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トウェンティナイン、シガレッツ、テイクワン!『イングロリアス・バスターズ』特典映像

まずは、ユーなチューブにアップされている、『イングロリアス・バスターズ』の特典映像、『クエンティ・タランティーノのカメラアングル』を御覧ください。





これですよこれ。私だけで三万回くらい動画を回してるかも!というくらい観ています。この特典映像は日本版ブルーレイに入っているので、当然、我が家のテレビ画面でも死ぬほど鑑賞。

最初は、何が何やらわからないと思うのですが、カチンコ係のキュートなガールが機転を利かせて、カチンコに書かれている文字、例えば 31K  と書かれていたら 「キスグッバイ」 と、Kから始まる単語を言っているのわかります?

カチンコについての詳しい説明は日本版ウィキペディアにわかりやすくのってます→ カチンコウィキ

「31シーン目のテイクワン」ってことですね。テイクツーだったら、同じシーンを撮り直して二回目同じ演技してるってわけだ。

タランティーノ映画の現場が如何に楽しそうな現場かわかります。またこの娘さんがとっても可愛くて、それでいて声はドスがきいてて、機転もきいて最高。カンヌのプレミアにも参加してましたよ。

娘さんのファニーなかけ声に、反応する役者さんの違いもわかりますよね。それが大変に楽しかった。


我らがハンス・ランダ大佐を演じるクリストフ・ヴァルツの反応は最高です。困った顔をしながら、おどけるのがたまらないですよね。笑うわけじゃなくって、しかめっ面したり、いちいち反応がおかしいったらない。

*写真は全部クリックすると大きくなります

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カチンコ娘:Twenty-nine cigarettes, take one, mark.

ここは今日の映画日記タイトルに使ったシーン。カチンコを見ると「29C」ってなってるのわかります?だから、カチンコ娘は29本の煙草!と言っているのでした。

クリストフ・ヴァルツの隣はアウグスト・ディール。アウグスト君は基本、冷静です。役に没頭系。動画を御覧になってわかったと思いますが、クリストフ・ヴァルツは「なんじゃ?」みたいに、おどけていましたでしょ?最高!

このシーンは本編では削られています。ショシャナの映画館を事前にチェックするために、みんなで訪れるシーンありますよね。実際の本編では既に訪れて帰る部分しか映らなかったけれど。きっと、試写のシーンも撮影したんですね。それで、アウグスト・ディールクリストフ・ヴァルツも劇場の椅子に座って煙草を吸っているのでしょう。後ろに観客がいないのもわかりますよね?最後の章には、観客はぎっちりいましたからね。このシーンは劇場チェックシーンですなあ。本編で観られなかったのは残念だけど、このように特典映像でチラッと垣間見られただけでも幸せ♪


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クリストフはこのシーンもすごく可愛かったですね。カチンコ娘が「Fucking ×××」と言って、クリストフがおよよよよってなってるの最高。


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カチンコ娘:Freaks

アウグスト君は冷静です。ここは酒場の奥で本を読みながら(何の本を読んでいるのだろう!)煙草を吸っているシーン。全然、動じてないのアウグスト・ディール!きゅーん☆ 没頭しているのだもの♪ きゅんっ☆ カチンコ娘も「フリークス(奇人変人)」だなんて洒落てる!ほほほ。


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カチンコ娘:Twenty-eight prick, take two

ここは実際に画像がまだアウグストに焦点があたってないので、ぼけてます。日本語ブルーレイだと「シーン28 刺し傷 テイク2」となってます。二枚目も、ぼけていて、よくわからないかもしれないけど、ここのアウグスト君は笑ってるの!!ブルーレイだと、くっきり笑っているのが見えるのですよ。ほほほほほ。つい笑っちゃったようです。ほほほっ。ほほほっ。アウグスト君だってファニーなのだもの♪


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カチンコ娘:Danny Elfman

酒場シーン。既に演技にそれぞれ入り込んでいるところでカチンコマークを入れてるようですね。ファスベンダーさんもおでこにカードをはっつけてる最中です。アウグスト君は妙にはしゃいでるし!かわいい!

Danny Elfman(ダニー・エルフマン)とはアメリカ映画の作曲家なのでありました。ティム・バードンやサム・ライミ映画の常連音楽作曲家。御存じの方も多いでしょう。私もウィキを今回調べて知ったのですが、彼、オインゴボインゴのリーダーだったんだ!それは知らなかった。オインゴボインゴというバンドがあったのです。私、すごく好きだったよ。アルバム買ってたもの!!ぎょえー。


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カチンコ娘:Thirty-nine Chuck Jones.

アーチー・ヒコックス中尉を演じたマイケル・ファスベンダーさん。カチンコ娘のかけ声に思わず微笑んでいてキュートハンサム!

「39シーン目のチャック・ジョーンズ」チャック・ジョーンズは私も大好きなアニメ演出家。とってもセンスのあるアニメーターです。トムとジェリーも彼の担当した回はすごく洒落てるの。ジャズを効果的に使ったりしてとっても斬新。トムやジェリーの目もやけに色っぽいし大好き!!わかってるカチンコ娘!


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カチンコ娘:Kinopremiere, take one.

反応がいいナンバーワンは、ナチス大幹部ゲッベルスを演じたシルヴェスター・グロート。滅茶苦茶、好感度で反応してますよね。他のシーンでもカチンコ娘が「FfC」を「フランシス・フォード・コッポラ」と言ったら爆笑してたし。お茶目。上の「Kino~」はちゃんとドイツ語ですものね。ここはドイツ人多発シーンです。映画プレミア上映会。映画=KINO。ブルーレイの日本語版だと、ここの部分、シルヴェスターさんがダニエル・ブリュールに向かって「おい、うまいこというじゃないか彼女…」みたいなニュアンスで訳されていました。実際にはよく聴くとわかるけど、「キノプリミエーラ」と感心したように笑いながら呟いているだけなのね。でも、ニュアンス的には日本語訳はOKですね。

彼は陽気なドイツ人でまるでイタリア人っぽい。そうドイツ人というよりイタリア人っぽい。他の特典を観ても彼の演技は爆笑でした。ダニエル君は真面目なのか、控えめに笑います。演技に没頭しようとしているのか、シルヴェスターに即されてワンテンポずれてから笑ってるのが律儀できゅんきゅんする!!!たまりません!!


