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秋の夜長を待ち望む…アウグスト・ディール出演『ブッデンブローク家の人々』を映画で楽しむために、まず原作を楽しもうの巻

ドイツ映画ブッデンブローク家の人々』トレイラー





Buddenbrooks (2008)  ドイツ映画

アウグスト・ディールはブッデンブローク家の次男坊クリスティアンを演じてます。次男坊ならではの放蕩っぷり&堕ちていく演技が見事との評判♪ 彼は声がとっても個性的でいいですよね。すぐにわかる。ポール・ベタニーの素敵ボイスとはまた違った青い素敵ボイス。ポールのボイスはハチミツ色だけどアウグスト・ディールの声は緑色をした青のような気がするね。どちらもグー。


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↑クリックすると大

ほらグーだもの。顔の見えているのがアウグスト・ディール


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↑そのまんまの大きさ

こういうちょびヒゲも意外といけてる!ハンサムは何でも似合うの巻


ブッデンブローク家の人々」は、名家の栄枯盛衰の物語なのでありました。

日本では昨年、新宿で開催されたドイツ映画祭にて公開されたので、その機会に鑑賞された方はがっしり堪能したのでしょうなあ。日本語字幕がつきますものね。

しかし日本で本式公開されないのは残念。日本版DVDもまだ販売されておらず。しかし、ドイツ映画祭で上映されたのなら、もう少し待てば日本版は発売される気がします。私は我慢弱い人間なのでドイツ版を手に入れてしまったが。

当然、ドイツ語…。だが、原作は有名なトーマス・マンの同名小説。ノーベル文学賞作家トーマス・マン。『魔の山』『ヴェニスに死す』など、読んだ経験はなくても名前は知っている有名なドイツの作家。特に『ブッデンブローク家の人々』は、この作品がきかっけでノーベル文学賞を受賞したと言われてる名作です。

ドイツ文学って私は触れた経験ないな…。『ヴェニスに死す』はルキノ・ヴィスコンティ監督の映画作品で知っているが原作は未読。ドイツ文学といったらグリム童話くらいじゃないのわたしゃ…。『ブリキの太鼓』も小説は読んでないと思う。家にはあるようだが未読じゃ。ゲーテも読んでないもの。『若きウェルテルの悩み』など知らないもの。私の悩みだって解決してないというのに。といっても悩みはないタイプです。むははっ。むははっ。

そういえば、学生時代の友人も英文学、仏文学はいてもドイツ文学を専攻している人はいなかったなあ…。国文学もいたね。昔は女子といえば文学部は王道だったもの。私もそういう王道を進めばよかったかもしれない!だが、特に文学好きではないので仕方あるまい。SF小説とミステリー&サスペンス小説が好きなだけなのだもの。でも英文学を専攻すればアガサなクリスティーなどを研究できたっていうあれなの?英文学って何をやるんだろう…。今度、友達に聞いてみよう。「あんた大学時代何やってたの?」と…。角が立つ質問の仕方。お前の過去を正すみたいな口調で友達を詰問。「何故、ドイツ文学を専攻しなかったのか?」といった挑戦的な質問を。

いや、友達は私と違って勉強熱心な人が多かったので、極めてればドイツ語がベラベラになってるだろうなーと想像。ほら、英語やフランス語はそれぞれベラベラになってるから彼女たち。私の卑しい野望をまたもやダダモレ。過去に向けて後ろ向きな野望。

ロシア文学も著名なものたっぷりあるけど触れてないな…。触れたけど挫折だな。ドストエフスキー。フランス文学スタンダールな『赤と黒』だって未読だもの。もう駄目なのだもの。世界的文学教養のなさに震える!かといって日本文学を舐め尽くしてもいない。偏りのある読書暦。偏屈王。

読書は好きでも、こんだけ有名なものをスルーしてきたツケがまわってきたナウ。

つまり、『ブッデンブローク家の人々』は中学生の頃に読んでしまったわよ…といった素養があるのなら、すぐに映画『ブッデンブローク家の人々』を、たしなめるじゃないですか…。しかもドイツ文学を専攻してれば、ドイツ語もベラベラで(妄想)日本語版がなくたってへっちゃら。むしろドイツで暮らしてるくらいの勢い。

