さんだったのに…。哀愁…みたいになってるの。ええええええ?

というわけで、1作目の『インビジブル』のかけらも感じられない映画ではあるのですが、これほど長く感想をぶちかませたということは楽しんだ証拠なのです。OK問題なし。でも一週間くらいで内容を忘れそう。まるで透明映画のようになりそうだ。それでも問題ない。楽しんだ気持ちが大事です。忘れても…。


一応トレイラー




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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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