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ダニエル・ブリュール主演新作映画"Der ganz große Traum"の予告トレイラーと画像♪

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↑クリックすると大きくなります。

以前、お伝えしたダニエル・ブリュールの新作映画"Der ganz große Traum"の予告トレイラーや画像が続々とアップされておりますぞ。(→ 以前の記事はこちら)

ポスターも既にできあがったようです。

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ほほほ。そして予告トレイラー。



熱血教師。そして生徒達が可愛いですね!これは期待大だなあ。日本で公開されるといいなあ。ピクニックも楽しそうだもの。こんな素敵な先生とピクニック!鼻血ピクニック!

さて、話はちょいと変わりますが連日お伝えしているようにgif動画に若干はまってます。はまっていろいろ研究していて気づいたのですが、海外な人々とジャポネの独特な感性の違いを感じてます。gif動画に対してではなく画像に対してのセンスの違いなのですけれどね。今日、ダニエル君の新しい作品の画像を一番上にアップしましたが、外国の人はコラージュというか一枚の画像に何枚も貼り付けたり連続活劇のようにしてるんですよ。もちろん一枚で一枚…という普通の画像もアップされているんだけど、コラージュが流行ってるようですなあ。それは前から感じてましたが、日本では滅多に見かけないからね。何かこう流行と感性が違うのでしょうな。感性と流行。インフルエンザ。

それとgif動画は映画関係じゃなくスポーツやら何やらでいろいろと作られてるのであった。それも日本の流行と違う感じ。今は映画『ソーシャル・ネットワーク』の俳優さんが流行ってるみたいで彼のgif動画をもんのすごい見かけるよ。

例えばこれ↓

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サタデーナイトライブってなってますが、この人、ソーシャル・ネットワークで主役の一人をやってた子だわよね? ジェシー・アイゼンバーグ君。M・ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』に出演してたようだ。ああ、さすがにわからないわー。まだその時はメインのキャストじゃなかったと思うのだが…。現在、27歳。

これも彼の。

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ちなみに、本日ブログのヘッダの部分に動画を取り込んでみました。元は海外職人さんのを使用させていただいたのですが、ヘッダにするには全て分解して一から作り直すといった感じになったのでありました。字は私が入れたものです。<Bread & Butter アウグストさんがパンにバターを塗り塗りしてるよ。可愛いよ。ふんふんふん♪ それにしても……うおおおおおお。gif動画製作は時間クラッシャァアアア。私は暇です。

多分、この映画は "Slumming"からの一部だと思うのです。パンにバター塗っている場面あったもの。今、家庭のテレビは家族が使っているので確かめられませんが明日確かめてみます。ちなみに以前、"Slumming" の記事を書きましたぞ。(→ こちらの記事)

今日そういえば『エスター』を鑑賞したよ。私は面白かった。何か言うとネタバレになるので言いませんが、とあるポイントで「おおーーーーっ」となります。ピーター・サースガードはこういうお父さん役ドンピシャですなあ。お父さん役というか夫役というか。もちろんエスター役の子が異常に上手でした。

そして子役の男の子が一人出てくるのですが、ポール・ベタニー出演映画『ファイヤーウォール』でポールに騙されてピーナッツ入りクッキーを食べちゃうあの可愛い子だったよ!気づかなかったぜ。『エスター』は単純にお薦めします。多少、血だらけな場面があるので血や痛いのは一切駄目!という方には無理には薦めませんが、ホラー映画平気な人なら是非。エスター役の子すごおおおおおおおいいと感嘆いたします。

ピーター・サースガードはハンサムさんなんだけど、ふにゃんとしているよね。ふにゃんとしていてちょっと駄目な感じがとっても上手な役者さんです。ユアンとダニエルと足してキーファー・サザーランドをベースにしつつ…ふにゃんとさせた様相。ふにふに。
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もうじきドイツで公開予定のダニエル・ブリュール主演作品 "Der ganz große Traum"

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Der ganz große Traum 2011  ドイツ映画

二月下旬にドイツで公開予定

ダニエル・ブリュール主演の映画。IMDbの簡単な紹介を読むと…

An English teacher finds work as a soccer coach at German school in the 19th Century.

19世紀、ドイツの学校で英語の教師がサッカーコーチとしての仕事を手に入れた(見つけた)。

ドイツってサッカー強いですものね。その始まりみたいな話なのかしら。


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それにしてもダニエルは髭が似合うったらない。『クラバート 闇の魔法学校』でダニエルの髭っぷりに惚れ惚れしたのは間違っていなかった。

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こういったクラシカルなスーツも似合うもの。ダニエルはスーツがとっても似合う。ポール・ベタニーとは違った方向性だけれど、きゅむんむくむく系なのにスーツが似合うって貴重。

子供達もアメリカキッズと違って地味な雰囲気がたまりません。きゅん☆

ドイツ語の原題 "Der ganz große Traum" は直訳すると「とっても大きな夢」でいいのですかな?巨大ドリーム。トラムって夢っていう単語なんだ。発音でいくと「トァアアム」って聞こえるね。

パイパタールの悪夢再び!

ってことはない。

サッカーってドイツ語だとFußballになるんですね。発音はフスベェエエと聞こえる…。幻聴…。イギリスもサッカーじゃなくてfootballが正式かしら。わたしゃスポーツには疎くて。英語にも疎く…。うととととととぉぉぉぉ!

と、軽く軽く羽のように軽くドイツ語の勉強をしつつ(忘れるけれども)、ダニエルの映画に思いを馳せるのであった。

単純に面白そうな作品。スポーツ根性ものはそれほどのめりこまない性格だけれど(スラムダンク除く)、単純感動できそうでいい感じです。どうしよう複雑な感動映画だったら!っていうか日本語字幕が付くような流れになりますように…。ダニエルの映画も全て日本で公開されてるとは限らないからなあ…。でも割と率はいい俳優さんですよね。ドイツ俳優さんとしては日本公開されている人なのであろう。

まだ予告トレイラーはないようなのですよ。しかし、ドイツの情報番組(?)で撮影時のメイキングを交えつつ映画を紹介している模様がユーなチューブでアップされていました。





これを見ると(ドイツ語はこれぽっちも聞き取れないが)、どうやら実在の人物の話?ドイツのサッカー普及に尽力した人なのかしら。英語の先生ってことはイギリスに留学してて、そこで本場フットボールに触れてドイツにもこれを!って感じ?私はサッカーの歴史をこれっぽっちも知らないから、「サッカーは火星人が発明したんだぞ!常識だぞ!」といった常識を持ち合わせてなくてすみません。インドの寺院で最初に僧侶達が流行らせたんだよ-。エジプト人がまずピラミッドをゴールに見立てて始めたものなのさ?と言われても信じますよ。モルダーなら「宇宙人が地球人の争いを鎮火させるために思いついたゲームなんだよスカリー」と言い放つでしょう。でも戦争の代わりっていうのは、そうなんだよね?ちなみに私にサッカーの歴史を紐解かなくても大丈夫ですよ。ワールドカップの時に顔がハンサムな監督と選手をチェックするだけなんですよ。それだけなんです。邪道も邪道。よこしまです。

* '11 01/07 追記 素敵ブログ ぬるぬるぜくす/006の管理人鱗さんが上の映像をヒアリングしてくださいました!感激!いつもありがとうございます。

情報によると――ダニエルさんはコンラート・コッホというドイツサッカーの父を演じられる模様。アナウンサーが「彼がいなければベッケンバウアーも(他のドイツの有名サッカー選手)もいませんでした」と伝えているほどの伝道者のようです。生徒たちの英語学習のモチベーションを上げるために、サッカーやクリケットをギムナジウムの教育に持ち込んだ。

ですって。ドイツのサッカー普及に貢献した方なのですなー。サッカーを好きな人は多いので映画の公開も期待です。鱗さんいつもありがとう!!心より感謝です。*追記ここまで

