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プリースト

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プリースト (原題: Priest) 2011年 アメリカ作品

監督:スコット・スチュワート

主演:ポール・ベタニー
カール・アーバン
キャム・ギガンデット
マギー・Q



『レギオン』の監督スコットが、再びポール・ベタニーを主演にして撮影した映画、『プリースト』をDVDにて鑑賞しました。

結論からあっさり申し上げると、『レギオン』よりは「どうしたこといったい?」といった気分にならず観られました。が、それはスコット(呼び捨て)のセンスのない演出に慣れたからなのか、一応、原作(韓国のコミック)がある為、物語のバックグラウンドが、しっかりとしてたからなのかは、これから紐解いていこうではありませんか。歴史学。

『レギオン』も愛しているんですよ → 『レギオン』の感想文

今のところ、『レギオン』に一番長い感想をつけたんじゃないかしらね。愛ですよ愛。過去を振り返ればスタウオのエピワンに一番長い感想を書いたんですけどね。スタウオはもう映画ではなくスタウオというジャンルだから(ぎらり)。

スコット(呼び捨て)に対して言いたいのはただ一つ。監督をやめて裏方の映画稼業に勤しめばいいのいなーとは思ってます(毒霧)。

基本的にB級テイストな映画は大好きだし、何度かこの映画ブログでも書いてますが、人生において「駄目すぎて唾棄すべき作品!」と思っているのは一本だけです。今のところ。それは邦画。ちなみに、少し前に観た『LOFT』も栄えある唾棄すべき作品に加入するところでしたが、結構、楽しく感想を書けたのでギリギリです(こちらが感想)。ヘンテコをそれなりにエンジョイできました。

スコットの作品は、大好きな俳優ポール・ベタニーが主役をやっている為、ついつい重箱の隅をつついた感想になってしまうんです。例えばポールは主演ではないですが、メインキャストとして出た過去の作品『キラー・ネット』などは、『レギオン』や『プリースト』に比べたらもっとB級、もっとC級かもしれません。でも面白くて楽しいのです。全然、「監督、何を考えとるんじゃ!」という疑問はわかないの。もちろん突っ込みどころは満載なんですよ? 整合性がとれてない場合があっても、B級映画の底力でねじ切って観客をどっかんどっかん興奮のるつぼに落とせばいいんです。全ての作品が文芸の香りが漂う一級品じゃなくっていいわけです。私にとっての特別な一本になってくれればそれでいい。

だが、スコットは、基本的に映画のセンスがないと思うのよねえ。ライトなオタクなんじゃないかしらね。監督はライトなオタクではいけません。相当にディープなオタクじゃないとやってられませんよ! プラスセンス。プライスレス。

こだわりが感じられないのよスコットからは。変なこだわりは感じるんだけど、すごく浅くて仰天です。小賢しさは感じないんだけどねー。純粋に映画好きで撮影してるとは思うのだが……。

と、ついスコット(呼び捨て)に対する疑問がむくむく湧く作品ではありました。

ポールが出てなければ、私も何も感じず「おお、結構面白かった」といって記憶に薄く残る程度の楽しい作品だとはわかっているのだぜ。レンタルDVD屋で棚にあったら、ポールが出ていなくても手に取った作品ですよ。吸血鬼、近未来、退廃的……「あら、面白そうじゃない」と躊躇なく手にとり、ツイッターでも「結構良かったっすよー」と褒め称えていた作品なのよ。

今でもポールのことさえ目をつぶれば「面白かったー」と素直に声に出して言えます。

作品で良かったところを先に書きます。武器は割と良かったかな。あと、衣装も良かったね。最初のアニメで世界観を説明も悪くない。多分、原作の漫画からアニメーションをおこしてるんだよね?