ヲタクタランティーノ映画のスタッフは当然オタクに決まっています。後半、監督の名前やクセのある俳優の名前がダーッと出てきますでしょ?カチンコ娘やるな!やるじゃないか!ダリオ・アルジェント、デニス・ホッパー、アキラ・クロサーワ、デヴィッド・リンチ、ジャームッシュ、エトセトラエトセトラ…皆さんは何人わかったでしょうか♪特に面白かったのは、『イングロリアス・バスターズ』にも俳優として出ているイーライ・ロス監督の名前を呼ぶ時がいい感じですよね。発音的には「イーレイ・ロース!」と聞こえます。イーライじゃなくイーレイって聞こえるよね。


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カチンコ娘:David Lynch.

ここは、股間を狙い合うシーンですな。アウグスト君の股間!ふんふんふんっ(興奮)。こういうシーンもこうやってこの部分だけを撮るのですなあ。映画観ている時には流れている映像として目は追っているし、カメラアングルフェチでもないので、カットカットカットの切れ目など気にしないで観てますからね。ここではカチンコ娘、「デヴィッド・リンチ」と言っている。私の大好き監督の名前だ♪


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カチンコ娘:Danny Davito, take three.

ああっ。撃ち抜かれる瞬間も連続じゃなくて、一度止めて、こうやって撮ってるのか…。私のような映画撮影素人にはとってもためになります。カチンコ娘「ダニー・デビート(最近、見かけないような気がするなあ?俳優さんです)、テイク・スリー」と言っているから、三度目撮影ですな。アウグスト・ディールが歯をグィイイイイッと食いしばっているの!きゅんきゅんする!髪も直前までキッチリしてたのに、乱れ始めてるし、最高。こういう髪のセットもスタイリストさんは何度も直しますよね。乱れ始めているなら何度もその乱れを再現させる。映画って裏方に支えられているのだなあ。いいことです。


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カチンコ娘:David Cronenberg.

静かに読書するシーン、違う角度からのシーンですね。アップじゃなくて身体も映るシーンです。テイクツー。カチンコ娘「デヴィッド・クローネンバーグ」これまた私の好きな監督♪ 心なしか、アウグスト君のシーンはヘンテコ監督やヘンテコ単語で彩られていて嬉しい♪


他にもイタリア語で、イタリア食材をつらつら言うシーンも楽しいし、女優陣だと、ドイツ女優を演じた、ダイアン・クルーガーの反応がなかなかグッド!

今回はキャプチャーをしなかったのですが、ヒューゴ・スティーグリッツを演じた ティル・シュヴァイガーが、わざとなんでしょうけど、カチンコ娘をギロリと睨み付けているシーンも爆笑した。ヒューゴってほら、ナチスなのにナチスの幹部を殺しまくってバスターズにスカウトされた人です。ドイツ俳優でとっても有名な人。私も彼は好きですよ!もう一つの特典では彼、ものすごーくお茶目なの。また後日、御紹介しますね。


というように、これはたまらない特典映像でしょ?

何度も繰り返し観てしまいませんか?私だけかしらね……。本当に何度も何度も観てるのです。だってたまらないから。たまらない♪

しかし、この特典映像は日本だとブルーレイにしかついてません!普通DVDもスペシャルエディションにして売ればいいのにね…。まだそれほどブルーレイは広まってないだろう…。我が家だって今年に入って買ったのだもの。そんな全国民一斉にブルーレイ化できないよ!

ブルーレイの画質は素晴らしいのです。(もちろん全ての映画が美麗化するわけじゃないようですが)私も最初は「そんなに違うのかいな?」と懐疑的でしたが素直に負けを認めたぁあああ!

話を戻しますが、アメリカだと普通DVDで二枚組があるのです。それには特典映像がきっちり入っている。映画内で上映されるナチス宣伝映画『国民の誇り』の完全版も入っているし、それのヤラセメイキングも入ってます。これ爆笑。イーライ・ロスが監督として監督を演じてるんだけど、すんごい胡散臭くて大爆笑です。ゲラゲラゲラ。家族にも見せたけど大爆笑してた。完全版はダニエル・ブリュールもたっぷり見られるし『国民の誇り』最高です。

アメリカ版は英語字幕もキッチリついていたよ!なので私も今回、簡単とはいえ英語字幕を観ながら、ちまちまとタイピングできました。つまりアメリカバージョン二枚組も買った。それと、ドイツ版の普通バージョンね。これはドイツ字幕が欲しかったので。後は、普通の日本版か?それとブルーレイ…で四種類所持中です。もっと増えても構わないよ。だって何万回でも観るつもりだから。今もパソコンでもDVDを回しているし、テレビではブルーレイバージョンが回転中だもの。全然飽きない。しかもユーなチューブも全開中。全然構わない。だって飽きないから。

というわけで、まだまだ続くイングロリアス・バスターズ記事。これからも続きます。

私も雑用でいいからスタッフになりたいなあ。そして「ジーニアース!」と叫びたい。叫びたいですよね。Gだった場合、「ジーニアース!」って全員で叫んでるじゃないですか!なんて最高なの…。素敵……。

というわけで、今宵もイングロリアス酒場で乾杯です!(脳内営業中)

ではよい週末を♪
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私の勘は当たっていた!アンジェリーナの新作『Salt』でブラピが奥様にアウグスト・ディールを薦めていたの巻&撮影シーンをカットせざるおえなかったとの情報

* 2010 8/4 に劇場鑑賞で『ソルト』してきました。感想記事も書きました→ コチラ

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↑クリックすると大きくなります。

写真は『Salt』と関係ありません。『イングロリアス・バスターズ』ベルリンのプレミアでのPhotocall.

左からティル・シュヴァイガー、ダイアン・クルーガー、メラニー・ロラン、ダニエル・ブリュール アウグスト・ディール♪♪ タランティーノ監督、ブラッド・ピットさん、クリストフ・ヴァルツ

このプレミアの時のアウグスト君は、はっきりいって髪型が変なのでありました。また後日、その話はゆっくりと…。ランダ大佐役のヴァルツさんの表情がいいですよね。

さて、先日の記事でアンジェリーナ・ジョリー最新作『Salt』にアウグスト君が出ると大騒ぎしていた私。

今朝、ドイツニュースをチェックしてたら、まさにアンジェリーナが映画で夫役を演じたアウグスト・ディールの話を、先日メキシコのリッツカールトンで行われた記者会見で話していました。

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↑このままの大きさ

メキシコでのPhotocall. 自信に満ちあふれている姐御。残念ながらメキシコにアウグスト君は行ってません。すんすん…。

それではまず、原文のドイツ語を…。英語の記者会見記事があればいいのですが、アウグスト君について言及されてるのはドイツニュースでしかまだ見つからないのでした。まあ、そうでしょうね。自国(ドイツ)のスターが出てるのですからドイツは載せてくれるでしょう。

Witzigerweise spielt ein Deutscher den Ehemann von Evelyn Salt: August Diehl darf sich glücklich schätzen, die schöne Angelina vor der Kamera zu küssen. Dass August Diehl diese Ehre hatte, verdankt er übrigens Jolies Lebensgefährten Brad Pitt, wie sie auf der Pressekonferenz erzählte. Brad Pitt habe durch die Dreharbeiten zu Inglourious Basterds den Deutschen kennen- und schätzen gelernt und ihn Angelina Jolie vorgeschlagen.