そしてダニエル君はいつもムッチンタイプに見えちゃうのですが、上のビデオでもチェックできますけれど、椅子に座ってインタビューを受けている場面で、膝下からの脚の細さに注目です。脚、細いもの。太ってないのだもの。そういう意味じゃダニエル君の体重はずーっと一定だと思う。顔が丸いので損(損なの?)してるのかもしれない。そして顔はハンサムだもの。髪の質感もダニエルはとってもいい。ふわっとして紳士的なカッティングがとっても似合う。誰かさんみたいに不必要なオールバックにしてないもの!ちなみにダニエル君はオールバックも似合います。誰かさんはオールバックというよりは前髪全開してるだけですね。オールバックはきっちりなでつけてそういうカタチだけれど、誰かさんは前髪が妙にあがっちゃってるだけなのね。

しかし、そんな誰かさん(アウグストさん)のビデヲがたったナウ、家に到着しました。

以前(こちらの記事)、「この作品…日本ではVHSで一度出たのだがDVDにはなってない…。ドイツ版DVDはあるのだけれど(入手済)、日本語字幕がついたVHSは何故か市場に現在出回っておらず…私にとって幻の字幕作品…」とぶつくさ言っていたあの作品の中古レンタル落ちを手に入れたのでしたあああ。

元旦に見つけたのだもの。福の神がやってきてくださったのだもの。ありがたいのだもの。自分の常日頃おこたらない検索意欲万歳!と自分を褒めつつも日本の上空にいらっしゃる八百万の神にも感謝です。

アウグスト・ディール主演作品『23(トウェンティスリー)』を字幕で観られる喜び。

そして日本でもDVD再販しますように。そうすれば皆さんが観られる確率が増えるじゃないですか。現状だとVHSは衰退、劣化、画像びろびろ…になる予定満々ですよね。中古ビデオなので先ほどチェックしたけれど、DVDとは違った不安定さが不安をこれでもかと煽りますよ。観られるうちに字幕を観ておかないと。ビデオテープってワイルドだよね。テープの動きからして恐怖を感じる。巻き戻しや早送りがすごい音するもの。ウィイイイイイイイインみたいなね。オーストリア?ウィーン?

というわけでバーナビーの日本字幕DVDを手に入れた喜びを記事にするつもりだったのですが、それは卒倒するほど喜びすぎてまだ記事にできてないという…。喜びすぎなのだもの。だって本当に嬉しいんだもーーーーーーーーーーん。だもーん…とつい言ってしまうお年頃(加齢)。

ふう…。

あ、そうだ。昨晩から今朝にかけて拍手画像を七枚くらい入れ替えました。その内の一枚にダニエル君を入れたのですが、ここでも御紹介。だって素敵だから。

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ちなみに今回御紹介した作品と↑の写真は関係ありませぬ♪ ぬんぬん♪

ほらハンサムだもの!!前髪があがっていても似合うもの。そりゃアウグストさんも前髪アップは似合ってるのですよ。でも彼の場合はあがりすぎ。ほどよくあげて欲しいのに…。アゲアゲすぎなの。

ダニエル君はこのまま安定してユアンのように加齢していくと信じてます。安定株なのです。ハラハラしなくてすむ。

私も年をとったので安全株も持ちたいお年頃(加齢)。

体型という点ではバーナビー・メッチュラートが一番安定。ずーーーーっと細いまま。太らない体質なの。ポールは気を抜くとぷよぷよになる。アウグストさんもそう。アウグストさんも太らない体質だと思っていたのに。割とバクチ体質でしたね。そうだよね。

「僕、安定して痩せてるよ。甘い物嫌いだよ」

そうなの?バーナビー?

上の台詞はいつもながら私の想像なのだけれど、『アナトミー2』のコメンタリーを邪推して聴くと、バーナビーは甘い物得意じゃないみたいな気がしてるの。でもドイツな人々って甘い物大好きっ子は男子でも普通にたっぷりいると聞いたのね。ですから実際にはバーナビーも甘い物は好きかもしれない。

どっちにしろバーナビーは超絶可愛いからいいの♪

チュッ(*  ̄)( ̄ *)チュッ

みんな可愛いなー♪ ダニエル君も可愛いもの。ダンディで可愛い。


では正月三日目を過ごすとします。もちもち。まだもちもち。

ダニエル・ブリュール主演"Lila, Lila" が横浜の本牧で一日だけ上映されていた

Lila, Lila リラ・リラ   2009年 ドイツ映画

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8月の終わりに一度記事の中で(→こちら)取り上げましたが、ダニエル・ブリュール主演映画 "Lila, Lila" (リラ・リラ)が横浜の本牧にて一度だけ上映があったのでした。でした…ってことはもう終わってしまっているのです。先日、コメントで情報を伝えて下さった方がいて(ありがとう!)「ああっ情報をアップさせていただこう」と思っていたのにすっかり忘れてしまいました。ダニエル…愛が薄くてごめんよ。

横浜ドイツ・フィルム・デイズ - ベルリン&アニメーション映画祭
2010年11月12日-14日
Movix本牧

というのが行われ、11/12 の午後三時半から『リラ・リラ』の上映が一度だけ…。私は行きませんでしたー。既にドイツ版のDVDを所有しているので焦らなかったというのが理由として一つ。そして本牧という場所に躊躇したのが一つ。上映時間もちょいと予定と噛み合わなさそうだったのが一つ。ポケットに一つ!!ビスケットがたくさぁああああああん(錯乱)!うおおおおお。

でもコメントのお返事でもお答えしたのですが、これがアウグスト・ディールかバーナビー・メッチュラートの映画だったら行っちゃってたかもなーという愛のヒエラルキー。特にバーナビーだったら行っちゃってたかもな…。DVDにもなってないような映画だったらなおさら行っちゃってただろうな…。

しかし日本語字幕が付くのは魅力ですよね。映画もコメディタッチで面白そうだし。何故、場所が本牧なんじゃー。無理じゃー。

以前、載せた記事&予告トレイラーを再度ここにアップしておきます。ダニエルさんはこういう片思い男子の役が本当にお上手。十八番演技でありましょう。

↓この文章は以前記事に載せたのと同じです

原作者はマルティン・ズーター。ミステリー作家な方のようです。日本でも翻訳された本がありました。"Lila, Lila"は残念ながら日本語にはなってないのであった。映画も当然ドイツ語…。ロマンチックコメディ系の映画だと思うので、日本でも受けそうなんだけどなー。面白そうなんですよ。あらすじはわかります。

アルバイトをしている青年(ダニエル・ブリュール)が、ひょんなことから誰が書いたかわからない原稿を見つける。青年はバイト先にやってくる女子大生に一目惚れ。彼女は文学を専攻している大学生。青年は彼女の気を惹きつけたくて、先日、手に入れた原稿を彼女に読ませる。彼女はその小説を気に入り、出版社に送ってしまう。つまり、青年が書いた小説だと思い込んでしまうのだ。ダニエルもきっと言い出せなかったのであろう。そして出版社はその原稿を本にして発行するという。古い原稿だし、作者はもう生存してないかもしれない…とダニエルは出版社の要求に応じてしまう。本は大ヒット。ダニエル青年は時の人となる。しかし、本当の執筆者がダニエルの前に現れて……。

というようなお話。

↑ここまで同じ



予告トレイラー





本牧って陸の孤島的場所にあるイメージです。自家用車で行くしかないような場所だもの…。以前、横浜に住んでいた時もあったのですが、それでも一度しか行かなかったもの…。友人の車に乗せてもらって映画館に行ったよ。でもバーナビーの映画だったら行っちゃっただろうな…。すーん。ごめんねダニエル。好きな気持ちはたっぷりあるんだけれども。だとしても。

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"Lila, Lila"のプレミア。女性陣の服装をよく見ると紫系が多いでしょ?この映画、リラ…のイメージから紫がイメージカラーのようなのです。作品の題名ロゴも紫色でしょ?ライラック色というのかしらね。なのでそれにあわせて女優さんは紫色のドレスにしたようです。ダニエル君は右から三番目ね♪ スーツ♪