私はそういった素養を培わなかったので…とりあえず岩波文庫上・中・下巻をネットでゲット。古本だけど三点お揃いの美品を古書店から買う。何故ならアマゾンで新刊が売ってないのだ。こんな有名な作品なのに新刊がないって謎だ。名作は常にあるものと思ったら大間違いよ女の子(魔女っ子)でした。もちろんアマゾンでも古本はあるのですよ。しかし、三冊揃ってる美本が欲しいじゃないですか。ほぼ新品の美品を取り寄せた。岩波文庫特有の薄い透明な紙がカバーになってる懐かしい製本であったよ。パラフィン紙のやつだ。岩波といえばパラフィンだったよね。とってもよい古書店屋さんから取り寄せ。しおりもキュートで味わいのあるものを挟んでくれてました。

で、手に入れたはいいが、昔の文庫だけあって字が小さい!そして独特の言い回し。味わいはあるが、視力が落ち込んでいる私には辛い仕様。今の文庫本って見やすいものね。

それを読んでから映画に挑もうとしているのであります。ほら粗筋がわかってればドイツ会話が理解できなくても何とかなると思って。せっかくの名作であるから理解して観たい。そりゃドイツ語がわかれば原作後回しでもいいであろう。それは人それぞれでフリーダム。ドイツ語わからんでも、映画を取りあえずガーッと観たいという欲望もOK。とりあえず映像は堪能したいですものなあ。早くDVD日本語版が出れば問題は解決するというのに…。ぶつくさ!ぶつくさ!


昨晩、「クラバート」の原作を読み終えたのです。とても良かったよ!!さすが原作の持つ力。映画で結末を知っていたが、ラストの余韻は原作ならではの感動です。映画『クラバート』感想でも述べましたが、独特の風習や細かいニュアンスが映画だけでは分かりづらい部分もあったので、是非原作を読んでみたかったのです。もちろん映画だけでも十二分です。映画はとってもよく出来てました。映画は日本語DVDも出ているしね。それでも不思議なファンタジーなので理解しづらい部分があったのは確かなのですよ。原作を紐解いたらよくわかった。これは簡単に感想をアップできればなーと思ってます。そして再度映画をチェックしたい。トンダ先輩は原作でも最高でした。


それではずみをつけて次は原作「ブッデンブローク家の人々」だ!と意気込んでいるのですが、この暑さ……。とにかく暑くてテレビをだらだら眺めているだけでも気が滅入る。物事に集中できなすぎ。目眩しちゃう。家庭内熱中症。さすがに、どの人でも軽度な熱中症状態なのでは?皆様平気?気力が沸いてこないですよね。それと胃がモケモケしたり頭痛がしたり…調子がマックスにならない人が多いと思われますぞ。私も無理して娯楽に突っ走らないようにします。ゆるりと楽しみますわい。

今回は映画に関連して文学作品ですが、Audio Book(Audio CD)に関連して文学作品が我が家に山積みになっています。そしてまたトーマス・マン!「詐欺師フェーリクス・クルルの告白」という長編でトーマス最後の作品らしいのであります。私は存じませんでした。これまたアマゾンで調べたら新刊は増刷されてないようで中古本しかなかったね。でも美品を手に入れたよ。本の値段はつり上がっていたが仕方あるまい…。だってバーナビー・メッチュラートが朗読してるのだもの……。さすがドイツ。トーマス・マン朗読は普通の行為なのであろう。クルルの告白。クルルクルル♪ 一人朗読ではなく主要な人物何人かが出ている系のAudio Book っぽいですけどね。バーナビーが主役。これはまたその時になったら記事にします。その時って本を読んでCDを堪能した時ね。涼しくなったらね。もちろんバーナビーの声はチェックしたよ。可愛いよ。

「僕…可愛いよ♪」

チュッ(*  ̄)( ̄ *)チュッ

皆様、お気づきかと思いますがバーナビーの話題が出ると高確率でこの顔文字が多発。私は顔文字滅多に使わないのですがこれは本当に気に入っている顔文字なのでした。ちゅっ♪ とんでもなくバーナビーが可愛いのでついつい!ついつい!ついつい!