要約すると…

ドイツ語を話せる夫としてアウグストは幸運なことにアンジェリーナとカメラの前でキスする役割を演じた。彼を推薦したのは、アンジェリーナのパートナーでもあるブラッド・ピット。ブラッドとアウグストは映画『イングロリアス・バスターズ』で共演した縁がきっかけで、「ドイツ人のナイスな役者がいるよ」とアンジェリーナに提案したのだ。


ものすごーく適当ですからね。グーグル翻訳やネット翻訳頼みですので、間違っていたら申し訳ない。ニュアンスもよくわからないけれど、こんな雰囲気でしょう。

でも私の予感は的中しましたね!本当にブラピに気に入られていたんだ-!嬉しいですよねー。しかもそれをアンジェリーナも了解したってことですからね。OKOK!

しかしですね…続いての記者会見での会話がちょっと寂しいお知らせ…

Pax wollte mich beschützen und Shiloh fand, ich soll die Haare kurz schneiden”, so Angelina Jolie lachend und fuhr weiter zu erklären, wieso die im Trailer angedeuteten Sexszenen nicht im Hauptfilm zu sehen seien. Die vielen Szenen mit August Diehl wurden gedreht, um in Flashbacks ihre Beziehung zu rekapitulieren. Die erotischen Szenen und die Hochzeitsszenen hätten schließlich jedoch doch nicht in den fertigen Spielfilm gepasst und wurden von daher leider ausgespart. “Vielleicht könnt ihr sie als DVD-Bonus sehen”,

太字のところからなのですが…(その前はアンジェリーナのお子さんが、金髪のママを見て混乱した…といったエピソードを話しているようです)

トレーラーにアップされていたセクシーなシーン(多分、アウグスト君とのラブシーン)は本編で何故採用されなかったのかを、アンジェリーナは説明した。アウグスト・ディールとの多くのシーンはフラッシュバックとして要約するために、削らないといけなかった。エロチックなシーンや結婚式のシーンは、完成された映画に合わせて、調整されてしまった。「たぶん、それらのシーンはDVDのボーナス特典で観ることができると思うわ」とアンジェリーナは語った。


ガビーン。そうなのね……。だからぎりぎりまでアウグスト君の名前がバーンと公式に発表されなかったのね。シーンはたくさん撮ったけど、アンジェリーナ演じるソルトが夫との過去を思い出す…思い出のシーン(フラッシュバック)として、少し出るだけなんだ!あの予告トレイラーに示されているように、バーンとは映らないんだ…。

つたない訳で間違っているかもしれませんが、そんな雰囲気ですね…。

でもいいの…。そのボーナス特典とやらを楽しみにしているし、フラッシュバック的にちょっとしか出演してなくても、ソルト(アンジェリーナ)の夫がアウグスト君なんだ…と思って観るだけでも脳みその保養になるもの!なるのだもの!

ふんふんふんっ!!!

出演したシーンを削られるのは映画ではよくあることなのだもの!くじけないのだもの!

『イングロリアス・バスターズ』でも特典映像を観ると「あ、このシーン本編ではなかったよなあ」っていうのあったし、本当はマギー・チャンが映画館のエピソードで撮影されてたシーンもあったらしいのですが、そこは完全カットされてます。DVD特典にもそこはアップしないよ!とタランティーノは言ってましたが、本当に入れなかった。マギー・チャン私は大好きな役者です。マギー・チャンの演技が悪かったのではなく、そのエピソードはカットした方が映画に想像力を産み出すことになるから…といった感じでしたね理由としては。それは仕方ありません。映画は監督のものですから。

ポールだって、いろいろな映画でカットされたシーン結構あるでしょうし、どの俳優にもそれはありますからね。

なのでフラッシュバックとはいえ、少しでも出てくれれば御の字です。それと特典映像でバーンとアップしてくれれば!期待します。
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イングロリアス・バスターズ

『イングロリアス・バスターズ』(Inglourious Basterds)2009年 アメリカ映画


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今、私の心を大きく占めているのは映画そのもの。その映画こそ『イングロリアス・バスターズ』です。映画にはまると、単純にその映画を何度も繰り返し観ますよね。もちろん俳優さんで観ている場合でもそうなんですが、映画全体が気に入ると、どのシーンを観ても楽しくて仕方ない。タランティーノ映画は私にとってその確率が高い監督です。『キル・ビル』も繰り返し観ちゃうもの。理屈じゃない。ひたすら面白い。大変に相性のいい監督です。もちろん、相性がいいからって常に作品を気に入るとは限りませんが、タラ作品の中に流れるバイオリズムと私のバイオリズムは、ほぼ一致する場合が多い。ための部分からクライマックスへの流れ。どうってことないシーン。抵抗なく受け入れられる場合が多いといえましょう。

もう一人、好きな監督でデヴィッド・リンチ監督がいます。彼の映画も私のリズムに合う…と思っていたし、今でもそう信じているけれど、先日、DVDで観た『インランド・エンパイア』は「おお…これはちょっと眠いかもな」と、二回ほど中断しながら観た映画になってしまった。体調も悪かったせいもあるとは思うが。リンチらしさは、迸っていたのだけれど…

↓引用

監督の頭の中にはおおよその考えはあったようだが、まとまった脚本無しで撮影に挑んだため、リンチ本人ですら、製作中のインタビューで「この映画の全体がどのように明らかになるのかは私にも分からない」というような事を述べている。撮影中は監督が毎朝各役者に数ページの書きたての台本を渡していた。

リンチが好きな時に俳優を呼んで自分でカメラをまわしその断片を繋げていくという製作方法だったため、製作期間は2年半にも及んだ。そのため製作会社が資金提供を渋り、結果的にほぼ自主制作映画のような形になってしまった。



と、Wiki にあるような撮り方をしていたためか、少し間延びした感じは確かに受けたのです。それも味といえば当然味なのですけどね。そういう映画なのですから、OK問題なしです。