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こちらはまた違うプレミア会場でしょうね。お洋服が違うから。ダニエル・ブリュールはスーツがお似合い。体型に似合ったのを着ているし、安定してます。ダニエルのスーツ姿好きですよー。彼はそれなりにお洒落に気を遣っているように感じるよ。女優さんのドレスも可愛いね。女優さんは、最近こちらのブログでも名前をよくアップするようになったハンナー・ヘルツシュプルングさん♪ 代表作は主演を演じた『4分間のピアニスト』。落ち着いた雰囲気の知的な顔立ち。個性を感じますよね。セバスチャン・ブロムベルグとも "Der Baader Meinhof Komplex"(『バーダー・マインホフ 理想の果てに』 や "10 Sekunden" で共演なさってます。それと『愛を読む人』にも出演しているので日本でもじわじわご存じな方はいらっしゃるのではないかしら。

私はまだどれも未見なので楽しみです。特に『バーダー・マインホフ 理想の果てに』は家にあるのにまだ未見なの。そんなのが盛りだくさん。未見に埋もれて暮らしてます。いいのゆっくり見るから。焦らない焦らない。


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これは映画のシーンから。こういう感じのダニエル君最高。ラジカセがまたいいね。いつも感じるのですが、こういった食事シーンやキャラに即したインテリア、小物などの美術設定にぎらぎらしちゃう。私が映画関係で仕事するとしたらこういう設定する人がいいなー。美術小道具係みたいなのかしらね。後ろのガス台にのってる、やかんや鍋が気になるもの。マグカップ気になるもの。皿も気になるもの。ワインも気になるもの。ドイツ映画は食事シーンの描写が薄いと思うのでこういうシーンは貴重だわ。

ダニエル君も前髪がさらさらおりてるの可愛いよね。

先日記事にした(→ こちら)ダニエル出演映画 "Dinosaurier" での彼は珍しく、クリンクリンパーマかけてたの。可愛いけどいつもの雰囲気と違って面白かったです。結局、この作品もDVDをドイツから取り寄せたのですよ。よぼよぼ…よぼよぼ…。だって絶対に日本じゃ公開しそうにないし、特別ゲストでちょろっと出ているベンノ・フュアマンさんをチェックしたかったのだもの…。仕方ないのだもの…。英語の字幕は付いてなかったけれどドイツ語字幕は付いてたよ。それにコメディだから何とか気楽に理解はできそうです。御老人達が主役の映画なんですけどね。

さて、また違う監督にはまりそうなの。フランス映画の監督。それに付随して「やっぱりこの俳優も好きなのかもしれない」といった焦燥感。いや、別に焦ってないけれど。彼はフランス人。でもそれもこれもどれも、発端はバーナビーやビロル・ユーネルからなのでした。そういった検証も兼ね備えた記事をアップできるといいなー。懸賞はつかない。もうあれもこれもで脳味噌とネット速度が追いつきませんわい。もちろんセバスチャンの記事も書きたいし、アウグストさんのインタビューを見つけてアットホームだったので載せたいし…うおおお。うおうお♪ うおうお♪

のんびりやっていきます。どうもここんとこずーっと眠り病だから。眠くて仕方がない。ツデーはまだ覚醒してます。ゴゴゴゴゴゴ。

これからコーヒータイムですわい。すこすこ。すこすこ。

ダニエル・ブリュール主演新作映画 "Eva"

何度かお伝えしているように、ダニエル・ブリュールは新作目白押しなんですよ。制作予定やら編集中やら関わっている作品がものすごい数あるの。今回御紹介する"Eva"もその一つです。公開は来年の予定になってますね。予告編はかなり前に出来上がってました。





ドイツ映画ではなくスペイン映画です。ダニエル君は半分スペイン人なのでスペイン映画にもよく出演してるよね。

ストーリーはスペイン語で紹介されていたのでよくわからないのですが…

2041年。近未来。アレックス(ダニエル・ブリュール)は才能のあるサイバーエンジニア。ロボットを製作。でも何かの理由で彼は故郷に帰り…10年間…研究していたのか引きこもっていたのかわからないけれど大学を去るらしいのね。彼の弟やラナという女の子が絡んできてアレックスの新たな道が開けていく…みたいな?

わからないものスペイン語!ネット翻訳による限界。

でもまあ…アイアンマンとA.I. っぽい何かを足して三で割った感じのファンタジーヒューマンロボット物語…なのではないかと。

予告編でダニエルが使っているユーザーインターフェイスって本当に今の映画界で流行ってるパターンだよね。空中でくいくいiPodタッチの立体版みたいに動かすシステム。映画『アイアンマン』でも出てきたし、『第9地区』でも出てきたよね。

ここのところ連日お伝えしている、ダニエル・ブリュール、アウグスト・ディール主演映画 "Die kommenden Tage" も平行世界な近未来っぽい話なんですが(見た目は現代なんだけれど)、そこでアウグストさんが駆使しているインターフェイスもこれっぽいよ。空中立体系じゃなく、iPodタッチ系でしたが、今風インターフェイスでありました。

ちょっとした近未来映画は大好きなのでこの作品も楽しみ。子供向け映画なのかしら。

それにしてもダニエル・ブリュールは髭が似合う…。少しもさもさした髪型でロングぽくなると彼の魅力は増幅されるのです。『クラバート』でのダニエルは本当に男前だったもの。トンダ先輩大好き!!『クラバート』もいい映画なんだよなー。先日の自分メモでお薦めのはつけませんでしたが、基本的には大推薦映画です。ちょっと変わったダークファンタジーなので癖はあるのですが、自分が書いたクラバートの映画感想文が特に好きなんですよ。ものすごくのってる自分を感じる。俺は風になった。やだわ!どんだけ自分スキーなの!すいすい。スキーだものすいすい!

"Eva"の予告編に出てくる白い雪に赤いコートの女の子の構図もそそるよね。それにダニエルが住んでいる家も素敵だもの。そういったインテリアやお洋服に常に目を注ぐ…。ぎらつく。

雪のイメージでドイツ映画かと思ったらスペイン映画でした。日本公開…されるといいですなあ。

スペインでは2011年の一月公開予定になってます。

ダニエル・ブリュール出演作品"Dinosaurier" と ドイツでの釣り事情

Dinosaurier (2009) ドイツ映画

ダニエル・ブリュール出演の映画。老人ホーム(?)らしき場所が舞台のコメディ作品で、主役は御老人の役を演じた役者さん達なのですよ。面白そうなのでDVD買うかどうか迷ってたのですが、ダニエルがどれほど出ているのかわからず、まだクリックはしてなかったの。"Dinosaurier"は英語だとダイナソーでしょうかね。ドイツ語で発音させるとディーノゾーリァと聞こえる…。幻聴……?日本語だと恐竜?でもジュラシック・パーク系の映画ではないのです。

ベンノ・フュアマンさんも出演してました。Photocall なショットを見つけて知りましたぞい。


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これは多分、プレミアか何かでの二人ですね。二人とも格好E!

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ダニエル君は相変わらずカラーYシャツ。でも彼はYシャツ似合うので正解です。寒い時期のイベントだったのでしょう。ベンノさんはコートにマフラーだものね。

トレイラーに先駆けて作られていたティーザーではダニエルシーンが勃発していた。勃起じゃないですよ。勃発ですよ。ちなみにベンノ・フュアマンさんはどちらの予告でも見かけないので、ちょいと顔出し程度なのかもなー。目をこらせばいたのかしら…。でも本式予告を見るとわかりますが、基本、御老人達と、その老人の養護施設を管理する管理人のお話っぽい雰囲気です。明るそうなコメディ作品ですよね。日本では公開しないだろう…。やはり輸入DVDを次の機会に買うかもしれません。よぼよぼ。よぼよぼ。


↓ダニエル君バージョン



↓予告トレイラー



珍しく、くりくりした髪型で可愛いですねダニエル。

ダニエルといえば…

先日、実弟と久しぶりに会いました。私がドイツ映画や俳優にはまっている話になったよ(必然)。母から聞いたり、実弟の友人であるドイツで仕事をしてた人(今もしてる)と連絡を取り合ったりしているのを知り、実弟から話をふってきてくれた(必然)。

そしてダニエル・ブリュールの話題になったのだった。弟は特にドイツ映画に血眼になっていた経験はなく、単純に映画をいろいろと観てきた中で「そういえば、これドイツ映画だったよね」と言いながら話題に出してきてくれたのでR。

『ベルリン、僕らの革命』

私はまだ未見。DVDは買ったけれど。弟は結構気に入っている作品のようです。以前、映画館で観たのであろう。『グッバイ、レーニン』も鑑賞済みであった。しかも続けて

「『グッバイ、レーニン』の主役ボーイいいよね。『イングロリアス・バスターズ』にも出演してたでしょ?」

と私が食い付きそうな話題をこれでもかと提供する血族。イングロリアスが出たならば私が燃えるに決まってる!