映画『ブッデンブローク家の人々』に話を戻しますが、当主を演じるのはアルミン・ミュラー=シュタール(Armin Mueller-Stahl)さん。どこかで観た顔だ…と思ったらアウグスト・ディールと共演してました。『もうひとりの女』で。アルミンさんはものすごい威圧感のある堂々とした変なオヤジを演じてましたぜ。有名な俳優さんらしく、アメリカ映画『天使と悪魔』にも出演していた。え?どの役をやってたかしら…。ユアンに気を取られすぎて気付かなかったのかな。全然思い出せない。あ…大選皇枢機卿役の人?確かにそうかも。うおおお。ドイツな人でしたのね。

デヴィッド・フィンチャー監督作品『ゲーム』にも出演していた。ええええ?全然わからなかった。この前、『ゲーム』たまたま再放送していたので久しぶりに観たというのに……。気付きませんでした。たっぷり国際的に活躍されてる俳優さんで映画『シャイン』ではアカデミー賞で助演男優賞にノミネートもされてたのだね。気付かなかったなあ。


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ほら、インパクトありますでしょ。確かに枢機卿の格好もしてましたよ<『天使と悪魔』


映画『ブッデンブローク家の人々』にはユストゥス・フォン・ドホナーニ(Justus von Dohnanyi)という役者さんも出演しているのですが、このくせ者役者は最高です。映画『es』で、すごおおおおおおい嫌な奴を演じた役者さん。顔もクセがあるし、演技もネチネチネチネチしていたよ!主役のモーリッツ・ブライプトロイを喰っちゃうほどの演技でした。印象的な方。脇役としては本望でしょうなあ。『ブッデン~』でも嫌な役を演じている模様。楽しみだな。今は監督やプロデューサー業もやってるらしい。しかし彼の経歴は日本ウィキでもチェックできるのですが、御家族はものすごい経歴だ。

リューベック生まれ。父親は世界的に著名な指揮者のクリストフ・フォン・ドホナーニ、曾祖父エルンストはハンガリーのピアニスト・作曲家、祖父ハンスは法律家で反ナチの闘士、伯父クラウスはドイツ社会民主党の政治家でハンブルク市長を務めた。ハンブルク音楽・表現芸術高等学院で演劇を学ぶ。卒業後はフランクフルト市立劇場やハンブルクのタリア劇場の舞台に立つ。

家柄的にクール。いえーい。


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ユストゥスさん。温和なお顔立ちですよね。これが役を演じるとなると「こ、こいつぅぅぅぅ?」といったくせ者に大変身。

彼の出身地、ドイツのリューベックを調べてみました。リューベックはトーマス・マンの故郷で『ブッデンブローク家の人々』はこの町に住んだ彼の一族をそのままモデルにしたものとありました。ウィキウィキ。バルト海に面している港湾都市。なるほど海の街なのですね。ドイツは国内をいろいろ回ってみたいなあ。

ユストゥスさんのお父上クリストフさんもすごい経歴だ…。

1929年ベルリン生まれ。父はウィーン生まれのドイツの法律家ハンス・フォン・ドホナーニである。しかし、反ナチスとユダヤ人支援のレジスタンス活動をしたため、1945年ナチスの強制収容所で処刑された。母はクリスティーネ・ボンヘッファー。母方の叔父はルター派の神学者で、やはり反ナチスのレジスタンス活動家であり、ヒトラー暗殺計画に関わって1945年に強制収容所で処刑されたディートリッヒ・ボンヘッファー。兄は後にハンブルク市長をつとめたクラウス・フォン・ドホナーニ。祖父はハンガリーの作曲家でありピアニストのエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877年 - 1960年)。二番目の妻はソプラノ歌手のアニヤ・シリヤ(Anja Silja)。オペラと演奏会の両方で評価が高く、ドイツ系の現役指揮者として重鎮的存在。

ザ・クール。

反骨魂が息子の演技にも培われているのであろうか。息子さんはものすごく気持ち悪い性格を演じることができる役者さんなのですよ。貴重な人材。

そして人に歴史ありですなあ。クール。


さて、まだ書きたいものはあったのですが、ニューパソコンが到着していろいろ準備中でありますよ。まだフォトショや一太郎が到着してないので、しばらくは旧パソからお届けする予定です。旧パソも悪い子じゃないのだもの……。時代の流れについていけないだけなのだもの…。すんすん。まだまだ旧パソもぶんぶん使いますよ!壊れてはいない!

ではよい週末を!



ブッデンブローク家の人びと 上 (岩波文庫 赤 433-1)


詐欺師フェーリクス・クルルの告白 (新潮文庫)
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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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