と、横道にそれました。タランティーノ監督の作品はテレビドラマ(CSI:ベガスのエピソードなどもスペシャルで撮ったりしている)も含めてどれもこれも今のところ、私とは相性よくきてます。

確かに、今回、観終わった後、タラ節爆発しまくりテイスト映画ではなかったかもな。とは感じましたが、むしろ作品としてしっかり仕上がっていたので、その仕上がりが、いつものB級風を望む人には物足りなかったのかもしれませんね。でも、意外とタラの映画はしっかりきっちり最後まで投げずに作られてますよね。オチに向かってちゃんと全てが集約していく力があると思ってます。

それにしても、タランティーノはもうちょっとすると完全に羽化して、震えるような名作を作るんじゃないかな。既にタランティーノ的名作はあるわけですが、ステージ的に過去の素晴らしい巨匠と並ぶくらいの名作が作れそうな香りがした。わざとその高見(たかみ)を外してるのか、まだその力量まで達してないのかは、素人の私からはわかりかねますが、いつか成し遂げそうな気がします。

第一章のカメラワークは素晴らしかった。文芸作品の香りが漂っていたよ。どうしたんだタランティーノ。第一章に入る前のタイトル・シークエンスは『キル・ビル』を彷彿とさせる導入。名曲『遙かなるアラモ』を聴いた経験がない人間の心にも、壮大なノスタルジーを感じさせるうまい選曲。こういう選曲センスは本当にタランティーは卓越してる。劇中の選曲も、曲の挿入の仕方もどれもこれもが秀逸でした。

フランスの酪農家を演じるオヤジさんが、これまたよかったですよね。瞳が綺麗な人。娘たちも可愛かった。そんなのんびりした、フランスの美しい田舎にナチスがやってくるのですが。

ナチスの大佐を演じたクリストフ・ヴァルツの素晴らしさは私が言うまでもないでしょう。ハンス・ランダ親衛隊大佐を演じた彼の演技を疑う人は誰もいません。誰からも大絶賛されてます。この年の賞レース、彼は総なめでしたよね。カンヌ、アカデミー、英国アカデミー、ゴールデン・グローブ…他にもエトセトラエトセトラ。圧倒的(でも軽やか)な存在感で彼の演じるハンス・ランダ大佐の魅力を十二分に引き出していました。

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威圧的じゃないのに、酪農家の主人にユダヤ人を匿っている事実を吐かせるその手腕も見事。

少し前の記事でも書きましたが(アウグスト・ディール関連)、この映画、全員が自国語を喋ります。そのプロットに大拍手。ドイツ人はドイツ語。フランス人はフランス語、アメリカ人、イギリス人は英語。それで、何人かの主要な人物は何カ国語かが喋れる設定になってるのです。言語が違う…というのがストーリーの要になってるといっても過言ではないでしょう。

まず、第一章の酪農家シーンからしてそうでした。ハンス・ランダ大佐はナチスですから当然、ドイツ語が自国語なのですけれど、フランスに潜んでいるユダヤ人を探すためにアルプスから呼び出されてきました。で、酪農家の人とはフランス語で喋るのです。ハンスは語学が堪能という設定なんですよ。基本、軍関係の幹部クラスは一部を除いて何カ国語かを駆使します。

それで、最初なごやかにフランス語で喋っているのですが、

ハンス「私のフランス語もここらまでが限界です。よろしければ英語で如何でしょうか?確かあなたも英語はわかりますよね?」

と切り出す。相手はフランス農家な人なのですが、彼もカタコトなら英語がいける設定になってます。

普通、こういう流れだと…観客としては「ああ、こっからさきは、全て英語になっていくのだな。最初だけフランス語ってやつだ」と思うじゃないですか。

日本のドラマなどでも、たまに外国人が出てきて、その外国人が商社マンだったとしましょう。で、日本俳優が一応、英語で会話をし始めるのですが、相手の外国人が「日本語でも構いまセーン」(遊戯王におけるペガサス風…)などと切り出した途端に、全員が日本語、そしてドラマ最後まで日本語…。

というパターンが思い浮かびます。我々は自国語が日本語だから、英語、フランス語、ドイツ語と…飛び交っていても、基本全部外国語じゃないですか。なので、英語になろうがフランス語になろうが字幕に頼るけれど…。英語圏の人にしてみれば、殆どの映画は英語で押し通されている。英語が自国語です。日本人がイングロリアスを観ている感覚とは違うわけですよね。英語の部分は字幕を、追っかけなくていいのだから。

英語を操る国民は字幕に慣れてないらしいですよ。そりゃフランス映画やドイツ映画を観るアメリカ人や英国人は、字幕慣れしているでしょうけれど、自国(英語)の映画があれだけわんさか作られてれば、普通の一般ラフ市民は基本、英語圏の映画を優先して気楽に、ファミリーで楽しむのでしょ?我々が踊る大捜査線を観るような感覚でダイハードを観るわけですよ。字幕のない世界。

なので、米国人にしてみれば、ハンス・ランダ大佐が「ここからは英語で…」と言った途端に何の疑問にも思わず「あ、こっから最後まで英語なんだな…たまにドイツ語やフランス語が挨拶程度に出てくるくらいになるんだな…」と思ったはずです。

だが、違った。ハンス・ランダ大佐は我々(米国人)を楽させるために英語を喋ったのではない…というのがこのすぐ後にわかるのです。

このあたりのシナリオの運びは二重の驚きを我々に与えてくれます。一つは「え?英語で押し通さないんだ!」というのと、「英語に切り替えたのは、そういうわけだったのか!」の二重構造。そういうわけだったのか…というのは、すぐにわかるのです。床下にユダヤ人を匿っているので…。彼らは英語がわからない設定なのです。

というように、さりげない伏線がわかりやすく配置されていて絶妙でした。ハンス・ランダ大佐がこのシーンでミルクを頼むのも…後のパートでドキッとさせる小道具に。

訛りというのも言語では重要なファクターだったようで、これは英語圏…ドイツ語圏の人には楽しめたのかもしれません。ただ、ブラッド・ピット演じるアルド・レイン中尉の喋りは明らかに、ブラッド・ピット本人がいつも喋っている口調とは全く違ったので、日本語でいうと大阪弁を喋っていたのか、べらんめえ!江戸っ子だったのか、東北弁だったのか、ヤンキー喋りだったのか、時代劇喋りだったのか…どれかはわかりませんが、特徴のある喋り方でしたよね。顎が常に出てたし。銀魂でいうところの「顎出しとけば人相変わってバレねえから!」(by 銀さん)ってやつでした。