しかし、昨日は妖精さんたちと会わなければならい用事が控えていたので、映画の話はそれほど発展させられなかったのは残念だ。

実弟はアウグストさんについては知らなかったようだが、『イングロリアス~』でのあの将校よ!と伝えたら「ああ、あの印象的な人だね」と褒めてくれました。ふふふーん♪

でも実弟の好みはダニエル・ブリュールであろう。身内とは男の好みはかぶらないのが望ましい。私もダニエル君好きだけれども。

実弟によると最近、ドイツ絡みの人によく会ったり話題になるというので、ウェーブがやってきてるのかもしれない。我々身内にだけかもしれないが。弟は先日、ドイツ人のアーティストに会ってきたらしの。私も呼びたまえ。でも場所を聞いたら「無理だな…」な場所でした。そして実弟の友人であり私の知人でもあるワイン伯爵がまた来月ドイツに行くらしいので、何か頼みたいところだが、テレビ番組を録画してきて!みたいなのは無理であろうな…。また何年か住むというのなら別だが、二週間くらいの出張らしいのでね。すんすん。すんすん。

それとドイツ人は隙あらば、ヴァカンスで湖畔に飛び込む…という話はこのブログでも何度か取り上げてますが、ポーランド人にも共通の嗜みであるらしく、実弟が知り合いのポーランド人に今年の夏、「僕らが遊んだ夏2010」なプライベートビデオを見せてもらったらしいのね。そしたら湖畔に気楽にふらっとわらわら友達同士、家族同士で訪れ、真っ裸になってドボーンみたいなビデヲだったらしい。そう……。ぷるちん映像は普通に友達レベルでも見せるシステムなのね。どんだけ全裸に抵抗がないんだあっちの地方!!

地方っていうか国?

釣りなどはしないのかしらね。そういえばあんだけ湖畔が出てくるのに釣りに行く描写が全くないので、おかしいと思ってたのね。

そしたらドイツって釣りするのに許可がいるんですってよ!奥さん!国家免許で釣り免許というのを取らないと、川で魚一匹釣るのもダメなんですって。御存じでした?あら、やだ私は知らなかったわ。釣りに免許だなんてどんだけ厳しいの…。車の免許のように学科と実技試験があるのですって。事前の講習会も60時間以上かかるものをうけるのが必須…。しかも毎年更新しないといけないのですってよ。

だからドイツの川や海で釣りをしている人を殆ど見かけないんだ!

そう、映画を観ていて、主人公達や出演者が釣りをしない設定なのはいいとして、湖畔にいった時に背景的に誰も釣り竿を下げてないのは、おかしいなあと思っていたのよ。日本は海に囲まれてるし、川もあるしで釣り人は日常でも見かけるじゃないですか。ドイツだって海に面している場所は日本より少なくても川はどーんとあるわ、湖畔はやたらとあるわ…魚が釣りたくなるはずなのに不思議。でも理由は免許が必要だからなのでした。

でもヨーロッパって近隣諸国に気楽にいけるでしょ?だからちょいと車を飛ばしてオランダやベルギー辺りまで足を伸ばし、釣りを楽しむ人はいるようですね。だが、ドイツ国内で釣りキチ三平人口は少ないだろう。

川や湖で泳いでいて魚を手づかみしたらどーなるの?それもダメなのかしらね。

私も別に釣りはやらないが、釣りって普通に趣味の一つだから周りでも聞けば好きな人は多いよね。ドイツで釣りが趣味っていうと一般市民が「僕は自家用飛行機を持ってるのさ。もちろんパイロットは僕だ」と言い放つくらいの違和感があるのかもしれないな(誇大妄想)。

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グッバイ、レーニン!

グッバイ、レーニン!(Good Bye Lenin!) 2002年 ドイツ映画

監督:ヴォルフガング・ベッカー
音楽:ヤン・ティルセン

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↑こちらの写真はクリックすると大

ラストあたりのシーンに言及してますので、これからこの映画を御覧になろうとしている方は注意!


音楽を提供したのが映画『アメリ』で有名になったミュージシャン(フランス人)なので一応、記しておきました。私は『アメリ』未見なのですが、『グッバイ、レーニン!』も音楽がとてもよかったので、きっと『アメリ』の音楽も素敵な曲なのでしょう。今度チェックしてみよう。映画を、いよいよ観てみよう<『アメリ』 

先日、家で観たばかりの『スパニッシュ・アパートメント』でのオドレイ・トトゥがとてもよかったのです。『アメリ』の監督は有名なフランス人監督ジャン=ピエール・ジュネで、私の母親が大好きなんですよ。『デリカテッセン』や『ロストチルドレン』の監督。家にレーザーディスク(過去の遺物と化しつつあるレーザーディスク!)もあるのだが、私は何故か未見。でも、『エイリアン4』は観たよ!フランスっぽさは特に『エイリアン4』からは感じなかったが、さすがハリウッド、フランス風もハリウッドにひれ伏さされるのであろうかと思ったよ。さすが…って別に褒め称えているのではない。

と、話が大幅にそれましたが、映画『グッバイ、レーニン!』は以前、友人に誘ってもらったのに、私は行けず、見逃している映画でした。そして、先日DVDで鑑賞して「ああっ…公開当時に観ていたら、私はすぐにダニエル・ブリュールを気に入り、そして、ダニエルの映画を追っかけ続け『青い棘』に辿り着き、アウグストにも辿り着いていただろう、そしてバーナビー・メッチュラートにも、もっと以前に巡り会えていた。七年前に、そうなっていたはずなんだ」と感慨にふけったよ。

時を越えて(というかドラえもんじゃないので飛び越えてないけれど!単純に歳を重ねただけなのだが!)、ここにきてやっと私は彼らに出会えたといえましょう。

こういう映画の縁(えにし)というのも不思議ですよね。逆に私が七年前にはまっていたら、それなりにサイトでそれこそファンサイトを、他の俳優に続いて、立ち上げていたかもしれません。でも、もしそうなっていたら、この映画ブログで「過去に好きだった俳優さん(もちろん現在も好きだけど…)を紹介しまーす」と、軽いノリでさらりと記事にするくらいで、それほど熱をこめて御紹介できなかったもしれない。過去にはまっていたらなーという思いはありますが、今、まさにこの瞬間出会えて良かった…と前向きにとらえます。

何度も告げてますが、丁度、七年前くらいから生活が忙しくてネットにそれほど集中できなかったのですよー。日常的娯楽にものめり込む時間がなかったし。仕事や生活で忙しくてね。なので、下手にはまってたら、中途半端なのめり込みになったと思う。ポール・ベタニーの作品はぎりぎり『ギャングスターNo.1』を七年前に観て、心に刻んでおいてよかった。熟成して今、花が開いたんだと強く感じます。種が育ったんですな。肥料となる素敵な刺激は華麗なるレディーが与えてくれました。そのレディーとお知り合いになれたのも、タイミングがよかったのです。しかも映画関係でお知り合いになった方ではないのに!人の縁、萌の縁って不思議ですよね。ミラクル!素敵!

映画のストーリーはドラマティックだけれど、やはり事実は小説よりも奇なり。日常のドラマティックには敵いませんよね。素敵なドラマ!