しかし、武器にしても、「この武器……使い方間違えてるよね」と思うような位置づけの武器が一つ。アニメにしても「このまま最後までアニメにしちゃった方がお互いのため――なんじゃないだろうか? お互いって、我々とスコットのことなんだけど」

といった疑問が既に渦巻くのであった。衣装だけかしら疑問が渦巻かないのは。

褒める部分はとりあえず全て褒めました(えっ……)。アクションに関しては確かに『レギオン』よりは見応えあったんです。でも、詰めが甘いの。「ここのアクションと演出はどーなのか、スコット」と問い質したくなっちゃうのさ。さっさっさ。

あ、最大の褒めどころを忘れるところだった。役者のチョイスは最高です。ポールはもちろんベリーグー。(といいつつ、何故この作品に出たのか――という疑問はオールウェイズ三丁目)。他の役者さんも見栄えよくて素敵。女優さんも全員良かったし、目の保養。それが最大の褒めどころだ。

ここから先は疑問とグチが渦巻く世界です。ネタバレ部分になったら折りたたみますね。ネタバレっていってもそれも……「これは確かに秘密事項なのかもしれないが、その秘密がばらされた時に、ちーーーーーっとも衝撃的な展開にならないのは何故なのかしらね。その秘密、もう知ってたから(知らなくても)!」とスコット(呼び捨て)にメールしてやりたい衝動にかられました。ほらB級でお約束の展開で、誰の頭にも思い浮かべられるベタな秘密ってあるじゃないですか。それでも楽しくダマされている我々っていうの? しかし『プリースト』に関してはその秘密が……「で?」ってなっちゃうのよ。このあたりは『レギオン』の方が顎が外れたかもしれない。「え!?」という違う方向での驚きが『レギオン』にはあったかもね。『プリスート』はそういう驚きは満ちあふれてないわけ。ヘンテコ驚きはないの。用意された驚きが待ち構えているんだけど、何だか薄い精液を飛ばしている人がいたわね……って感じなのよ。下品な言い方しちゃうけど、忘れちゃいけないのは、ここが一応18禁を謳っている映画ブログだからね。たまにいれとかないと、いけないノルマがあるんですよ。自分ルール。

この映画を例えるならFF13というゲームのような、一本道映画だった――というのが全てなんじゃないかしら。

さて、細かくつついていくわよ!


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バイクの造形に関しては、こういうブリキっぽいのが好きな人もいるかもしれませんけど、「何この、ダサイ造形……」と思わず大声で叫んでしまった。特に、ポールが乗るバイクが酷いったらないの。ただ、こういうモーター系のデザインや、機械などのデザインは好みの問題ですから、「このバイクだけは最高だった」という方がいても私はおかしいとは思いませんよ! そこまで心は狭くないです(オープンハート)。

私が好きな近未来のノスタルジー機械っていうと、大友克洋様(敬称)が描く世界みたいなのは大好きよ。大友先生(尊敬)の絵を最初観た時は「日本人にもついに、ここまでの才能を持つ人が出現したかー!」と鼻血を出したものです。もちろん手塚治虫巨大先生に敬意を払いつつ。松本零士先生の描く宇宙は当然だけど、戦争ものの雰囲気なんかも好きですよ。SF雑誌スターログで大友先生の確かアシスタントだった人たちにインタビューした記事は今でも宝ものだもの。後はメビウスやシド・ミードの世界観が好きです。鳥山明先生の描くバイクなんかも相当に格好いいし、素晴らしいわよね。

という、一応好みを提示しつつ……『プリースト』のバイクを観た時に、「なんじゃこりゃ」という台詞がつい私の口から飛び出してしまったのでした。でも本当のバイクマニアからしたら「最高のデザイン!今世紀最高のデザインだぜぇえええええ。現代美術館に展示されてもおかしくない歴史的&画期的! 未来永劫、誰も、ホンダでさえも、カワサキでさえも、このバイクを越えられないぃぃぃぃぃぃぃ!」といったデザインだったかもしれません。バイクド素人の私は黙って目をつぶります。ZZZZZZZ……。


武器とアクションについても書きたいんだけど、ネタバレ要素を含んでしまいます。ここから畳みます。


↓ 続きの感想はこちらの下に折りたたんであります。ネタバレ注意です。秘密二つにも言及してます。どこが秘密じゃという秘密でも、一応秘密だから……。

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Author:ヨー


全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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