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ブラッド・ピットの立ち位置は私はいい配置だったと思ってます。物足りないと感じた方もいるかもしれません。ポスターなどを見ると、どうしても彼が主役っぽいですからね。しかし、この映画、主役はそれぞれのパートで違います。でも、全体的な締めはブラピで正解だったんじゃないかな。最後「ほっほー!」と私は感じたもの。もちろんタランティーノ映画におけるラストの爽快感…これは私『デスプルーフ』が最高だと思っているのですが、ああいう爽快感とは違います。ある意味同じなんですけどね。徹底的にぶちのめす方向ではあるのですが、見せ方の違いでしょうか。

ブラピのふてぶてしい演技は最後光っていた。私はこの映画のラスト大満足。もちろん、もっと素晴らしいラストもタラなら思いついたかもしれませんが。

欲を言えばもっとブラッドは、はじけてもよかったかもですね。クレイジーっぷりをもうちょっと出しても、違和感なかったような気がする。『12モンキーズ』での彼はかなりクレイジーでしたから。そう、意外とブラピさんは、はっちゃけられる人なのです。

あるシーンで、ブラピとブラピの部下はイタリア人という設定になるのですが、そこでイタリア語を無理矢理、喋らされるシーンも、この言語の違いが面白さを引き出しています。また、その場面に出てくるのがハンス・ランダ大佐なんですよ。彼はとてつもなく良い場面に登場するのです。何度もね。上手にするっと出てくる。

それと、私が一番好きな酒場のシーン。ここは後ほど、アウグスト君に絡めて別途お届けしようとネリネリ中なのですが、ドイツ兵がいる場所にイギリス、アメリカの兵士がナチスの将校になりすまして、敵のスパイと会うシーンなのですね。で、イギリス、アメリカ人はドイツ語を喋れる人でこの時は構成されてます。しかし、イギリス人の操るドイツ語の訛りが変だ!と…疑われるシーン。酒場のシーンは緊張感がありながらもファニーなやり取りで大変に秀逸なシーンでした。

映画全体に、いろいろな言語が乱れ飛ぶのですが、違和感がこれっぽっちもないのです。それは私が日本人だからかもしれません。全てが外国語だから、違和感を逆に感じないのだとは思うけれど、タラ監督の試みは成功したんじゃないかな…。

面白いのは、日本語吹き替えで聴くと、英語→日本語声優さん…ドイツ語→字幕 フランス語→字幕 になってるんですよ。なるほどね。そうするしかないですもんなあ…。でもこうやって観ると、自国語が英語…のアメリカ人、イギリス人の気持ちになって映画を堪能できる可能性もありますね。まだ、日本語吹き替えバージョンは完全に観てないので、また観たら感想をアップします。。

暴力シーンも、いつもタランティーノ作品やロドリゲス作品などを抵抗なく観られている人なら、どれも平気なシーンだったでしょう。私も頭はぎのシーンなどは全然平気なのだけれど、苦手な人がいるのはわかりますよ!殺し合うシーンは普通の銃撃シーン…プラスちょっと残酷なくらい…だとは思うけれど、そういうのも苦手だと「うっ?」って目を背けたくなるのかも。このあたりの残酷描写は人によって受け取り方、苦手感覚は違うので、何とも言えませんが、そのシーンが全体的なウリにはなってないと思います。ブラピ率いる部隊がそういった趣向を持ち合わせた部隊であるという味付けになっているので、そういうシーンを挟んでありますが、それがこの映画全体を支配してはいないかなあ。『殺し屋イチ』などは全体がパープル色の暴力で彩られている!と感じ取れるけど。もちろん私は『殺し屋イチ』大好きなのでありました。

登場人物が全員、まさに、全員魅力的なので、彼らのキャラ設定と、やり取りを観ているだけで時間があっという間に過ぎていってしまった。ストーリーは荒唐無稽といえば荒唐無稽なのです。史実もクソもないのですけれどね。私は何かのメッセージを映画から受け取るタイプではないので、単純に「面白かった」で終わりなのでした。宇宙人からメッセージ、受け取ってみたいよねー。受け取ったらすぐに、モルダーに知らせないと。スカリーに留められるかもしれないけど。「これ以上、モルダーを混乱させないで!」ってスカリーに怒られるかもしれないXファイル!

登場人物の魅力については、『17歳の肖像』をアップした時のように、この感想とはわけて、それぞれの俳優さんを紹介しつつ、彼らが演じた役柄についてコメントしていきたいと思いますので、次の記事になるかはわかりませんが、映画全体の感想としてはここまでです。

各国の反応について…(特にイングロリアス~に関してではないのですが)

最近、ドイツのネットに入り浸ってるので、ドイツ人のレビューを読んだのです。賛否両論でした。当然、絶賛している人の方が多いですよ。ただ、ドイツといえばナチスですから。映画でのナチスや戦争の描き方に言及してるのはドイツ人なら当然でしょう。まあ、それはお国柄仕方がない。それでも単純にワッホー!と面白いと言っている人が多いのです。

でも、アメリカでも日本でもそうだけど、面白いのはどの国でも、その映画を駄目だ…という表現で「この映画は屑のような映画だ!」「ゴミだゴミ。ゴミとしかいいようがない」などと、別にイングロリアス…に限らず、映画を罵倒する場合は「くず映画!」なんだなーと思いました。

うんこ映画とは言われてないの。私はつい、ヘタレ映画に出会うと「このクソシナリオはどーしたこと!?」と言ってしまいますが、ドイツ人は「くずシナリオ!屑テーマ!」みたいにクズクズクズクズ怒っている人は怒っていました。ドイツって玄関や部屋など相当、綺麗にしてるようです。掃除天国。きっちり綺麗にしているのがデフォルトらしい。想像以上に。ドイツに住んでいた友人もゴミの分別などは完璧だったと、言ってましたからね。キッチンもピッカピッカみたいです。そういう国民性も伺えて面白い。ゴミはドイツの人にとって我々が想像する以上に敵なんですよ!

他の表現としては「時間をロストした!」みたいに時間泥棒こんちきしょー!なども各国共通ですよねー。

イングロリアス~は絶賛している人も多いのでバランスいいと思いますが、『レギオン』は各国から「時間泥棒!」と言われていてガックリです。イギリスのレビューも見に行っちゃったもの…。

あるイギリス人のレギオン感想はこうだもの…

Really bad film, terrible script, terrible plot, terrible acting.. just awful.

まじで、ひでえ映画だぜ。ひどいスクリプト、ひどいプロット、ひどい演技、恐ろしくて震え上がるぜ!