と、前置きが長くなりましたが、『グッバイ、レーニン!』は記憶に残っていて、前売り買う寸前までいき、評判もよかったのを知っていたのに、何故かチェックをしなかった映画。この度、鑑賞を終えて、私は大変に気に入りました。繰り返し観たくなる映画です。

観るタイミングによってはワンワン泣きそうな感動がわき起こるのです。今回は、じわじわーっと、ふんわりした感動だった。目尻に涙はたまったけれど、爽やかに泣けた。

この映画を観終わって「ああ、ヨーロッパのこの時代を駆け巡る歴史を再度、勉強し直さないと」と素直に感じたし、いろいろと刺激を与えてくれる映画でした。

まさに、ベルリンの壁崩壊の頃を描いた映画なのですが、ファニーにファンタスティックに、ある一家の物語を軸にドイツの歴史が変わる瞬間を淡々と描いている秀作です。コメディの味わいもたっぷりあります。もっと、ドッカンドッカン笑わせる手法もとれたとは思うのですが、それを控えめにしたのは正解だったのではないかしら。爆笑バージョンも想像すると楽しそうだけれど、この控えめな多少の緊張を孕んだコミカルさが、作品の質をよりあげていたのだと思う。


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主人公の父は西ベルリンに亡命してしまいます。母と娘(姉)と息子(弟)の三人は東ベルリンに取り残され、三人で暮らさないといけなくなる。母は父がいなくなったショックで熱狂的な社会主義者と変貌する。その変貌も、クレイジーな活動をするのではなく、母親らしく、女性らしく、真面目な婦人活動家として正しい社会主義の生活を、まっとうしようとするのです。功績が認められて国からも表彰されるほどになる。

そんな母親を疎ましくも思わず、娘と息子はスクスク育ちます。息子は東ドイツの英雄である宇宙飛行士に憧れる少年でした。しかし、青年になった息子は今の自分達が置かれている環境に疑問を持つようになり、母親に表だって反発はしないのですが、コッソリと東ドイツの政治を批判するデモに参加してしまうのです。そして警官とわやくちゃになっている場面をパーティーに行く途中の母に偶然、見られてしまい、母はショックで心臓発作に。

そして、お母さんはそのまま病院で命はあるけれど、意識がない、植物人間になってしまうのでした。

その間に、ベルリンの壁は崩壊し、東西統一に向けてドイツの状況は慌ただしくなります。息子(ダニエル・ブリュール)も革命家などにはなっておらず、東ドイツ時代の職を失ったので、新しい職に就職し直したりして、フレッシュな環境の変化に自然に溶け込んでいってました。西ベルリンにも出向き、ポルノショップを訪れてびっくりした顔で店内を見回すダニエルのキュートっぷり♪

母が入院している病院で知り合った、ロシアからきた可愛いナースとも恋人になりたくってがんばります。このナースは、以前デモで会話を交わしたナースでした。すごく可愛いのこのナース。私も好きな顔だ。身体も小さいのに、胸がボヨボヨボヨーンとむっちりしていて、エッチな体型なのも大変よろしい(ふんふんっ興奮っ)♪

ダニエル君が演じたアレックスも、アレックスのお姉さんも、お母さんが植物人間状態になったのを日常に自然と吸収していきます。目が覚めないと医者に言われているので、運命を受け入れている感じ。なので嘆き悲しんだりする場面は意外とないのです。みんな前向きなの。でもそうだよね。一瞬は悲しいと思うけれど、毎日、泣き暮らしながら生活は営めないじゃないですか。家族が入院していても、生活は生活で、やっていかないといけない。そのあたりはリアル生活でも同じなので、冷たい感じは一切受けないのです。

アレックス(ダニエル・ブリュール)はナースと仲良くなりたいために、お母さんのお見舞い(目覚めなくてもちゃんとお見舞いは行ってるの♪)時間をナースの勤務時間に合わせたりして、青少年らしい行動。

しかし、突然、お母さんが危篤状態から八ヶ月ぶりに目覚めた時点から、ドタバタと状況は変わっていくのでした。余りに急激に訪れたドイツの変化にお母さんはショックを受けて、心臓に負担がかかり、命が危なくなるかもしれない…という、医者の忠告もあり、必死でカモフラージュしだすのが、この映画の醍醐味なのです。

一番、カモフラージュに必死になるのがアレックスなの。もちろん自分のデモを見られたショックでお母さんの心臓にダメージを与えた…という負い目が、最初はあったのかもしれないけれど、このお母さんに対するケアーは自分に対するケアーでもあるなと感じました。アレックスは若者なので、自由な空気を当然、欲していたと思うのね。けれど、同時に東ドイツだった時の理想も完全に否定はできない。東ドイツが理想としていた国家がもし具現化していたら…、世界が東ドイツ的な政治を求めていたとしたら…。それはお母さんの理想でもあるのですが、確かにそれを求めている人にとっては正しい理想国家なのですよ。それはそれで素晴らしい国家なのね。その「もし東ドイツが…」という、もしかしたら実現してたかもしれない世界を構築していくのは、アレックスにとっても必要な作業だったのだと思う。箱庭療法とまでは言いませんが、お母さんのため…に必死になっていると、ハタからは見えたかもしれないけれど、アレは自分のための行動でもあります。

だから、最後、お母さんは、既にソレが…アレだと知っていても、アレックスを温かい目で見つめて感謝したのだと思う。アレックスのアイデンティティー(Identity)がアソコでやっと確立したんだなーと感じました。

最後、病室でお母さんがアレックスと友人(この友人が最高!)の作ってきたニセニュースを見る仕草が良かったですよね。アレックスが「ほら、お母さん最高だろ?」と母の顔を振り向けて、語りかける瞬間、お母さんはテレビの画面を見るのだけど、アレックスがテレビの画面に顔を向けると、すぐにアレックスの後ろ姿を愛おしそうにこれ以上ないっていうくらい、幸せな笑顔で息子を見つめるんです。ここのシーン、本当に最高です。

「よかったねお母さん」

というアレックスに

「素晴らしいわ」

と答える母。その素晴らしいは「東ドイツが理想の国家を実現したというニュース」に素晴らしいと感想を述べているというよりは、当然、アレックスの愛情の深さに感謝をこめて言った台詞…。母の夢を一生懸命実現してくれた息子。書いていて涙が自然とぶわわわっ。

お姉さんも、ナースも、他の人は既に、母が事実を知っているのを承知しているのですが、アレックスだけ最後まで気付かずに、お母さんに親孝行が出来たのです。アレックスの行為は報われる。アレックスがずーっともやもやと抱えてきたものが昇華していくのです。母は息子の成長を最後一押しするのです。

ダニエル・ブリュールの演技は絶妙で、途中、余りにも、お母さんのために奔走しすぎて、姉や恋人から疎まれるのね。確かにやりすぎなのダニエル。イラッとくる場面もあるのですよ。でもダニエルの演技は本当に上手。『イングロリアス・バスターズ』でも彼の演技は最高でした。彼の魅力の一つは善意の塊をぶつけてくる困ったちゃんを完璧に演じる才能にあります。善意に満ちあふれてるから悪気はないんですよ。いいことをしてるのだからね。でも、何かがズレてる…。そりゃ恋人に怒られるし、姉貴だっていい加減頭にくるだろう…と思わせる駄目な感じがすごく上手なの。


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実はこのダニエルの役、最初はアウグスト・ディールに話がきていたようですよ!!びっくり。監督が明かした裏話。スケジュールの都合かどうかわかりませんが、アウグスト君は断ったらしいのね。それでダニエル・ブリュールに話がきたと。そしてこの作品はダニエルの代表作ともなり、映画そのものも大変にヒットし、数々の賞をもらった…。運命ってわからない。もちろんアウグストもダニエルと同じくらい、ドイツでは有望な新人として活躍していたし、賞もいろいろドイツではもらってるけれど、『グッバイ、レーニン』に出ていたら、違う道筋を辿っていたかもしれません。アウグストの『グッバイ、レーニン』も確かに観てみたい。それは正直ありますよ!でも、ダニエル・ブリュールの演技がこの映画にはドンピシャだったと感じます。気が利かない(自分では最高に気が利いていると思っている)青年を演じるとダニエルは光輝く。アウグスト・ディールに鈍感な雰囲気しないものね。そう、アレックスの役は鈍感力(どんかんりょく)オーラが必要。

もちろん、アウグスト・ディールは演技者として素晴らしいので、当然見事に演じきったでしょう。ああっどっちも良さそうだね。何て贅沢な話なんだろうか。両バージョン観たいですなあ。


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お母さん役のカトリーン・ザース

演技者といえば、お母さん役の人は超絶上手だった。美しい人です。素晴らしい女優さんだ。カトリーン・ザース(Katrin Saß)という女優さんですが、日本ではそれほど知られてないのでしょうね。私も存じ上げませんでした。IMDbでチェックすると、基本的にはテレビドラマに出演が多いですなあ。もっと映画で観てみたい。もちろんドイツのドラマが気楽にジャポンでも観られればいいのでしょうけれど…。


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お姉さん役はマリア・シモン(Maria Simon)という女優さんで、長女らしいサバサバとした態度で威張ってる雰囲気を大変上手に演じてました。ああ、長女っぽいと…。私も長女なのでよくわかりますよ。しかも私も弟が下にいるのでね。口の利き方がまるで私のようじゃないか。弟に対する時の…。そして女性は家庭問題も割り切ってとらえますよね。母の心配は当然してるのだけれど、弟の愛情の注ぎ方とは違うのです。愛情を満開に見せつけるのが愛情の全てではないじゃないですか。弟であるアレックスからしたら姉の行動は冷淡に見えるらしいのですが、姉も子供が二人もいて、自分の生活に必死です。母を思うからこそ、母にそんな嘘をつき続けるのは、よくないんじゃないかと思うのね。愛情の発露は個人差もあるし、男女でも違うし、仕方ありません。自分達を捨てたお父さんに対する思いも、弟と姉では違うのです。弟は父と会ったりするのはそれほど躊躇しない。でも、お姉さんはすぐには会えないし、お父さんに対する憎しみみたいなものは弟より強いわけだ。それは父と別れた年齢が姉と弟では違うから仕方ない。姉の方が(特に女性は)家庭の事情なども理解できちゃっただろうし、余計にお父さんに捨てられた気持ちは強いのだと思う。

この、お父さんに捨てられた…というのは、実は……と、話はちゃんとあるのです。何故、お父さんと連絡不通になってしまったのか…。もちろん、お母さんが絡んでます。

そうそう、お姉さん役のマリア・シモンアウグスト・ディールと二本ほど共演してますね。特に一本の方は恋人同士役だ。日本未公開なのですが、DVDは入手済みなのでチェックしたらまたお知らせします♪

お姉さんの旦那さん役の人も最高なのですよ。この人はアレックスと姉の実家で一緒に暮らしているマスオさん状態なのですが、いい人なの。ちゃんとお母さんを騙す演技もしてくれるしね(スベっちゃうんだけど、それも可愛い)。ジム・キャリーからクセを完全にとった人です。似てるものジムに。上の写真でお姉さんの隣にいる人ね。

しかもこの人はすっぽんぽんになって、ちんぷるをしてくれるの…。きゅーん♪

アレクサンダー・ベイヤー(Alexander Beyer)という役者さん。映画にも出ているけれど、テレビ映画が彼も多いですね。ドイツの人は意外とテレビドラマにも出演している。きっと日本のテレビドラマと位置づけは違うのだと思うが…。ハリウッド俳優ほど、映画とテレビの区別はないのかもしれませんね。でも、ダニエル・ブリュールとアウグスト・ディールは映画に比重を置いているようだ。アウグスト君は舞台もやってるけどね。映画のオファーが多くてテレビに出ている暇が彼らにはなくなっていったのかもしれません。二人とも何本かはテレビに出ている経歴はありますから。


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そしてアレックスの同僚であり、友人になっていったデニス・ドマシュケを演じたフロリアン・ルーカス(Florian Lukas)を気に入った方も結構いらっしゃるのでは?私も気に入ったもの。すごく良い役柄で、最高に素晴らしかったですよね。「明日のキューブリック」を目指している映画マニアの役なのですが、彼のおかげで、ニセニュースも真実味のあるものに。偽キャスターは彼が演じるのですが爆笑。とっても面白かったなあ。クセのある痩せた男の人なのだけど、目が惹きつけられますよね。美男子のカテゴリーではないけれど、バイプレヤーとしていい役者さんなのではないかなあ。彼もテレビと映画の両方に出ている役者さん。確か他の映画でもダニエルと共演してなかったかしら…またわかったらお知らせします。


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可愛いナース、ララを演じたチュルパン・ハマートヴァ(Chulpan Khamatova)。私の好きなタイプの女優さん。可愛い顔して煙草をすぱすぱ吸う役柄なのだけど、チンピラっぽくなくってひたすら可愛いの♪それでいて意志が強い。彼女のおかげで、お母さんも…ね?なので重要な役柄なのです。ロシアの役者さんだけど、ドイツ映画にも出演してますね。彼女もロシア語、ドイツ語、英語を流暢に話せるとトリビアに。うーん、さすが、欧州俳優さんは幅が広いですなあ。チュルパンさんは、バーナビー・メッチュラートと映画『Schläft ein Lied in allen Dingen』(2009)で共演してるようだ。バーナビーはクレジットを見たらジャンキーの役!ジャンキー♪ チェックしたらバーナビーは幸せそうな顔で担架にのって運ばれていた……可愛い…。後日、御紹介します。

亡命したお父さん役のブルクハルト・クラウスナー(Burghart Klaußner)さんも、宇宙飛行士を演じたシュテファン・ヴァルツ(Stefan Walz )さんも味があっていい演技。近所の人達もお母さんが務めていた学園の元校長もいいスパイスになって映画に地味ながらもスパイスをきかせてくれてました。

東ドイツ時代ならではの物品(アイテム)も気になる映画です。

映画を観ている最中から観客はアレックスと一緒になってピクルスを探し求めたくなり、モカフィックス・ゴールドのコーヒーってどんな味だろうと胃も刺激されるのです。旧東ドイツ産ピクルスのシュプレーヴァルト・グルケンを口いっぱいに頬張りたくなる。アレックスと一緒にジャムを東ドイツ時代の瓶に移し替えるのです。

現在のように物資や情報が溢れてない不便な時代、過去ではそれなりに便利だったけれど、現在ではもっと便利なものができて、過去のものは不必要になってしまっていますが、ふとした時に

「ああ、あの製品どうしたんだろう。あれ使いづらかったけどデザインに味があってよかったよな」

「今はもっと美味しいアイスクリームをいつでも買えてしまうけれど、子供時代に小銭を握り締めて買った、どうってことない棒アイス…今はどこにも見かけない…」

「選ぶ種類もなかった頃に母が縫ったカーテンの布地。あのやぼったいカーテンの柄をまた部屋にかけたい」

実際に、今現在、昔の品や、システムを実際に手にとれても、それほど感動はわき起こってこないかもしれない。でも、何故か味わいたくなる不便な過去へと心を誘い、過去へのノスタルジーを心にぱーっと蘇らせる、秀逸な作品でした。育った環境も、政治的背景も私が住んでいる国とは全く違う国の話なのに、やけに共感できる映画でした。愛に満ちあふれた作品でありました。

もし、機会があったら是非♪

また細かい役者さんの御紹介や、ちんぷる画像、DVD特典映像などなどは、後日また記事にする予定です。

↓こちらは2011 01/30 に追加したgif動画です。ネットに漂っているものを発掘してきました。職人さんが美しく動画を作られたのでありましょう。ファン魂。素敵。

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オリジナル予告トレイラー





クラバート 闇の魔法学校

クラバート 闇の魔法学校 (Krabat) 2008 ドイツ映画

原作はドイツの児童文学者オトフリート・プロイスラー(Otfried Preußler)の作品。

原作は一度、1977にチェコスロヴァキアのアニメーション監督、カレル・ゼマンにより映像化されている。

ダニエル・ブリュールが出演しているので借りて観てみました。以前の記事で少しこの作品に触れましたね。トレイラーもそちらで載せた記憶が。あ、この記事です。よろしければそちらも御覧になってみてください。まだ映画を見る前の知識的情報を載せてたようだ。一応トレイラーは再度アップしておきます。




原作は読んでなく、まーったく、どんな話か知らないで映画を観ました。邦題で闇の魔法学校となっているので、当然、「ハリポタ的な要素があるのだろうか…ハリポタドイツ版か?」と安易に思っていたら、大間違いよ女の子。シャランラ。魔女っ子メグ。

始まって15分~20分は正直、頭の中が「?」「ハテナ」状態。世界観がわからないの。私のボケナス!