ポール……すんすん。ポールは悪くないのだもの…すんすん…。私は好きな映画だからいいんだもの…すんすん…。

でもこの人も、役者としてのポールはベタ褒めしてるの。他の人もそう。映画は最悪だがポール・ベタニーはよかった…という人は多発。上の文章の人もこのように褒めてます。

ポール・ベタニーは実際にはとても素晴らしい役者なんだ。だから彼は当惑を感じたに違いない…。

私もポールは映画の仕上がりに、実際のところどれくらい満足しているのか首を絞めながら聴きたい部分はありますね。

ある意味、ヘタレ映画はルパン以上に泥棒。時間という概念的なものを(?)盗むなんて芸当、普通できませんから。生身で生活していて人の時間を意図的に奪うのは結構疲れると思うのですよ?それが、ものすごい大金をかけて、大量の人数を投入して、各国ロケして…プランニングも一年くらいかけて、一般市民の財布から千円ちょっと盗むためにそれだけの労力をかけるんですからね。割に合わないよね小銭泥棒。DVDでも売れてくれないと本当に困るわけだ。そして屑シナリオ映画の場合は市民の時間をも盗むんですよ!ルパンより大変そう。

映画を観るコツは、基本的に娯楽なのですから、もし、気に入らない、ノれない、つまらない映画に当たってしまった場合は、それを自分の血と肉にしたもの勝ちです。同じ体験をした人が、どこかにいるはずなんです。まず、その人と意気投合できるじゃないですか。もしかしたらその人は形のいいオッパイを持った女の子かもしれません。もし、そこであなたがその映画を気に入っていたら、その形のいいオッパイを、たわわに実らせた女の子と、その映画の話で盛り上がれないかもしれないんですよ?「とんでもねーゴミ映画だったよね!」と、盛り上がれないの。彼女の盛り上がったオッパイも遠ざかるばかり。山は遠くに…乳房は想い出に…。そして伝説へ!!

本当に時間を無駄にさせる映画はそりゃ人生において一本くらいはあるでしょう。私も過去に、一本ありました。でもその一本でさえも…盛り上がるネタになったりするんですよ。意気消沈しててはいけません。良い物ばかり食べて、舌が肥えすぎても鼻持ちならない人間になっちゃいます。いろいろ経験しないと!良い作品ばかり観てると、良い作品同士で細かく差を、つけたくなったりするじゃないですか、しかしヘタレ作品も何本か観てると、「細かいことはいいじゃないか…。映画って楽しいよ!映画最高!ヘタレも楽しもうぜ!」

ってなるはず。ヘタレあるからこそ良い作品がまたより浮き上がる。でもヘタレだってファンはいるのです。むしろヘタレにこそ味がある。私もヘタレだから好きな作品もあるので…。とにかく前向きにいきましょう。面白くなかったのなら…何が面白くなかったのかを面白くファニーに追求したもの勝ちだと思うのであります。追求しなくたって構いません。ただ、ネタとして自分貯金に一応入れておくんですよ。

するといつか立派なペニスを持った男子と話が合うかもしれないじゃないですか。「あー、あれ、俺も変な作品だと思ったんだよねー。でもさーでもさー、ここが面白くなかった?あんなヘタレなかなかないよ!」とペニスも一緒に盛り上がってくれるはずです。(当然、私は話の盛り上がりと、ペニスの盛り上がりをかけてますよ!当然ですよ!必然ですよ!)

というように、イヤだったから、屑映画だったから…などと、怒り心頭で切り捨ててはモッタイナイ。MOTTAINAI! もちろん心底気に入らなかったら忘れるのもいいでしょう。精神衛生上よくありませんからね。我慢は禁物です。イチモツにも影響しますよストレス!

映画を作ってる人達はどこかしらに愛情をかけて作ってると思うので、ヘタレの中にちょっぴりでも愛を感じ取れたなら、切り捨てるのは私はやめています。例えば俳優さんが一生懸命やってるな…と感じたらそれだけでラブリー。もちろん楽しく罵倒はしますけどね。見かけ上切り捨てたりもしますけど。基本、愛ある罵倒を心がけます。

すっごい、ばか…だけど好き…。ペニスの先が、くにくに自然と動いている変な人もいるかもしれませんが、そこが好き!みたいなのと一緒ですよ。多分ね…。

ふう、私の苦労は18禁を心がけてるので無理矢理ペニスを文章にねじこんでいる作業でしょうか。すごく無理してるんですよ。まあ、嘘ですけどね。全然無理じゃありません。全てのラインにペニスを入れろ…というブログ規約ができても私は立ち向かえます。それもネタになりますよね。

「昔、借りてたブログでさあ、急に『ペニスを一行に一回は入れるように。規約に反した場合はブログごと削除されます』っていうのがあって…」

って絶対に話題になります。1分くらいしか持たない話題かもしれないけれども!基本、アリとキリギリスですよ。どんな苦行もいつかは笑い話になるさ…みたいな。ヘンテコな経験も貯蓄です。絶対に役に立つから。話のネタのために生きる!

というわけで、『イングロリアス・バスターズ』は私にとって素晴らしいファンタスティック!エクセレントな映画でした。私にとっては宝石映画でした。時間も有効活用!しかもネタの宝庫です。良い作品で更にネタの宝庫なんて最高としか、いいようがありません。ギラギラします!!タランティーノ愛してるぜ!

あ、それとブルーレイは素晴らしいクオリティーでした。ただ、起動に異常な時間がかかるの。何故?パソコンみたいに「読み込んでます…ガーッ」といったゲージが出るんですよ。ブルーレイってそういう仕様なの?他のブルーレイ映画は違ったと思うのだけど、この作品はやたらと読み込みに時間がかかる。何をそんなに読み込んでるのかしら…。この『イングロリアス~(ブルーレイ)』について、ドイツ人は「俺の家にあるデッキじゃかかんなかったぜ!」と言っている人が多かったので、デッキとの相性が、あるのかもしれないですね。普通DVDバージョンは平気だと思うのだけど。ブルーレイは確かにちょっと読み込みがかかりすぎるし、軽やかじゃない気はします。ちなみに我が家はプレステ3でブルーレイは視聴。プレステ3では平気でした。でもプレステ3もいろいろバージョンあるからね。

『イングロリアス~』ブルーレイ、普通版、ドイツ版、英語版…の違いも、いずれお話したいと考えてます。ええ、私、好きなものは我慢ができない収集癖がある人間なのです。女はそれを我慢できない!ってやつですよね。OK収集!