全然わからない状態でハテナだった私の頭に中にあった道筋。あら筋じゃないですよ!私の混乱をトレースした記事です。

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まず、主役クラバートダフィット・クロス)はペストで荒廃した土地を彷徨う放浪孤児。友人二人とねぐらを求めて辛い日々。ある夜、寝ているとクラバートは自分を呼ぶ声に目を覚ます。

クラバートよ!水車小屋に行け!」

その声に惹かれたクラバートは、友人達を納屋に残し、一人で水車小屋に行く。そこには11人の職人達(粉挽き職人?)がいて、自分は12番目の弟子見習いになった。親方も快く迎え入れてくれて、クラバートはそこで生きてくことを決意するのだった。

唐突!唐突!こうやって書くと、違和感ないかもしれませんが、妙な雰囲気が漂ってるんです。洋服もお古だけど、何故か自分にぴったりのサイズだったりするのね。そういう味付けもミステリーっぽいけれど、親方の目的が全然わからないので(最初は親方の目的かどうなのかもわからない)、可哀想な孤児に声をかけてくれる変な人なんだろうな…と私は思ってしまった。声をかけるつっても、夢の中に響き渡る声なんですよ。そこからして既に怪しいのだが。

クラバートは最初見習いです。いじわるな先輩がいっぱいいるの。その中で、職人頭を演じているトンダ(ダニエル・ブリュール♪)は優しくしてくれるのです。


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(左が主役のクラバート、右はトンダ先輩♪)

仕事はかなり厳しくて音を上げそうになるのだけれど、クラバートは荒野を彷徨うしかない辛い日々をもう過ごしたくないのです。水車小屋での仕事はハードだけれど、寝るところ、食べることが保障されているのは、クラバートにとって何よりの幸せなんです。

でも私は頭がハテナ。何故、クラバートだけが呼ばれたのだろうか。他の二人の友達はその資格がなかったのは何故なのだろうか…と。

ある夜、クラバートが寝た後に先輩職人達は外に出て行ってしまう。クラバートは寝たふりをして、外の様子を伺う。親方が、弟子達を整列させ、「決して見てはならぬ!」などと注意をうながしながら、たいまつを持たせて並ばせるんですよ。すると、フードマントをかぶった怪しい人物(?)が馬車を引いてその列の中に入ってくるのね。その馬車を見ちゃ駄目なのかと思ったら馬車が着いた途端、馬車の中にある荷物を弟子達は水車小屋に運び始めるの。

見ちゃってるじゃないの…。何を見てはいけなかったのか謎。フードの男を見てはいけないのかな…。

クラバート君も覗き見しちゃってるし。

そして、クラバートは水車小屋に先回りして、何が行われているか探る。でも、トンダ先輩に見つかってしまい、「早く戻れ」と秘密の抜け穴みたいな場所に誘導されるのね。親方はクラバートを探し始めてるのだけど、ギリギリ逃げ切って部屋に戻れるクラバート君。

水車小屋にお母さんの形見である十字架を落としていっちゃうんだけど、これまたいじわるな同い年くらいの同僚に(先輩だけど、クラバートと同じくらいの年齢だと思う)、その十字架を見つけられてしまうのだ。

で、運ばれた荷物はどうやら人骨のかけらで、それを何故かみんな一生懸命、臼で挽き始めるのであった。

と、ここまでもスムーズな雰囲気を受けるかもしれませんが、基本、ハテナでザンス。

呪術的なムードは漂っているが、目的がちーっともわからないので何だ何だ?と思ってるしかない状態。

いよいよクラバート君も見習いから弟子へと昇格する辺りで、儀式が行われるの。二人一組になって「無残に人が死んだ場所で一晩過ごせ」と言われるのです。

さすがにこうなってくると親方が呪術的な人なんだろうとは、ボケナスな私でも気付くのですが、特に日常で親方が「ガハハハハハハ。世界は私のもんじゃああああああ」みたいになってないせいか、親方の目的はまだまだ見えてこない。

クラバート君は優しい先輩トンダ(ダニエル・ブリュール♪)とペアを組み野宿。薪の前で一晩過ごします。そして、その時、トンダ先輩に幽体離脱を体験させてもらうのね。この経験がきっかけで村娘に一目惚れしちゃうクラバート。

その幽体離脱も唐突なのですが、幽体離脱が終わってたき火の前に戻ってきた二人。急にトンダ先輩が「今からでも遅くない。お前は逃げろ」などと言い出す。でも理由は言わないのよ!理由を言ってほしい。儀式が終われば容易に抜けられなくなるとは言うのだけど…。クラバートにも「秘密ばっかり多すぎるよ!」とトンダ先輩はなじられます。私もそう思う。だが、クラバートも秘密をそれほど探ろうとせず、今まで過ごしてきたのであった。

トンダは逃亡を薦めるのだが、クラバートは「イヤダ。もう一人で暮らすのはイヤダ。辛くても、俺も仲間にして。仲間になりたい」などと健気な発言をドバーンと言いつつ、トンダに抱きつくのだもの…。トンダだって、ほだされちゃうのだもの。トンダ先輩も、

「そうだな…。物事に犠牲はつきものだ」

なんつって自分納得して、二人で水車小屋に帰っていくの。

二人で逃げればいいのではないかと思ったが、きっと親方の魔法がかかってるんだろうなトンダには…。どんな魔法が…。

で、ここから話はズンズンわかりやすくなってきますが、独特の風習&地方的伝説が練り込まれているのか、馴染みのない記号が多く出てくるので基本はハテナ状態なのです。

クラバートも親方にカラスにしてもらい、先輩方とカーカー空を飛ぶのです。

それが何になるというのだ!

という私の心の叫び。黒魔術を駆使してどんな悪さをするんだろうか待ち構えていた私にとっては拍子抜け。

クラバートが見習いから正式に弟子になった途端に、今までいじわるだった先輩も少しだけ構ってくれるようになったり、いじわるじゃないけれどクラバートと積極的に関わらないようにしていた先輩達も優しくなったりして、ますますクラバート自身はそこでの生活を気に入っていく。

それと、基本的には労働が全て。粉を挽いて袋に詰めるのが仕事なの。それは食いぶちのためにやらされてるのだろうか…。修行とどう結びついているのかわからないが、魔法授業よりは粉挽き労働場面が多いのであった。

ある日、親方が「◎◎村に盗賊がやってくる。そいつらをはね除けてみるか」と提案して、弟子達は勇気りんりん村に向かうんです。村人にとって武士的な役割を担ってるのかしら……。はね除けるっていっても魔法合戦じゃないのも謎だ。多少、魔法なんだけど、閃光がほとばしって青いイナズマが!みたいな魔法じゃないのですよ。ジェダイのフォースっぽいかもしれない。

そこでクラバートは一目惚れした娘に出会うわけだが、トンダ先輩に「絶対に親方に娘の名前を知られてはいけない」と注意を受ける。

だが、トンダ先輩は自分の彼女(もちろん付き合っているのは隠していた)の名前を親方に知られてしまうのだ…。

で、この後、いろいろ謎がまた深まっていくのだが……。一番、私が感じた謎…それは…

粉挽き黒魔術寺子屋は何故、女人禁制なの?

という謎でした。親方は「女なんざ重い臼にしかならん」みたいに酷いったらないの。女憎し全開!

若い男を12人はべらせて暮らさないといけない黒魔術師ってどんなマジックなのよ…。

生娘の血を飲まないと死ぬ吸血鬼じゃなくって、童貞ボーイをはべらせてないとイライラする黒魔術師。さあ、吸血鬼とイライラ黒魔術師、どっちがヤバイんだ!?