では出演者別感想はまた別途!
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映画『イングロリアス・バスターズ』で「すっこんでろクソアマ!」とぷんぷん怒ったアウグスト・ディールに首っ丈の巻

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(↑撮影現場でのアウグスト・ディール

映画本編の感想よりも先にアウグスト・ディール君のとあるシーンに心臓をぶち抜かれた記事をアップ。

アウグスト君はナチス、ゲシュタポの少佐、ヘルシュトローム少佐を演じました。私は軍人の階級や、ナチスの組織的なものは、よくわからないのですが、映画に出てくる軍人は皆、所属を言い放っていたのです。ゲシュタポってナチス・ドイツ期のドイツの秘密警察となってますね。ウィキで見てみると。

ナチス関係だと、ハンス・ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)は親衛隊所属の大佐。ハンス・ランダ大佐は最高の演技だった。クリストフはこの演技で数々の輝ける賞を受賞してます。

ヒロインに一目惚れをしちゃう、若きドイツの英雄、フレデリック・ツォラー親衛隊一等兵(ダニエル・ブリュール)も、親衛隊所属ですね。字幕ではSSってなってたかな。

親衛隊(Schutzstaffel略号SS)は、ドイツの政党、国家社会主義ドイツ労働者党の組織。

ウィキみると政党組織全体を示すっぽいよね。大きい意味じゃアウグスト君もSSなのであろう。詳しいイロハは軍事マニアならお手のものだろうな。各国によって違うだろうし。私が理解してるのはケロロ軍曹くらいだもの。って、よく考えたらケロロ軍曹の階級だって私は理解してない。一応、ケロロがリーダーのようなのでケロロがあの中じゃ一番偉いのだろうけれど。ケロロ小隊っていってるくらいだから小隊の隊長なんだよねモア殿!

意味不明?(モア風)

制服も同じドイツ人でもそれぞれ違って萌えた。私は今まで軍服萌えは、それほどしてこなかった。サラリーマンの背広フェチではあるが、制服萌えは学生服でもそんなになかったから。ただ、海外の軍人が冬仕立てのビシッとした格好をしているのを見るのは好きでした。コート萌えでしょうかね。腰でキュッとしばってる系っつーの?前に、ヨーロッパ行った時、目的地に着く前に露西亜で給油したのね。もちろん飛行機から降りられないし、今の政治状況とも違うから、今はどうなってるのかは知らないけれど、見るからに凍てつく大地をアスファルトからも感じさせるロシアの滑走路…。そこにビシッとロングコートを着た軍人がライフル持ってわらわらしてるのには鼻血が出た。帽子も、もきゅっとした毛皮のロシア帽かぶってるし、たまらない!! ちなみに私はこの話をよくしてると思うので「もう聞くの三十回目だよ…」という人もいるかもしれない。でも何度でもする。印象深かったんだもん。日本の空港に軍人さんはいなからね。空気感が違ったよ。旅客機に対してもギラギラと目を配ってるそのシステムの違いに!しかも美麗武装で。や、本人達にとっては軍から支給されているただの制服なんだろうけれども。対外的には美麗に見えましたよ。凍てつく空港で誰からも見られないといえば見られないのに、完璧にバシッと決めていた。まあ、飛行機の中から私が、ガン見してましたけどね。望遠のカメラを持って行けばよかったよ!射殺されたかしら。望遠なんて持って撮影してたらね…。すんごい昔のロシアですから!

さて、映画『イングロリアス・バスターズ』でも制服は当時のソレを忠実に再現しているとは思うのです。イギリス、フランス、アメリカ…とね。それらの国が出てきたのですが。あっ…そういえば先日、えらく感動した『パンズ・ラビリンス』も戦争下の話なのでスペインの軍服を拝んだのだった。

政治的思想や戦争に対する考えを一切述べるつもりは、ここではありませんが、単純にお洋服という部分だけ切り取ってみると…普段着はどーだか知らないが、ドイツの軍服は群を抜いてカッコEEEEEEE…とは思った。ドイツっていうよりナチスになるんでしょうけれども。

普段着やおしゃれ着はそりゃ、戦争時代だってフランス、イタリア最高なんだとは思うのですよ。しかし軍服はどーよ?他の軍服を全て知らないからわからないが、精神的にストイック傾向にある国の軍服は美しい…ような気がする。生活的にもストイックな国は更に。ヨーロッパ系の話に限定していってます。アジアが混じると半袖っぽいクールビズ制服があったりするよね。基本、ヨーロッパを念頭に喋ってます。

ポール・ベタニーも『ベント』でナチスのちょい偉い人(部下に指図できる立場にはいる人)をチョイ役なんですが演じているわけだが、そのナチス制服の似合うっぷりといったら。やっぱり顔はドイツ系なんだろうな…。違和感なかったもの。その時の格好はこの後にアップする予定です。そこでポールが着ていた制服が今回アウグスト君が着ていた制服と同じタイプだった。黒系のアレですね。ポールのロングコートは迫力あるよ。背が高いもの。

しかし、アウグスト君も小さくはないのです。180センチあれば十二分でしょう。外人は高い人が多いから、少しでも恰幅よくて巨大な人が出てくると普通背丈の人も小さく見えてしまう。

アウグスト君はカラダそのものは華奢なのでした。でも太っちゃいけないと思う。役柄で太るのはいいが、太ってはいけないだろう。最初からぽっちゃり系ならいいが、元が痩せている人は基本的には痩せをキープしてほしい。スターなんですから。

で、『イングロリアス・バスターズ』での初登場シーン。

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↑このままの大きさ

これはヒロインのショシャナを迎えにきているシーンなのね。右がアウグスト君です。このあたりの話はまた別枠でゆっくり。何故、上からのショットかと言うと、ショシャナが映画館の広告文字を梯子にのっていじっている状態なので、ショシャナから見た目線になってるのです。カメラの位置が。

そしていろいろと萌えツボは散らばってるのですが、映画的にも見所シーンの一つ、酒場でのシーンに目が釘付けになります。

いろいろ、やり取りがあって、ドイツで有名な女優が実はアメリカ・イギリスと繋がっているのがバレてしまうシーンなのね。観客には最初からばれている状態です。なのでハラハラするわけです。ばれないようにと願いながら見るわけですからこっちはね。

ドイツ将校に化けたアメリカ、イギリス兵がそのドイツ女優と落ちあう酒場に、ナチスの兵隊がいっぱいきちゃってる…さあどう切り抜けるかというシチュエーション。ここのシーン、見せ場ですよね。

で、今日は唐突ですがバレたシーンで…。少佐が「お前らいい加減に芝居はやめろ」と、変装している側に突っこんだシーンです。それで正直に「ええ、スパイでした」という人はいない。なので、変装していたイギリス軍人とドイツ女優はアウグスト君の誤解を解こうとするんだけど(もちろん誤解じゃなく実際にはズバリ言い当てられてしまっているわけだが)…女優が口を開いた途端に


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すんごい怒ってるの…。当然なんだけどね。この女は祖国ドイツを裏切っている女優なのだから。少佐は怒って当然なのだけど、アウグスト君のそこにいたるまでの神経質そうな性格&疑ってかかってくるきめ細やかな演技…が、ひたひたひたひたきていてコレですから。声を巨大にしているわけじゃないけど、すんごい怒ってた。きゅんきゅんする♪

後でこれもゆっくり感想を述べながら書く予定ですが、この映画、全員英語を喋るタイプのハリウッド映画じゃありません。普通、戦争映画でもなんでも、英語で作られている映画だとしたら、他国の人が出てきても自然と全員英語を喋りますよね。ポイント的に使う場合は多国語をチョロッと聞かせたりするけれど、基本はフランス人だろうが、ハリウッドベースで英語会話をしている映画だったとしたら、全編英語です。

だが、『イングロリアス~』のイカした設定は、全員が自国語を喋るのです。もちろん軍人は二カ国語、三カ国語と喋れる人を出しているので、ある場面じゃドイツ人なのにフランス語で会話をやりとりするんですよ。そのあたりの按配が絶妙。この映画は言語の違いを楽しむ映画でもある。そのやりとりが緊張感を生む。

この酒場でもドイツ圏内における訛りの違いを指摘するシーンが出てきます。その場面も素晴らしかったのでまた後日。

つまり、「黙ってろ、このクソ売女が!」という台詞も英語じゃなくてドイツ語で喋ってるの。股間が濡れる。 右がアウグスト君です。左は昔のハリウッド・スターのような風格があって、とてつもなくハンサムなマイケル・ファスベンダーさん。イギリスの軍人アーチー・ヒコックス中尉を演じてました。彼についてはまた後日。

ちなみに字幕は英語と日本語だけに対応。字幕を英語にしてチェックしてみました。


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Shut up slut !


slut ビッチと同じような意味ですね。道徳観念の欠けたふしだならクソアマってわけですよ。厳密にいうと、ビッチは意外と性的なふしだらじゃなく…性格的に問題ありっていうニュアンスが強いみたい。日本だとビッチは淫乱的なイメージもあるじゃないですか。もちろんビッチ=メス犬、という意味もあるくらいですから、どちらにしろ、女性に対しては非常に侮蔑的な言葉。

ちなみに Well, Major. と言っているのは、このキャプチャーしたシーンだと映ってませんが、直前に女優が喋りかけてるのです。「ねえ少佐…」と。なので間髪入れず「黙ってろクソアマ!」となるわけなのであった。

major はいろいろな意味がありますが、少佐として肩書きや呼びかけのときは Major と一番上を大文字にするようです。勉強になりますです。

an Army major 陸軍少佐

Major Smith スミス少佐


こんな感じで使い分けるっぽいですね。もちろんmajor は形容詞としても より大きい、より重要な、一流の…などの意味があったりします。名詞でもメジャーはよく使いますものね。大企業などの意味もある。他にもいろいろと意味があって奥が深い単語だ。私は少佐という使い方は知らなかった。無知無知。

話を戻します。

で、耳を澄ませるとやはりアウグスト君はドイツ語で喋ってる。ドイツ語で叫んでる。ドイツ語で何ていうんだろうか…。「このクソアマが!黙ってろっつってんだろ!」って何ていうの?ドイツ語で!興奮クレッシェンドォォォォ!

グーグル翻訳に頼ったコンビニな私。だって発音も文章で言ってくれるのだもの!<グーグル翻訳


Shut up Schlampe !


発音を聞くと…ショウトゥ…ップ シュランペ…と聞こえます。

そして映画でそのシーンをよく聞くと確かに


"Shut up Schlampe ."


とアウグスト君は激昂しながらも冷ややかに言い放っていた。ざわつく私の脳みそ!


* 2010 7/2 追記

* 2014/11/26 写真追加

(7/2に『イングロリアス・バスターズ』ドイツ版が届いたので字幕をチェックしました。ドイツ語で台詞字幕がちゃんとついていたので…そうしたら… そして写真も2014/11/26追加しました。四年ぶりに記事を修正したことに!)


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Schnauze, du Schlampe .


と、言ってました。何、私、耳コピーした気でいたのかしら!おほおほおほ。

シュナウツェ…デュ…シュランペ と言っているようだ。

Schnauze というのは直訳すると「犬の口ひげ」「犬の鼻面」のようですが、「黙れ!」というように使うみたいですね。du は you なのかな。敬称だとSie のようです。ってよくわからないが、ここでは「貴様は黙ってろ、このスベタが!」でいいのでしょう。

追加↑ここまで…


他にもこの酒場のシーンは萌えどころが詰まりすぎてるので、ゆっくり本編感想とは別枠で取りあげていきたいと思います。今日はとにかくドイツ語講座として私は役割を果たしたのではないかと。いつか、ドイツ女で嫌なクソアマが人生で現れた時、そしてそのクソアマが気楽に喋りかけてきやがった時…

Schnauze, du Schlampe .

と、ドイツ語発言で高らかに言ってやりましょう。その後、訴訟になっても知りませんけれども。責任は負いませんぞ。ふんふんっ(負わない心意気)♪

では次の記事まで


Einen schönen Tag !!

(アイネン シェーネン ターク! 意味→よい一日を! )
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全てのカテゴリでネタバレあり。

18禁的な感想もあり。その場合は記事ごとに注意をつけていきます。

映画、海外ドラマの感想、俳優に対するパッショネイトが中心の映画ブログ。

ブログのタイトル Movie Star No.1 は ポール・ベタニー出演映画『ギャングスター・ナンバー1 (Gangster No.1)』から。Gangster の綴りはよく見ると star ではなく ster なのですが、映画スターといえばやはり☆ということでミックスしました。

ポール・ベタニー(英)とアウグスト・ディール(独)、ダニエル・ブリュール(独)、バーナビー・メッチュラート(独)、セバスチャン・ブロムベルグ(独)、ビロル・ユーネル(独)に惚れ込み中ですが、女優・男優 問わず、素敵な俳優さんをご紹介していきたいと思ってます。

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