この謎は私を活気づかせたともいえよう。

全体的に常に不思議な雰囲気が漂っている映画なのですが、面白いのです。地味で重苦しい状態がたまらない。目が離せないの。ハテナを解き明かしたくなる魅力に満ちあふれていた。地味だけれども。

ドイツファンタジー、地味だけどイケてます。

弟子が女と付き合おうものなら、女をまず殺す。

これって浮気されたら自分が付き合ってる相手をなじるんじゃなくって、まずは浮気相手を攻撃するパターンだよね。もちろん、付き合ってる相手も最終的には、嬲(なぶ)って懲らしめる。

変態黒魔術親方。

死のサイクルがイマイチわからなかったのですが、親方は冬になると急激に老け込むの。それが春になると若返るのは何故か…。回春魔法。

本当にそう…。仰天です。

弟子達で良い味出てるポジションの人が何人もいて、それも物語に地味ながらも華をそえていました。主人公が一目惚れする村娘も可愛い♪ 田舎系白雪姫っぽくって可愛いの。

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↑村娘♪ 可愛い~。Paula Kalenberg(パウラ・カレンベルク)さん。彼女はアウグスト・ディールとテレビドラマ『Kabale und Liebe(陰謀と愛)』で恋人役(二人が主演のドラマ)を演じてます!そしてバーナビー・メッチュラートとも他の映画で共演している模様。ドイツつながり~。すごくキュートな娘さんであります♪

トンダ演じたダニエルは愁いをおびた表情で、とってもよかった。トンダ先輩!

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ダニエルは圧倒的に12人の中で顔が良かったな…。主役の子はクセがある顔ですからね。でも、見習いから責任ある立場になった途端に顔がキリッとし始めたので、そこはさすが役者さんです。素晴らしかったですよ。主役の子は主役のオーラがありました。でも絶世の美形じゃないので、美形主役を求める人には少し寂しいかもしれません。微かだけれども、若い時のヒース・レジャーの面影があったよ主役の子。似てるとはいわない。表情の方向性がヒースと似ていたの。

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これからの成長が楽しみなダフィット・クロスさん

親方も怖いというより…アル中のコスプレオヤジみたいでした。キャプテンハーロックのコスプレをしたいのだけど、山奥だから資料が手に入らなくて、人づてに聞いたハーロックの格好を想像して勝手にハーロックとして生きていた親方って感じなの。 * '11 01/08 追記 親方を演じた役者さんについて記事を書きました → こちらの記事

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親方はもうちょっとセクシータイプでもよかったんじゃない?でもそれだと、本当に「童貞ボーイをはべらせているエロ黒魔術師」にしか見えなくなるから、やめたのかしらね。職人達は若い子ばかりではないの。しかし、女人禁制だからチェリーなんでしょうなあ。で、12人で常に寝食を共にする。屋根裏っぽい部屋で寝る。マスターベーションなど、どうしたらいいの…。一人放出も禁止だったのかしら…。ちなみに、映画では「童貞設定」は特に言及されてないです。私の妄想が暴走しているだけなのであります。

と、そっち方面に想像がたくましくなってしまうが、これは原作を読まないと世界観を完全には把握できないなーと思った。もちろん映画として結末までには全てのピースがはまるようには作られているし、それほどの謎でもないのです。私の理解力がないせいで、最初まごついてしまっただけで、ストーリー的にはシンプルでありますよ。

弟子を常に補充する…というのも何故そうなのかわかるのだけれど、どうせ◎◎にするのに、何故、黒魔術を授けるんだろうな…というのが少し分かり難かったかもなー。原作を読むとそのあたりはキッチリ書かれているようなのです。

私はこの映画とても気に入りました。まさに独特の雰囲気です。不思議な映画だった。原作もアマゾンで取り寄せました。時間がある時に読み進めて親方の謎を更に追求したいと思います。

普通、魔法使いってハリーポッターもジェダイの騎士(え?魔法使い?)もそうですが、主人公はまっとうな魔法使いを目指しているのだけれど、ダークサイド側の人達からダーク集団にお前も加入しろぉぉぉぉ!と騙されながら誘われるパターンが多いじゃないですか。

しかし、クラバートの素晴らしい設定は、もう最初からダークサイド側にわけもわからず入ってしまうのですよ。でも何がダークなのかもわからない。飢えと孤独で精神、肉体どちらも疲労困ぱいしている若い少年に善悪の判断はつかないもの。それに、特に悪さをしている団体じゃないのですよ。親方の快楽(?)のためだけに、弟子達に魔法を教えるというシステムのようです。映画ではそういう描かれ方はそれほどしてなかったと思うのですが、魔法を使えるようになると仕事も楽になり、その魔法を手放したくなくなるみたいなのね。そりゃそうですよね。もし、親方にある方法で打ち勝てたとしたら、魔法を失うらしいのです。弟子達に反旗をひるがえせないような縛りを与えてるの。失いたくないという気持ちが強いから。でも、その場所にいる限りは、「ある恐ろしい運命」を受け入れないといけない。しかし、親方のお気に入りになればその「ある恐ろしい運命」を引き延ばしてもらえる…かもしれない…のであった。

地球制服が目的じゃないダークサイドもあるんだなあと、感心しました。

青少年(チェリーに限る)征服が目的のダークサイドです。

OK問題ありません。

普通の粉挽きボーイが、黒魔術を操るようになり黒魔術コスに着替えるシーンを最後にお届けしましょう。何が起こったのかと思ったよ。

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一番、左奥の人は写真だと分かりづらいけれど、もさもさヘアーが見えてしまってた。ちんちんは見えてないよ♪ しかし、親方は後ろから青年達をねめつけているのでした。何てちんちんパラダイスなの…。一人パラダイス状態。この状況で親方は変態じゃありません!とは言い張れない。ちなみにモサモサしてる人は多分、ユーローという役をやってる人。ユーローも重要な役を与えられているのです。ネタバレなので言いませんが、後半、活躍する人物です。ちなみに、この後、『アナトミー2』を観て気付いたのですがユーロー役のHanno Koffler(ハンノ・コフラーと読むのかな?)さんはバーナビー・メッチュラートの弟役をやっていた!なかなか上手ですよこの役者さん。また『アナトミー2』の感想で詳しくお知らせします。

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↑左の人がユーロー役のハンノ・コフラーさん。右は主人公のクラバートをやったダフィット・クロス


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手前で洋服をうんしょっうんしょっ…って脱いでいるのはクラバート。クラバートの後ろで、二人尻をこちらに向けてるの見えます?左側の子はチクリ魔で、やたらとクラバートとトンダにつっかかってくる嫌な奴なのですが、体つきは女性みたい…。細い。顔は結構クセがある金髪ボーイなんですけどね。結構、重要な役割の子です。


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右がそのチクリ魔。リュシュコという役名で…演じている人はローベルト・シュタートローバーさん。クセのある顔!彼も、他の映画のスチール写真や動画をチェックしてると「あれ、この人…」と気付いた役者さんです。その話もまた後日。ドイツ俳優さんの、とある法則に気付いたので…。

地味だが味わいのあるダーク・ファンタジードイツ映画でした。ドイツ本国ではかなりヒットした映画で封切りして三週間で100万人動員したとのこと。

スラヴ系のヴェンド人の民話である「クラバート伝説」をベースに作られているらしいので、日本人に馴染みのない異国な雰囲気は味わえるかもですぞ。水車にまつわる因習や民話があるっぽい。水車は何かの象徴なのかもしれない。それとカラスも意味があるんだろうなあ。ロケはルーマニアでおこなったようです。物語にあった風景でした。ルーマニアに行く機会ないもの…。映画で堪能。

なかなか手に取る機会はないDVDかもしれませんが、ふとした時にチェックしてみてください。私はとりあえずレンタルで日本語字幕版を鑑賞し、ドイツ版を仕入れましたよ。ドイツ版じゃないと特典がついてないのだもの…。ドイツ語がわからなくても買う心意気。だってメイキングシーンなど見たいですよね。メイキングシーンくらい日本バージョンもつけてくれればいいのに!ちなみにドイツ版は二枚組。

それではよい粉挽きを!

原作↓


クラバートクラバート
(1980/05)
オトフリート=プロイスラー

商品詳細を見る


青い棘

*この記事はカテゴリーのためのナビゲート記事です


青い棘』の感想&特集記事はドイツ俳優アウグスト・ディールの作品の項にあります。

ダニエル・ブリュールの『青い棘』でのエピソードや画像もそちらにあります。

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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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